こんにちは、ブリッジ・シー・エステート代表の澁谷です。
私は、公認会計士・税理士の資格を保有しながら、不動産会社の経営に携わっています。
富裕層向けの資産運用、個人向けライフプランニング、相続対策、不動産販売・管理、リノベーションなど、様々な事業を手掛けてきました。
このような経験から得た資産運用ノウハウを、全6回にわたって歯科医師の皆さまにご紹介します。
ライフプランニングにお役立ていただければ幸いです。
前回は、現金を使っての不動産運用について解説しましたが、今回は借入れを使った運用について説明したいと思います。
借入れをして資産を保有する
前回(歯科医師の資産運用 第3回「資産運用のしくみ①」)の事例で挙げたように、住宅や車のように収益を生まない資産の借入れと、収益を生む資産の借入れの違いをイメージ図でご覧ください。
このように収益を生む資産の借入れは、その返済を資産から生み出される収入が補ってくれるため、手元資金を使うことなく資産を作っていくことができます。
運用のための借入れは、日本の金融機関では株式も債券もFXもしてくれることはなく、唯一不動産だけが認められています。
これは、不動産自体に資産の担保価値があるからです。
一般的には、ご自身の収入の7〜8倍までは借入れることができますが、これは、歯科医師、医師、弁護士、会計士のような士業、それに上場企業等にお勤めの方など、一部の選ばれた方にしか使えない力となります。
借入れをして運用することを「レバレッジを効かせる」といいます。
先程述べた通り、レバレッジを効かせて投資をすれば、仮に1,500万円の収入がある方は、資金を使うことなく1億円以上の資産をつくることができます。
はじめは、資産と負債が両建てとなりますが、返済は入居者の家賃収入で賄いますので、返済が進むにつれて徐々に純資産が顕在化していくイメージです。
砕けた表現でいうと、見ず知らずの入居者が自分のために貯金をしてくれているというイメージです。
繰り返しですが、自分以外の第三者が負債を返済してくれる点が、運用型の不動産の面白いところです。
不動産運用をすれば生命保険は不要?!
皆さんの多くは、生命保険に入っていますよね?
「自分に万が一のことがあった場合に家族に資産を残すことができる」、これが生命保険の主たる機能です。
もちろん、その他にも貯蓄性の高い保険や医療保険など、色々あります。
実は、今までお話していた不動産での運用に、同じような保険機能がついてくるというのはご存じでしたでしょうか。
不動産を購入する際の借入れ金利には、団体信用生命保険(団信)という保険が付帯しています。
ご自身に万が一のことがあったときには、団信が適用されて借入れが全額返済されます。そのため、ご家族には無借金の資産が残されるというわけです。
運用型の不動産の団信には、最近では死亡保険だけではなく、8大疾病付保険やがん保険などが付帯している商品もでてきています。団信は、加入時の年齢に応じて保険料が高くなることはなく、一定という点も魅力です。
いままで加入している保険を見直してみるのもよいかもしれません。
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