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パーシャルデンチャーの基本を押さえたIOD・IARPDの臨床

パーシャルデンチャーの基本を押さえたIOD・IARPDの臨床の画像です
「欠損歯列・欠損補綴の要素」「パーシャルデンチャーの要素」「インプラントの要素」の3つの視点から,IOD/IARPD臨床の成功のための秘訣を解説し,数多くの長期経過症例から,超高齢社会におけるIOD/IARPDの立ち位置を検証

・超高齢社会において,少数のインプラントの応用によるIOD,既存のパーシャルデンチャーを活かしたIARPDの需要は高まっています
・IOD・IARPD臨床の成功には,インプラント治療に関する技術はもちろん,パーシャルデンチャーの設計理論,さらには欠損歯列・欠損補綴の正しい理解が求められます
・豊富な長期経過症例の提示により構成される本書は,それらの知識・技術を盤石なものにする1冊です!
Introduction IOD/IARPDに,なぜパーシャルデンチャーの知識が必要なのか?―McGillコンセンサスへの疑問と欠損歯列・欠損補綴
Section 1 IOD/IARPD臨床を成功に導く “欠損歯列““欠損補綴”の要素―欠損歯列の病態を見極め,欠損補綴(デンチャー製作)の難易度を測る
 1.“欠損歯列”を読む
  (1)「欠損歯列を読む」とは?―欠損歯列と欠損補綴
  (2)欠損歯列の特徴
  (3)欠損歯列の原因
  (4)欠損歯列と咬合支持
  (5)欠損歯列の分類 1.ケネディの分類
  (6)欠損歯列の分類 2.アイヒナーの分類
  (7)欠損歯列の分類 3.宮地の咬合三角
  (8)咬合三角を用いた欠損歯列症例の分析
 2.“欠損補綴”のキーワード
  (1)受圧・加圧
  (2)犬歯
  (3)顎堤条件
  (4)剪断応力
  (5)個の多様性
  (6)欠損歯列の診断に基づく欠損補綴
Section 2 IOD/IARPD臨床を成功に導く “パーシャルデンチャー”の要素―パーシャルデンチャー設計の基本をIOD/IARPDに活かす
 1.パーシャルデンチャー設計の基本
  (1)パーシャルデンチャーの構成要素
  (2)義歯床
  (3)人工歯
  (4)連結装置
  (5)オルタードキャストテクニック
  (6)支台装置
  (7)一次固定・二次固定
Section 3 IOD/IARPD臨床を成功に導く “インプラント”の要素―長期経過症例とともに学ぶIOD/IARPDの臨床術式と評価
 1.IOD/IARPDの臨床を支える,現在のインプラント基本技術
  (1)ガイドシステムを使用したインプラント埋入
  (2)初期固定と骨質
  (3)骨補填とマルチレイヤーフラップ(double thickness flap変法)
  (4)CTG,FGG,Split Crest
  (5)骨増生
  (6)硬い骨へのインプラント埋入
 2.長期経過症例から考えるIOD/IARPDに求められるコンセプト
  (1)天然歯との連結の是非
  (2)歯列改変
  (3)受圧条件・加圧因子の改善
  (4)上下顎歯数のバランス
  (5)「支持」が重要
  (6)補綴的偶発症
  (7)上部構造と義歯床
  (8)IODの限界
  (9)補綴設計とインプラントのロスト
  (10)既存の義歯を使用しながらIARPDへ改変
  (11)インプラント患者のメインテナンス
 3.ロケーター,サージカルガイドを用いたIOD/IARPD臨床術式
  (1)顎堤吸収量とアタッチメントの選択
  (2)ロケーターアタッチメントの特徴と製作工程
  (3)静的ガイドシステムと動的ガイドシステム
  (4)金属床PD→金属床IARPDへの改変
  (5)固定性から可撤性へ

 コラム:Stepupのためのワンポイント
  1 パーシャルデンチャーへの関心は低い?
  2 歯式で書く
  3 欠損歯列のエンドポイント
  4 10歯前後欠損症例
  5 咬合三角にみるインプラント応用の傾向
  6 歯科医院単位でみた,患者さんの欠損歯列の傾向
  7 時間軸での診断―「歯の生涯図」
  8 慢性疾患としての病態診断
  9 金属アレルギー―長期経過と患者さんの全身状態の変化
  10 小連結装置(マイナーコネクター)と義歯の強度
  11 クロールとクラトビル―緩圧か?リジッドか?
  12 咬合採得にゴシックアーチを応用しよう
  13 審美エリアのインプラント埋入
  14 exocadを使用した上部構造製作
  15 Sinus floor elevationにおける骨増生の予後
  16 インプラント周囲組織へのプロービングの是非
  17 文献にみる,天然歯とインプラントの連結の是非
  18 下顎犬歯部の舌下動脈走行
  19 天然歯とインプラントの被圧変位量
  20 補綴的偶発症の頻度
  21 IODのスクリュー構造と義歯の改変
  22 アタッチメントの種類
  23 ガイド使用時の浸潤麻酔のコツ
  24 着脱方向とアンダーカット
  25 ジーシー サイトランスグラニュール
  26 チタンメッシュによるGBR
  27 オトガイ部からの自家骨採取
  28 固定性補綴か? 可撤性IODか?
  29 メインテナンスとインプラントの生存率
  30 IOD/IARPDの臨床成績

 あとがき
 文献
 著者紹介

パーシャルデンチャーの基本を押さえたIOD・IARPDの臨床

  • 著者

    藤関 雅嗣

  • 出版社

    医歯薬出版株式会社

  • ページ

    280ページ

  • サイズ

    A4判

  • ISBN

    978-4263461822

  • 価格

    26,400円(税込)

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