長年にわたり臨床および教育現場で研鑽を積んできた新進気鋭の著者が放つホームケア指導の決定版！大手歯科商社等でセミナー講師を経験し、満を持しての著者デビュー。
ベテラン、新人に関わらず、ホームケア指導の最新の考え方、セルフケアグッズの最新情報、患者さんへの指導の実際等に関する歯科医院内でのマニュアルとして最適です。
はじめに　患者さんが効果を実感できる指導のために
PART1 　セルフケアグッズに強くなる：患者さんにあったものを選ぶために 第１章　セルフケアグッズの種類と用途を頭に入れよう
　1　患者さんにとっての「とっておきの１本」を選ぶために 　
2　１つひとつのセルフケアグッズの特徴を知っておくことが大事
第２章　歯ブラシの基本的な選び方、患者さんへの伝え方
　１　歯ブラシ選択のポイント
　２　歯ブラシの持ち方
　３　ブラッシング圧（力のコントロール）
　 ４　歯ブラシの交換時期
第３章　患者さんにあった歯磨剤を選ぶための基本知識と伝え方
　１　歯磨剤の分類
　 ２　歯磨剤の基本成分と薬効成分
　 ３　歯磨剤に含まれる成分を理解する：う蝕予防歯磨剤編
　４　歯磨剤に含まれる成分を理解する：根面う蝕予防歯磨剤編
　 ５　歯磨剤に含まれる成分を理解する：歯周病予防歯磨剤編
　 ６ 歯磨剤に含まれる成分を理解する：ホワイトニング用・知覚過敏用歯磨剤編
　 ７　市販歯磨剤と歯科専売歯磨剤の違いを伝えるための基本知識
第４章　補助清掃用具と電動歯ブラシの使い方・患者さんへの伝え方
　１　補助清掃用具の使い方
２ 電動歯ブラシの使い方
PART2　ブラッシング指導のための臨床アドバイス
　第１章　歯の効果的な磨き方の伝え方
　　１　患者さんへの伝え方で大切なこと
　 ２　ブラッシング指導の流れに沿ったポイントの抑え方　
　 ３　磨き残しを防ぐ部位的ブラッシング指導のポイント
第２章　ブラッシング指導での患者さんの導き方　８つの　　
　１　口腔の健康観の違いを理解する
　２　最初にわかっておきたい患者さんとの「意識ギャップ」
　 ３　自分の「状態」を自覚してもらうことから始める　
４　相手の知識量に応じた「患者教育＝情報提供」を考える　
５　タイミングを見計らい、患者さんに「どうなりたいか」を問いかける　
　６　責任の線引をする
　７　伝えたいことは「小出し」にする
　８　患者さんの「できる！」をひとつずつ増やすつもりで指導する
第３章　患者さんのモチベーションを上げる２つのポイント　
　１　ゼロのスタンス
　２　必ず褒める
第４章　歯科専売セルフケアグッズを勧める時のポイント
　１　自信を持ってセルフケアグッズと勧められるようになるには
　２　自身のブラッシング指導にいくらの値段をつけますか？
３　セルフケアグッズの勧め方
第５章　対象者別指導のポイント
　１　低年齢児（保護者向け）
　２　３～５歳児（保護者向け）
　３　６～８歳児、９～１４歳児
　４　若年者向
　５　成人期
　６　高齢者
おわりに
　セルフケアや指導において重要なことは何？「最善」より「最適化」を