著者の2,000症例近くのリンガル治療の経験をもとに、患者に寄り添う矯正臨床につながるよう、リンガル治療を核として、さらにラビアル治療、アライナー、骨格性拡大装置など他の装置の良さにも目を配りつつ、それらを融合して最新のリンガルブラケット矯正法を提示。本当の意味でのInvisible applianceが確立されることを目指したもの。
目次
第Ⅰ章 リンガルブラケット矯正法実践に必要な事項
1 私のリンガルブラケット矯正法の流れ(術者サイド必須事項)
2 リンガルブラケット矯正法における患者さんに対するリスクマネジメント(患者へのケア)
3 矯正歯科医が心がける事項について
第Ⅱ章 ClassⅠ症例の治療
1 リンガルブラケット矯正法の特性を活かした上下顎歯列の狭窄を伴うⅠ級叢生症例
2 Maxillary Skeletal Expander(MSE)を使用した上下顎歯列の狭窄を伴う症例
3 Bilateral Crossbiteを伴う骨格性Ⅰ級ハイアングル症例
4 上下顎歯列弓の狭窄を伴う非抜歯症例についての考察
5 典型的なリンガル抜歯症例
6 抜歯、非抜歯治療について私の選択基準
7 LAS分析のシェブロンチャートの重要性
第Ⅲ章 リンガルブラケット矯正法によるClassⅡ症例の治療
1 Unusual extractionによる右側ClassⅠフィニッシュ、左側ClassⅡフィニッシュの骨格性Ⅱ級ハイアングル症例
2 FMA40°(GoGn to SN 47°)を超える骨格性Ⅱ級ハイアングル症例に対するアプローチ
3 過蓋咬合を伴うAngleⅡ級1類ローアングル症例
4 大臼歯がFull ClassⅡ、片側End onのⅡ級咬合を呈する典型的なAngleⅡ級1類の治療法
5 上下顎に著しい叢生とFull ClassⅡの咬合を伴うAngleⅡ級2類症例
6 上顎のみ第一小臼歯抜去にて治療した上下顎歯列弓の狭窄を伴う上顎突出型の骨格性Ⅱ級症例
7 リンガルブラケット矯正法を使用した6つのⅡ級症例に対するまとめ
第Ⅳ章 AngleⅢ級症例のリンガルブラケット矯正法による治療
1 軽度の歯性のⅢ級症例
2 顎矯正手術に対するカムフラージュ治療を行った上下顎非抜歯による片側性交叉咬合(Unilateral crossbite)を伴う骨格性Ⅲ級ハイアングル症例
3 上顎骨の劣成長を伴い開咬傾向を有する骨格性Ⅲ級ハイアングル症例
4 開咬および顎偏位を伴う骨格性Ⅲ級ハイアングル症例
5 前歯部開咬および左側臼歯部交叉咬合を伴う骨格性Ⅲ級ハイアングル症例
6 上顎骨の劣成長ならびに歯列弓全域に及ぶ開咬を伴う骨格性Ⅲ級症例
7 下顎骨の左側偏位を伴う骨格性Ⅰ級ハイアングルの顎変形症例
第Ⅴ章 開咬の治療
1 上下顎前歯前突を伴う前歯部開咬症例
2 下顔面高の大きい開咬を伴う骨格性Ⅱ級症例
3 上下顎小臼歯の低位および大臼歯の過萌出に起因する側方歯開咬を伴う骨格性Ⅰ級症例
4 前歯部開咬および臼歯部交叉咬合を伴う骨格性Ⅰ級症例
5 FMA 角46°の前歯部開咬を伴う骨格性Ⅱ級ハイアングル症例
第Ⅵ章 臼歯部交叉咬合および顎偏位を伴うハイアングル難症例治療
1 両側性臼歯部交叉咬合を伴う下顎後退型の骨格性Ⅱ級症例
2 骨格性Ⅱ級片側性臼歯部交叉咬合の非抜歯症例
3 両側性臼歯部交叉咬合を伴う上顎劣成長による成人の骨格性Ⅲ級ハイアングル症例
第Ⅶ章 リンガルブラケット矯正法の実践に必要な事項
1 Lingual Applianceとアライナー~2つの見えない装置の融合による治療期間の短縮および効率良く効果的な矯正治療の実践~
1.リンガルブラケット装着が難しい症例に対して患者のリンガルブラケット矯正法の希望に応じる効果的な方法はあるのか?
2.なぜ、ハーフリンガルなのか? ハーフリンガル治療の恩恵
3.ハーフリンガルやアライナー治療、ラビアル治療との共存
目次
第Ⅰ章 リンガルブラケット矯正法実践に必要な事項
1 私のリンガルブラケット矯正法の流れ(術者サイド必須事項)
2 リンガルブラケット矯正法における患者さんに対するリスクマネジメント(患者へのケア)
3 矯正歯科医が心がける事項について
第Ⅱ章 ClassⅠ症例の治療
1 リンガルブラケット矯正法の特性を活かした上下顎歯列の狭窄を伴うⅠ級叢生症例
2 Maxillary Skeletal Expander(MSE)を使用した上下顎歯列の狭窄を伴う症例
3 Bilateral Crossbiteを伴う骨格性Ⅰ級ハイアングル症例
4 上下顎歯列弓の狭窄を伴う非抜歯症例についての考察
5 典型的なリンガル抜歯症例
6 抜歯、非抜歯治療について私の選択基準
7 LAS分析のシェブロンチャートの重要性
第Ⅲ章 リンガルブラケット矯正法によるClassⅡ症例の治療
1 Unusual extractionによる右側ClassⅠフィニッシュ、左側ClassⅡフィニッシュの骨格性Ⅱ級ハイアングル症例
2 FMA40°(GoGn to SN 47°)を超える骨格性Ⅱ級ハイアングル症例に対するアプローチ
3 過蓋咬合を伴うAngleⅡ級1類ローアングル症例
4 大臼歯がFull ClassⅡ、片側End onのⅡ級咬合を呈する典型的なAngleⅡ級1類の治療法
5 上下顎に著しい叢生とFull ClassⅡの咬合を伴うAngleⅡ級2類症例
6 上顎のみ第一小臼歯抜去にて治療した上下顎歯列弓の狭窄を伴う上顎突出型の骨格性Ⅱ級症例
7 リンガルブラケット矯正法を使用した6つのⅡ級症例に対するまとめ
第Ⅳ章 AngleⅢ級症例のリンガルブラケット矯正法による治療
1 軽度の歯性のⅢ級症例
2 顎矯正手術に対するカムフラージュ治療を行った上下顎非抜歯による片側性交叉咬合(Unilateral crossbite)を伴う骨格性Ⅲ級ハイアングル症例
3 上顎骨の劣成長を伴い開咬傾向を有する骨格性Ⅲ級ハイアングル症例
4 開咬および顎偏位を伴う骨格性Ⅲ級ハイアングル症例
5 前歯部開咬および左側臼歯部交叉咬合を伴う骨格性Ⅲ級ハイアングル症例
6 上顎骨の劣成長ならびに歯列弓全域に及ぶ開咬を伴う骨格性Ⅲ級症例
7 下顎骨の左側偏位を伴う骨格性Ⅰ級ハイアングルの顎変形症例
第Ⅴ章 開咬の治療
1 上下顎前歯前突を伴う前歯部開咬症例
2 下顔面高の大きい開咬を伴う骨格性Ⅱ級症例
3 上下顎小臼歯の低位および大臼歯の過萌出に起因する側方歯開咬を伴う骨格性Ⅰ級症例
4 前歯部開咬および臼歯部交叉咬合を伴う骨格性Ⅰ級症例
5 FMA 角46°の前歯部開咬を伴う骨格性Ⅱ級ハイアングル症例
第Ⅵ章 臼歯部交叉咬合および顎偏位を伴うハイアングル難症例治療
1 両側性臼歯部交叉咬合を伴う下顎後退型の骨格性Ⅱ級症例
2 骨格性Ⅱ級片側性臼歯部交叉咬合の非抜歯症例
3 両側性臼歯部交叉咬合を伴う上顎劣成長による成人の骨格性Ⅲ級ハイアングル症例
第Ⅶ章 リンガルブラケット矯正法の実践に必要な事項
1 Lingual Applianceとアライナー~2つの見えない装置の融合による治療期間の短縮および効率良く効果的な矯正治療の実践~
1.リンガルブラケット装着が難しい症例に対して患者のリンガルブラケット矯正法の希望に応じる効果的な方法はあるのか?
2.なぜ、ハーフリンガルなのか? ハーフリンガル治療の恩恵
3.ハーフリンガルやアライナー治療、ラビアル治療との共存
リンガルブラケット矯正法の実際
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著者
布川 隆三
川本 達雄
出口 徹 -
出版社
永末書店
-
ページ
344ページ
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サイズ
A4判
-
ISBN
978-4816014093
-
価格
27,500円(税込)