【令和時代の帳票類にアップデートしました！】「曖昧な知識」や「誰それの経験」だけでは、個別指導・監査・行政処分には対応できません！　本書は、全国の歯科医院の行政対応に日々取り組んでいる弁護士だから書けた、きわめて現実的かつ実務的なストーリーで構成されています。弁護士と歯科医による「対話形式の物語」で読めるので、個別指導や監査、医道審議会の行政処分などが生じるシチュエーションや正しい「行政への対応法」が瞬時に理解できるでしょう。
第１章　個別指導編
① ある日突然やってくる「個別指導の通知」
　 ・個別指導の実施通知書
　 ・別紙１：個別指導に際して持参していただく書類等（歯科）
　 ・別紙２：保険医療機関（歯科）の概要
　 ・別紙３：保険医・歯科衛生士等の従事者一覧表
　 ・別紙４：FAX 送信票
② 個別指導には選定基準がある
③「個別指導の持参物」その準備のポイント
④ 個別指導の場に弁護士は同席できる
⑤ 厚生局への事前提出書類の書き方
⑥ 個別指導には誰が出席すべきか？
⑦「指導対象患者（カルテ）の指定」への対策
⑧ 個別指導の当日はどんなことが行われるのか？
⑨ 指導対象月の推定の仕方
⑩ 厚生局は個別指導で何を確認しているのか？
⑩-1 院内掲示は指示どおり正しく行っているか？
⑩-2 カルテは正しく管理・記載しているか？
⑩-3 領収証はきちんと発行しているか？
⑩-4 混合診療に注意しているか？
⑩-5 一部負担金を適切に徴収しているか？
⑩-6 保険証は適切に管理しているか？
⑩-7 金属、診療報酬請求の外部委託は正しく行っているか？
⑩-8 歯科衛生士の業務は正しく行われているか？
⑪ 個別指導の当日の心構え
⑫ 個別指導でのやり取り
⑬ 個別指導の結果はどのように連絡されるのか？
⑭ 改善報告書の作成と自主返還のポイント
　 ・個別指導の結果通知書
　 ・別紙：個別指導における指摘事項等
個別指導の８つの勘所

第２章　監査・聴聞編
① 監査・聴聞への対応は弁護士に依頼できる
② 個別指導の開始から監査の実施通知までの経緯
③ 監査の実施通知書、監査への移行のプロセスを知る
　 ・監査の実施通知書
　 ・別紙：監査対象者一覧
④ 監査の当日はどのような流れになるのか？
⑤ 不正請求はどのように分類されるのか？
⑥ 取消処分の判断基準とその効果
⑦ 監査後の返還金とは？
⑧ 聴聞手続きの趣旨と期日当日の流れを知る
　 ・聴聞通知書
⑨ 聴聞期日に向けての準備のポイント
⑩ 聴聞期日の当日、聴聞での意見陳述の実際
⑪ 聴聞終了後はどのような流れになるのか？
⑫ 取消処分への不服の申立ては可能か？
監査・聴聞の８つの勘所

第３章　医道審議会・行政処分編
① 医道審議会の行政処分への対応は弁護士に依頼できる
　 ・行政処分に係る弁明の聴取通知書
② 医道審議会の手続きはどのように始まるのか？
③ 弁明の聴取への対応方法
④ 行政処分後の再教育研修ではどんなことをするのか？
⑤ 弁明の聴取の終了後はどのような流れになるのか？
⑥ エピローグ
医道審議会の行政処分の８つの勘所