歯科用ジルコニア研究のキーオピニオンリーダーによる,ジルコニアレストレーションの常識(当たり前)と鉄則(ルール)の全てがこの一冊に
・歯科用ジルコニア研究の第一線を走る著者による,ジルコニア修復を「常識」と「鉄則」で解説した待望の一冊. ・同編者による『臨床に役立つ材料選択と接着操作 CAD/CAMマテリアル完全ガイドブック』(2017年刊)を経て,ジルコニア修復についての信頼がおける情報と科学的な判断を支える基礎知識を集めました. ・今後さらに進化する歯科用ジルコニアを適切に臨床応用するために,欠かせない一冊です.
第1章 歯科用ジルコニアの最新基本情報
(1)歯科用ジルコニアの動向
(2)歯科用ジルコニアの微細構造と分類
(3)歯科用ジルコニアの性質
第2章 ジルコニア修復の常識と鉄則
01 常識
ジルコニア修復物は割れにくいが,絶対に割れないわけではない
02 常識
ジルコニアはベニア,インレー,アンレーに適用できる
03 鉄則
混合組成積層型ジルコニアは層の組成により特徴・物性が異なるため,臨床に応じた注意深い配慮が欠かせない
04 鉄則
ジルコニア修復物の適合性に最も大きな影響を与えるのは焼成に関する項目である.臨床においては,特に焼成には注意を払うべきである
05 常識
モノリシックジルコニア修復物は,適正な形態で鏡面研磨処理をすれば,口腔内で疲労破壊する可能性は低く,長期に使用可能である
06 常識
ジルコニアを鏡面研磨すると生じる真珠光沢は“構造色”である
第3章 チェアサイドの常識と鉄則
01 鉄則
ジルコニアの種類によって,最適な支台歯削除量や支台歯形態は異なる
02 常識
鏡面研磨仕上げしたジルコニアは,他の修復材料と比較して対合歯の摩耗が最も少ない
03 鉄則
適切な器材を用いて鏡面研磨仕上げすれば,ジルコニア修復物を低温劣化させずに口腔内で長期間使用できる
04 常識
レジン系接着材の化学的接着力が充分に高い場合,ジルコニア表面のサンドブラスト処理の必要性は低い
05 常識
ジルコニア冠は再治療などの際にはチェアサイドで撤去することができる
06 常識
ジルコニアは金属アレルギーを誘発することはない
07 常識
ジルコニアはプラークが付着しにくい
08 常識
鏡面研磨したジルコニア修復物の表面と歯肉上皮とには,チタンと同等,または,それ以上に優れた上皮付着が生成される
09 常識
ジルコニアは表面改質をすれば骨接合する
第4章 ラボサイドの常識と鉄則
01 常識
半焼結ジルコニアは乾式で切削する
02 常識
ジルコニア修復物は3Dプリンターで製作可能である
03 鉄則
ジルコニアの研磨作業時間を短くするためには,形態修正・研磨に適切な器具・材料を順序正しく使用しなければならない
04 鉄則
ジルコニア修復物の咬合面に対する表面ステインおよびグレージングは避けるべきである
05 鉄則
ジルコニアと反応しやすい元素による過度な着色は避ける
06 常識
ジルコニアは溶接・ろう付けができない
07 鉄則
ジルコニア用電気焼成炉の温度校正は定期的に行う
08 鉄則
無着色ジルコニア焼成体の黄変は焼成炉内の汚染が原因であるため,炉内に付着した不純物を除去することが重要である
09 常識
最終焼成温度を高くしてもジルコニアの透光性は向上しない
10 鉄則
ジルコニアの焼成スケジュールは各メーカー指示に従うべきだが,修復物の大きさを考慮して対応すべきである
11 常識
高速焼成は特定のジルコニアにしか適用できない
12 常識
超高速焼成は4Yジルコニアに有効である
13 鉄則
超高透光性ジルコニアの焼成条件はメーカー指示に厳密に従う
・歯科用ジルコニア研究の第一線を走る著者による,ジルコニア修復を「常識」と「鉄則」で解説した待望の一冊. ・同編者による『臨床に役立つ材料選択と接着操作 CAD/CAMマテリアル完全ガイドブック』(2017年刊)を経て,ジルコニア修復についての信頼がおける情報と科学的な判断を支える基礎知識を集めました. ・今後さらに進化する歯科用ジルコニアを適切に臨床応用するために,欠かせない一冊です.
第1章 歯科用ジルコニアの最新基本情報
(1)歯科用ジルコニアの動向
(2)歯科用ジルコニアの微細構造と分類
(3)歯科用ジルコニアの性質
第2章 ジルコニア修復の常識と鉄則
01 常識
ジルコニア修復物は割れにくいが,絶対に割れないわけではない
02 常識
ジルコニアはベニア,インレー,アンレーに適用できる
03 鉄則
混合組成積層型ジルコニアは層の組成により特徴・物性が異なるため,臨床に応じた注意深い配慮が欠かせない
04 鉄則
ジルコニア修復物の適合性に最も大きな影響を与えるのは焼成に関する項目である.臨床においては,特に焼成には注意を払うべきである
05 常識
モノリシックジルコニア修復物は,適正な形態で鏡面研磨処理をすれば,口腔内で疲労破壊する可能性は低く,長期に使用可能である
06 常識
ジルコニアを鏡面研磨すると生じる真珠光沢は“構造色”である
第3章 チェアサイドの常識と鉄則
01 鉄則
ジルコニアの種類によって,最適な支台歯削除量や支台歯形態は異なる
02 常識
鏡面研磨仕上げしたジルコニアは,他の修復材料と比較して対合歯の摩耗が最も少ない
03 鉄則
適切な器材を用いて鏡面研磨仕上げすれば,ジルコニア修復物を低温劣化させずに口腔内で長期間使用できる
04 常識
レジン系接着材の化学的接着力が充分に高い場合,ジルコニア表面のサンドブラスト処理の必要性は低い
05 常識
ジルコニア冠は再治療などの際にはチェアサイドで撤去することができる
06 常識
ジルコニアは金属アレルギーを誘発することはない
07 常識
ジルコニアはプラークが付着しにくい
08 常識
鏡面研磨したジルコニア修復物の表面と歯肉上皮とには,チタンと同等,または,それ以上に優れた上皮付着が生成される
09 常識
ジルコニアは表面改質をすれば骨接合する
第4章 ラボサイドの常識と鉄則
01 常識
半焼結ジルコニアは乾式で切削する
02 常識
ジルコニア修復物は3Dプリンターで製作可能である
03 鉄則
ジルコニアの研磨作業時間を短くするためには,形態修正・研磨に適切な器具・材料を順序正しく使用しなければならない
04 鉄則
ジルコニア修復物の咬合面に対する表面ステインおよびグレージングは避けるべきである
05 鉄則
ジルコニアと反応しやすい元素による過度な着色は避ける
06 常識
ジルコニアは溶接・ろう付けができない
07 鉄則
ジルコニア用電気焼成炉の温度校正は定期的に行う
08 鉄則
無着色ジルコニア焼成体の黄変は焼成炉内の汚染が原因であるため,炉内に付着した不純物を除去することが重要である
09 常識
最終焼成温度を高くしてもジルコニアの透光性は向上しない
10 鉄則
ジルコニアの焼成スケジュールは各メーカー指示に従うべきだが,修復物の大きさを考慮して対応すべきである
11 常識
高速焼成は特定のジルコニアにしか適用できない
12 常識
超高速焼成は4Yジルコニアに有効である
13 鉄則
超高透光性ジルコニアの焼成条件はメーカー指示に厳密に従う
ジルコニア修復の常識と鉄則
隔月刊「補綴臨床」別冊
-
著者
伴 清治
-
出版社
医歯薬出版株式会社
-
ページ
160ページ
-
サイズ
A4判変
-
ISBN
491-0081241024
-
価格
7,150円(税込)