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口腔習癖実践編

口腔習癖実践編の画像です
健全な歯列は健全な機能に宿る!
さあ,ようこそ奥深い口腔習癖の世界へ

●口腔習癖の基本を解説した好評書が,さらに実際の臨床での対応を盛り込んで,パワーアップ!
■子どもの正常な口腔機能と理想的な歯列・咬合を目指すすべての方に
口腔習癖はとにかくわかりにくい
・本書ではそんな“見えない”問題をアイコンで“見える化”し,誰でも一目でわかるようにします.
・さらに検査,矯正装置,処置,そして機能訓練とそのコツまでをすべて網羅!
・実際の症例をどのようにみて,どのように対応をするか,臨床で口腔機能の問題に遭遇したときに必要なことを まとめたハウツー本です.
★付録:「患者説明用紙」「機能訓練チェックシート」など
はじめに
第1章 小児の歯列を正常な状態に導く
  正常像を知ろう
  歯年齢ごとの正常な発育
  異常の兆候は歯列形態に現れる
  異常の兆候を発見するために~何よりも記録をしっかり残す
第2章 口腔内の問題をアイコンで見える化する
  問題点を把握し,対応するためにアイコンを利用する
  対応一覧表
  症例でみるアイコンの活用法
  症例を通して
 形態の問題
  01開咬
  02咬合高径高い(オーバーバイト浅い)
  03過蓋咬合(オーバーバイト深い)
  04右正中のずれ/左正中のずれ
  05反対咬合(オーバージェットマイナス)
  06オーバージェット大
  07叢生
  08上顎劣成長
  09AngleII級
  10AngleIII級
 機能の問題
  01指しゃぶり
  02口呼吸
  03異常嚥下癖
  04構音障害
  05口唇閉鎖不全
  06舌筋力弱い
  07舌の動き悪い/弄舌癖(動かしすぎる)
  08咬合力弱い
  09クレンチング
  10咬唇癖
  11硬食の習慣
  12右偏咀嚼/左偏咀嚼
  13頬杖
  14うつぶせ寝/横寝
 その他の問題
  01舌小帯強直症
  02上唇小帯異常
  03鼻閉
  04先天欠如
  05萌出の問題(乳歯早期脱落,永久歯萌出遅延)
  06早期接触
  07歯胚位置異常
  08齲蝕
第3章 口腔習癖の検査
 汎用機器を用いる検査
  01唾液飲み込みテスト/水飲みテスト
  02鏡テスト
  03ポッピング
  04フルフルスポット/リップトレーサービデオテスト
  05顎振りテスト/ロールワッテテスト・ストッピングテスト/咀嚼試験/開閉運動テスト
 専門機器を用いる検査
  06りっぷるくん
  07JMS舌圧測定器
  08オクルーザルフォースメータGM10
  09デンタルプレスケールII+バイトフォースアナライザ
第4章 口腔習癖を考慮した歯列拡大装置の選択
  01拡大床
  02Quad Helix/Bi Helix
  03Hyrax
  04バイオネーター
  歯列拡大装置の選択
第5章 機能改善を促すための処置
  01削合調整
  02乳歯バイトアップ法
  03片側乳歯バイトアップ法
  04舌小帯切除
  05上唇小帯切除
  06開窓術
  07MTM
第6章 口腔習癖を改善するための機能訓練
  01スポットトレーニング
  02ガーグルストップ/鼻呼吸テープ/鼻唄
  03ポスチャー/ドラッグバック/ゼリートレーニング
  04構音訓練
  05りっぷるとれーなー/風船膨らまし/割り箸くわえ/シール・付せん
  06ポッピング/ガムトレ口蓋/ペコぱんだ/ミッドアンドスティック
  07フルフルスポット/リップトレーサー
  08ガムトレーニング/片側ガムトレーニング
  09前合わせトレーニング
  10正中合わせトレーニング
第7章 機能訓練の実際
  機能訓練は行動変容が必要
  すべての症例は治せない
  失敗の原因は?
  部分的に改善できず,問題が残ってしまった症例
  カリスマ性や人間力に頼らずに
  保険診療に収載された小児の口腔機能発達不全症
  「性弱説」という考え方
  まとめ―人間力に頼らないシステムづくり
  Case1
  Case2
第8章 アイコンを活用して対応した症例
  Case1 異常嚥下癖は改善に時間がかかる
  Case2 偏咀嚼は一度改善しても再び生じる
  Case3 正中のずれの原因は「偏咀嚼」と「萌出の問題」の鑑別が必要

 まとめ 健全な歯列は健全な機能に宿る~あとがきにかえて
  機能と形態
  小学校低学年(前歯部交換期終了)までに始める
  小学生のうちに道筋をつける
  健全な歯列は健全な機能に宿る

 付録
  (1)患者説明用紙
  (2)機能訓練チェックシート
  (3)気づきのシール
  (4)アイコン対応表
  (5)口腔習癖に対するアンケート
  (6)歯科衛生士の機能訓練記録
  (7)アイコンのデータ

 COLUMN
  低位舌の原因
  咬合力と,下顎の前後的・上下的咬合関係
  形態の問題(不正咬合)の判定
  調音器官
  弄舌癖と舌突出癖
  舌の動きが悪い/弄舌癖(動かしすぎる)アイコン
  咬合力と咬合高径
  鼻呼吸の重要性
  歯列を乱すもう1つの問題=解剖学的(遺伝的)要素
  口腔内写真撮影の重要性とビデオ活用の難しさ
  筋力測定の検査機器の不確かさと数値化の魅力
  リテーナーの工夫
  拡大床による歯列拡大
  歯科衛生士の役割
  機能訓練の時間
  気づきのためのシール
  アイコンを臨床で活用するコツ
  恥ずかしがり屋さんとお調子者さん
  男子校に対する偏見かもしれませんが……

口腔習癖実践編

アイコンで見える化する口腔機能の問題点
  • 著者

    河井 聡

  • 出版社

    医歯薬出版株式会社

  • ページ

    220ページ

  • サイズ

    A4判変型

  • ISBN

    978-4263422939

  • 価格

    9,900円(税込)

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