デンタルスタッフが理解しておきたい,衛生・公衆衛生の意味や意義,健康の概念や予防の考え方などを解説した必読テキストの第2版
第2版は従来の内容の精査・充実に加え,新たに国際保健,災害保健・健康健康危機管理の章を追加,現在の社会情勢をさらに反映した必読のテキストとして発行.
1章 総論
(日髙勝美)
I 衛生学・公衆衛生学とは
II 健康の概念
III 生涯を通じた保健・福祉
1 プライマリ・ヘルスケア
2 生活習慣と健康・長寿
3 ヘルスプロモーション
4 QOL
5 ノーマライゼーション
6 国際生活機能分類〈ICF〉
7 ソーシャル・キャピタル
IV 健康増進対策
1 健康づくり対策の変遷
2 健康増進法
V 予防医学の概念
VI 国際化の進展と保健医療協力
2章 人口
(廣瀬晃子)
I 人口静態統計
1 人口構造
1―人口と人口ピラミッド
2―年齢3区分別人口
2 人口の高齢化
3 世帯構造
4 世界の人口と人口密度
II 人口動態統計
1 出生
2 死亡
1―主要死因
2―死亡の国際比較
3 死産
4 婚姻と離婚
III 生命表
1 完全生命表と簡易生命表
2 平均余命と平均寿命
3 健康寿命
3章 環境と健康
(佐藤 勉)
I 環境と健康の概念
II 生活環境
1 空気と健康
1―空気の正常成分
2―空気の異常成分
2 温熱環境と健康
1―温熱因子
2―カタ冷却力
3―感覚温度
4―不快指数
5―異常温度環境と健康
3 水と健康
1―水と生活
2―水と感染症
3―上水道
4―下水道
4 気象と健康
1―気候帯と気候型
2―気象病
5 医療施設の環境
III 公害防止と環境保全
1 公害と環境対策
2 わが国の主な公害行政
3 公害の定義
4 わが国の典型公害
1―大気汚染と原因物質
2―水質汚濁
5 地球環境の変化と健康影響
1―国際的な取り組み
2―地球温暖化対策
3―酸性雨対策
4―砂漠化対策
5―オゾン層の保護対策
IV 廃棄物処理
1 廃棄物の定義と分類
1―一般廃棄物
2―産業廃棄物
3―特別管理廃棄物
4―医療廃棄物
2 廃棄物の処理法
3 廃棄物処理の問題点
4 リサイクル法
4章 疫学
(秋房住郎)
I 疫学の定義および概要
1 疫学とは
2 根拠に基づいた医療(EBM)
II 疾病,異常(健康障害)の発生要因
1 疾病の発生,流行状態を表す指標
III 疫学の方法論
1 観察研究
1―記述疫学
2―分析疫学
2 介入研究(実験疫学)
1―ランダム化比較試験(無作為割付臨床試験)
2―交叉試験(クロスオーバー試験)
3―前後比較試験
4―シングルケースデザイン
3 データ統合型研究
1―系統的文献レビュー(システマティックレビュー)
2―メタアナリシス
3―ナラティブレビュー
4―スコーピングレビュー
IV 因果関係の判断基準
V 疾病のスクリーニング検査
1 スクリーニング検査の基準
2 スクリーニング検査の結果の分類
3 スクリーニング検査に用いる指標
5章 感染症
(新庄文明)
I 感染症の成り立ちと予防
1 感染症と予防対策の動向
1―新興・再興感染症
2―薬剤耐性菌と日和見感染
3―感染症対策の見直し
2 感染と発病の条件
1―感染源
2―感染経路
3―宿主の感受性
3 感染症の予防
1―感染源対策
2―感染経路対策
3―感受性対策
II 主な感染症の動向と予防
1 一類感染症
1―ウイルス性出血熱
2―ペスト
3―痘そう(天然痘)
2 二類感染症
1―急性灰白髄炎(ポリオ)
2―ジフテリア
3―重症急性呼吸器症候群(SARS)
4―結核
5―鳥インフルエンザ(H5N1型,H7N9型)
3 三類感染症
1―腸管出血性大腸菌感染症
2―コレラ
3―細菌性赤痢
4―腸チフス,パラチフス
4 四類感染症
1―マラリア
2―日本脳炎
3―A型・E型ウイルス性肝炎
5 五類感染症
1―インフルエンザ
2―B型肝炎
3―C型肝炎
4―後天性免疫不全症候群(エイズ:AIDS)
5―メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症
6 その他の感染症
1―ハンセン病
2―新型インフルエンザ(A/H1N1)
3―成人T細胞白血病(ATL)
4―ウイルス性食中毒
5―新型コロナウイルス(COVID-19)感染症
III 院内感染とその防止
1 歯科医療と安全対策
2 院内感染予防対策
1―感染源対策
2―感染経路対策
3―感受性対策
3 感染者の人権擁護
6章 食品と健康
(日野出大輔)
I 国民栄養の現状
1 食事摂取基準
2 食生活指針と食事バランスガイド
3 国民栄養の現状
1―栄養状態の評価
2―国民健康・栄養調査
3―食生活の変遷と栄養の問題点
4 健康食品対策
1―保健機能食品制度
2―特別用途食品制度
3―機能性表示食品制度
4―栄養表示制度
5―介護食品
II 食育
1 栄養・食生活と健康日本21(第二次)
2 食育基本法と食育推進基本計画
3 学校給食と食育
III 食品衛生
1 食品の安全
1―食品表示
2―食品添加物
3―食品の放射性物質対策
4―その他の食品の安全対策
5―コーデックス委員会とHACCP
2 食中毒
1―食中毒の現状
2―食中毒の分類
7章 生活習慣と健康
(日野出大輔)
I 生活習慣とは
II 生活習慣病
1 疾病構造の変化
2 主な生活習慣病
1―悪性新生物
2―心疾患
3―脳血管疾患
4―糖尿病
5―メタボリックシンドローム
6―その他の生活習慣病
3 生活習慣病とその予防
1―健康日本21
III 健康関連行動
1 運動
1―運動習慣の現状
2―身体活動基準と身体活動指針
2 休養
1―睡眠の状況
2―休養指針と睡眠指針
3 飲酒
1―飲酒の状況
2―飲酒量に関する適切な知識
4 喫煙
1―喫煙習慣の現状
2―禁煙支援
8章 地域保健
(福田英輝)
I 地域保健の概念
1 地域保健活動を取り巻く背景
2 地域保健活動の対象とその方法
3 ライフステージ別・社会集団別にみた保健活動
1―母子保健活動
2―学校保健活動
3―産業保健分野
4―成人・高齢者保健分野
II 地域保健活動の枠組み
1 地域保健活動を支える法律
1―地域保健法
2―健康増進法
3―高齢者の医療の確保に関する法律
4―歯科口腔保健の推進に関する法律
2 地域保健活動の実施主体と活動拠点
1―国,都道府県,市町村
2―保健所
3―市町村保健センター
4―口腔保健支援センター
3 地域保健活動を支える考え方
1―ポピュレーション・アプローチとハイリスク・アプローチ
2―ヘルスプロモーション
3―健康の社会的要因
4―共通リスク要因アプローチ
III 国民健康づくり対策
IV 地域保健活動の進め方
1 PDCAサイクル
1―地域診断
2―Plan(計画)段階
3―Do(実行)段階
4―Check(評価)段階
5―Action(改善)段階
2 地域保健活動を支える組織
1―専門職,関連団体
2―住民組織
9章 母子保健
(廣瀬晃子)
I 母子保健の意義
II 母子保健の指標
1 出生
2 乳児死亡および新生児死亡
3 周産期死亡
4 妊産婦死亡
5 死産
6 児童死亡
7 乳幼児の体位
III 母性保健管理
1 妊産婦の保健管理
1―正期産,早期産,流産,過期産
2―ハイリスク妊娠
3―妊産婦の栄養
4―妊娠期の体重増加量
5―妊娠期の歯科治療
2 就労と子育て支援
IV 小児保健管理
1 乳幼児の保健管理
2 低出生体重児・未熟児
3 先天異常・心身障害児
4 事故対策
V 母子保健対策
1 保健指導
1―妊娠の届出と母子健康手帳の交付
2―妊産婦・乳幼児の保健指導・訪問指導
2 健康診査
1―妊産婦健康診査
2―B型肝炎母子感染防止対策
3―マス・スクリーニング検査
4―乳幼児健康診査
3 医療援助
4 母子保健の基盤整備
1―児童虐待防止
2―生涯を通じた女性の健康支援
3―児童の健全育成
4―健やか親子21(第2次)
10章 学校保健
(葭原明弘)
I 学校保健の意義および概要
1 学校保健の意義
2 新しい学校保健への対応
1―学校保健安全法への変更
2―その他の新たな問題
3 学校保健の関係法規
II 学校保健の活動と組織
1 学校保健教育
2 学校保健管理
1―健康診断
2―健康相談
3―学校病および感染症などの予防
4―学校の環境衛生管理
III 保健組織活動
1 学校保健行政組織
1―学校保健委員会
2 主な学校保健関係職員と役割
1―常勤職員
2―非常勤職員
IV 学校保健活動の推進
1 学校歯科保健活動の推進
1―う蝕予防
2―歯周病の予防
3―健康教育
2 がん教育の推進
3 エイズ教育の推進
4 要保護,準要保護の児童・生徒の医療費補助
5 へき地学校保健管理費補助
6 その他
V 学校安全の推進
1 安全教育
2 安全管理
11章 成人・高齢者保健
(秋房住郎)
I 成人・高齢者保健の意義と特徴
1 人口の高齢化
2 老化と健康
3 成人,高齢者の健康と歯科保健
II 成人・高齢者保健対策の現状
1 保健事業の推進
2 高齢者医療制度
III 成人保健対策
1 特定健康診査・特定保健指導
2 健康増進対策
3 健康増進事業
1―健康手帳の交付
2―健康教育
3―健康相談
4―機能訓練
5―訪問指導
6―総合的な保健推進事業
4 健康増進法による健康診査
1―歯周疾患検診
2―骨粗鬆症検診
3―肝炎ウイルス検診
4―がん検診
5―特定健康診査・特定保健指導の対象外の者に対する健康診査・保健指導
5 データヘルス計画
IV 高齢者保健福祉対策
1 高齢者保健福祉対策の変遷
1―地域包括支援センター
2―地域ケア会議
3―共生型サービス
4―社会福祉連携推進法人
5―地域包括ケアシステム
2 介護予防と口腔機能向上
V 要介護者保健福祉対策
1 介護保険制度の概要
2 予防給付
3 介護給付
4 市町村特別給付
5 要介護高齢者に対する歯科医療対策
12章 産業保健
(日髙勝美)
I 産業保健の概念
1 労働者保護に関係する法律
2 労働安全衛生法の制定後の動向
3 産業保健の特徴
II 職業性疾病
1 職業性疾病とは
2 職業性疾病の発生状況
III 労働衛生管理
1 労働衛生管理体制(安全衛生管理体制)
2 衛生委員会(安全衛生委員会)
3 産業医,産業歯科医
4 総括安全衛生管理者,衛生管理者
5 地域産業保健センター
IV 産業保健活動
1 産業保健対策
1―作業環境管理
2―作業管理
3―健康管理
4―安全衛生教育
2 健康診断
1―一般健康診断
2―特殊健康診断
3 健康診断実施後の措置
4 健康保持増進対策
1―基本的な考え方
2―対策の推進方法
3―推進体制
4―健康保持増進措置の内容
5 心の健康保持増進対策
13章 精神保健
(日髙勝美)
I こころの健康問題への取組み
1 うつ病対策
2 薬物依存症対策
3 ひきこもり対策
4 PTSD(心的外傷後ストレス障害)対策
5 児童虐待対策
6 DV(家庭内暴力)対策
7 認知症対策
1―中核症状と周辺症状
2―対策の概要
8 自殺対策
1―自殺者数の動向
2―対策の概要
II 精神保健福祉対策の現状
1 精神疾患の定義と患者数
2 精神保健福祉法
1―法の制定経緯と目的
2―精神保健福祉法の主な規定
3 地域精神保健医療対策
4 障害者総合支援法(旧・障害者自立支援法)
5 精神保健福祉士
14章 国際保健
(福田英輝)
I 国際保健の課題
1 国際的にみた健康格差
2 開発途上国における健康問題
3 国際化に伴うわが国の課題
1―感染症の世界的拡大
2―在留外国人における健康課題
4 世界的にみた口腔疾患の現状
II 国際保健の実施体制
1 国際協力と国際交流
2 国際保健の実施機関と主な活動
III 健康をめぐる国際的な動き
1 持続可能な開発目標(SDGs)
1―SDGsにおける健康関連目標のターゲット項目
2―ユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)
15章 健康危機管理・災害保健
(秋房住郎)
I 健康危機管理
1 健康危機管理の対象
2 わが国の健康危機管理体制
3 健康危機管理における地域保健の役割
1―地域における健康危機管理の確保
2―保健所の健康危機管理の拠点としての機能
II 災害保健
1 災害の定義と種類
1―災害の定義
2―災害の種類
2 災害対策の法制
3 災害時の医療・救護体制
1―災害拠点病院
2―DMAT等
3―歯科関連職種の活動
4 災害時の保健医療活動(医療救護活動フェーズ/保健活動フェーズ)
1―トリアージ(Triage)
2―治療(Treatment)
3―搬送(Transport)
4―広域搬送拠点臨時医療施設
5―医療救護活動フェーズ/保健活動フェーズ
III 大規模災害時の個人識別
1 身元確認の検査方法
2 歯科情報に基づく個人識別
1―死後記録の採取と整理
2―生前資料の収集と生前記録の作成
3―照合
4―事後措置
5―DNA鑑定
第2版は従来の内容の精査・充実に加え,新たに国際保健,災害保健・健康健康危機管理の章を追加,現在の社会情勢をさらに反映した必読のテキストとして発行.
1章 総論
(日髙勝美)
I 衛生学・公衆衛生学とは
II 健康の概念
III 生涯を通じた保健・福祉
1 プライマリ・ヘルスケア
2 生活習慣と健康・長寿
3 ヘルスプロモーション
4 QOL
5 ノーマライゼーション
6 国際生活機能分類〈ICF〉
7 ソーシャル・キャピタル
IV 健康増進対策
1 健康づくり対策の変遷
2 健康増進法
V 予防医学の概念
VI 国際化の進展と保健医療協力
2章 人口
(廣瀬晃子)
I 人口静態統計
1 人口構造
1―人口と人口ピラミッド
2―年齢3区分別人口
2 人口の高齢化
3 世帯構造
4 世界の人口と人口密度
II 人口動態統計
1 出生
2 死亡
1―主要死因
2―死亡の国際比較
3 死産
4 婚姻と離婚
III 生命表
1 完全生命表と簡易生命表
2 平均余命と平均寿命
3 健康寿命
3章 環境と健康
(佐藤 勉)
I 環境と健康の概念
II 生活環境
1 空気と健康
1―空気の正常成分
2―空気の異常成分
2 温熱環境と健康
1―温熱因子
2―カタ冷却力
3―感覚温度
4―不快指数
5―異常温度環境と健康
3 水と健康
1―水と生活
2―水と感染症
3―上水道
4―下水道
4 気象と健康
1―気候帯と気候型
2―気象病
5 医療施設の環境
III 公害防止と環境保全
1 公害と環境対策
2 わが国の主な公害行政
3 公害の定義
4 わが国の典型公害
1―大気汚染と原因物質
2―水質汚濁
5 地球環境の変化と健康影響
1―国際的な取り組み
2―地球温暖化対策
3―酸性雨対策
4―砂漠化対策
5―オゾン層の保護対策
IV 廃棄物処理
1 廃棄物の定義と分類
1―一般廃棄物
2―産業廃棄物
3―特別管理廃棄物
4―医療廃棄物
2 廃棄物の処理法
3 廃棄物処理の問題点
4 リサイクル法
4章 疫学
(秋房住郎)
I 疫学の定義および概要
1 疫学とは
2 根拠に基づいた医療(EBM)
II 疾病,異常(健康障害)の発生要因
1 疾病の発生,流行状態を表す指標
III 疫学の方法論
1 観察研究
1―記述疫学
2―分析疫学
2 介入研究(実験疫学)
1―ランダム化比較試験(無作為割付臨床試験)
2―交叉試験(クロスオーバー試験)
3―前後比較試験
4―シングルケースデザイン
3 データ統合型研究
1―系統的文献レビュー(システマティックレビュー)
2―メタアナリシス
3―ナラティブレビュー
4―スコーピングレビュー
IV 因果関係の判断基準
V 疾病のスクリーニング検査
1 スクリーニング検査の基準
2 スクリーニング検査の結果の分類
3 スクリーニング検査に用いる指標
5章 感染症
(新庄文明)
I 感染症の成り立ちと予防
1 感染症と予防対策の動向
1―新興・再興感染症
2―薬剤耐性菌と日和見感染
3―感染症対策の見直し
2 感染と発病の条件
1―感染源
2―感染経路
3―宿主の感受性
3 感染症の予防
1―感染源対策
2―感染経路対策
3―感受性対策
II 主な感染症の動向と予防
1 一類感染症
1―ウイルス性出血熱
2―ペスト
3―痘そう(天然痘)
2 二類感染症
1―急性灰白髄炎(ポリオ)
2―ジフテリア
3―重症急性呼吸器症候群(SARS)
4―結核
5―鳥インフルエンザ(H5N1型,H7N9型)
3 三類感染症
1―腸管出血性大腸菌感染症
2―コレラ
3―細菌性赤痢
4―腸チフス,パラチフス
4 四類感染症
1―マラリア
2―日本脳炎
3―A型・E型ウイルス性肝炎
5 五類感染症
1―インフルエンザ
2―B型肝炎
3―C型肝炎
4―後天性免疫不全症候群(エイズ:AIDS)
5―メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症
6 その他の感染症
1―ハンセン病
2―新型インフルエンザ(A/H1N1)
3―成人T細胞白血病(ATL)
4―ウイルス性食中毒
5―新型コロナウイルス(COVID-19)感染症
III 院内感染とその防止
1 歯科医療と安全対策
2 院内感染予防対策
1―感染源対策
2―感染経路対策
3―感受性対策
3 感染者の人権擁護
6章 食品と健康
(日野出大輔)
I 国民栄養の現状
1 食事摂取基準
2 食生活指針と食事バランスガイド
3 国民栄養の現状
1―栄養状態の評価
2―国民健康・栄養調査
3―食生活の変遷と栄養の問題点
4 健康食品対策
1―保健機能食品制度
2―特別用途食品制度
3―機能性表示食品制度
4―栄養表示制度
5―介護食品
II 食育
1 栄養・食生活と健康日本21(第二次)
2 食育基本法と食育推進基本計画
3 学校給食と食育
III 食品衛生
1 食品の安全
1―食品表示
2―食品添加物
3―食品の放射性物質対策
4―その他の食品の安全対策
5―コーデックス委員会とHACCP
2 食中毒
1―食中毒の現状
2―食中毒の分類
7章 生活習慣と健康
(日野出大輔)
I 生活習慣とは
II 生活習慣病
1 疾病構造の変化
2 主な生活習慣病
1―悪性新生物
2―心疾患
3―脳血管疾患
4―糖尿病
5―メタボリックシンドローム
6―その他の生活習慣病
3 生活習慣病とその予防
1―健康日本21
III 健康関連行動
1 運動
1―運動習慣の現状
2―身体活動基準と身体活動指針
2 休養
1―睡眠の状況
2―休養指針と睡眠指針
3 飲酒
1―飲酒の状況
2―飲酒量に関する適切な知識
4 喫煙
1―喫煙習慣の現状
2―禁煙支援
8章 地域保健
(福田英輝)
I 地域保健の概念
1 地域保健活動を取り巻く背景
2 地域保健活動の対象とその方法
3 ライフステージ別・社会集団別にみた保健活動
1―母子保健活動
2―学校保健活動
3―産業保健分野
4―成人・高齢者保健分野
II 地域保健活動の枠組み
1 地域保健活動を支える法律
1―地域保健法
2―健康増進法
3―高齢者の医療の確保に関する法律
4―歯科口腔保健の推進に関する法律
2 地域保健活動の実施主体と活動拠点
1―国,都道府県,市町村
2―保健所
3―市町村保健センター
4―口腔保健支援センター
3 地域保健活動を支える考え方
1―ポピュレーション・アプローチとハイリスク・アプローチ
2―ヘルスプロモーション
3―健康の社会的要因
4―共通リスク要因アプローチ
III 国民健康づくり対策
IV 地域保健活動の進め方
1 PDCAサイクル
1―地域診断
2―Plan(計画)段階
3―Do(実行)段階
4―Check(評価)段階
5―Action(改善)段階
2 地域保健活動を支える組織
1―専門職,関連団体
2―住民組織
9章 母子保健
(廣瀬晃子)
I 母子保健の意義
II 母子保健の指標
1 出生
2 乳児死亡および新生児死亡
3 周産期死亡
4 妊産婦死亡
5 死産
6 児童死亡
7 乳幼児の体位
III 母性保健管理
1 妊産婦の保健管理
1―正期産,早期産,流産,過期産
2―ハイリスク妊娠
3―妊産婦の栄養
4―妊娠期の体重増加量
5―妊娠期の歯科治療
2 就労と子育て支援
IV 小児保健管理
1 乳幼児の保健管理
2 低出生体重児・未熟児
3 先天異常・心身障害児
4 事故対策
V 母子保健対策
1 保健指導
1―妊娠の届出と母子健康手帳の交付
2―妊産婦・乳幼児の保健指導・訪問指導
2 健康診査
1―妊産婦健康診査
2―B型肝炎母子感染防止対策
3―マス・スクリーニング検査
4―乳幼児健康診査
3 医療援助
4 母子保健の基盤整備
1―児童虐待防止
2―生涯を通じた女性の健康支援
3―児童の健全育成
4―健やか親子21(第2次)
10章 学校保健
(葭原明弘)
I 学校保健の意義および概要
1 学校保健の意義
2 新しい学校保健への対応
1―学校保健安全法への変更
2―その他の新たな問題
3 学校保健の関係法規
II 学校保健の活動と組織
1 学校保健教育
2 学校保健管理
1―健康診断
2―健康相談
3―学校病および感染症などの予防
4―学校の環境衛生管理
III 保健組織活動
1 学校保健行政組織
1―学校保健委員会
2 主な学校保健関係職員と役割
1―常勤職員
2―非常勤職員
IV 学校保健活動の推進
1 学校歯科保健活動の推進
1―う蝕予防
2―歯周病の予防
3―健康教育
2 がん教育の推進
3 エイズ教育の推進
4 要保護,準要保護の児童・生徒の医療費補助
5 へき地学校保健管理費補助
6 その他
V 学校安全の推進
1 安全教育
2 安全管理
11章 成人・高齢者保健
(秋房住郎)
I 成人・高齢者保健の意義と特徴
1 人口の高齢化
2 老化と健康
3 成人,高齢者の健康と歯科保健
II 成人・高齢者保健対策の現状
1 保健事業の推進
2 高齢者医療制度
III 成人保健対策
1 特定健康診査・特定保健指導
2 健康増進対策
3 健康増進事業
1―健康手帳の交付
2―健康教育
3―健康相談
4―機能訓練
5―訪問指導
6―総合的な保健推進事業
4 健康増進法による健康診査
1―歯周疾患検診
2―骨粗鬆症検診
3―肝炎ウイルス検診
4―がん検診
5―特定健康診査・特定保健指導の対象外の者に対する健康診査・保健指導
5 データヘルス計画
IV 高齢者保健福祉対策
1 高齢者保健福祉対策の変遷
1―地域包括支援センター
2―地域ケア会議
3―共生型サービス
4―社会福祉連携推進法人
5―地域包括ケアシステム
2 介護予防と口腔機能向上
V 要介護者保健福祉対策
1 介護保険制度の概要
2 予防給付
3 介護給付
4 市町村特別給付
5 要介護高齢者に対する歯科医療対策
12章 産業保健
(日髙勝美)
I 産業保健の概念
1 労働者保護に関係する法律
2 労働安全衛生法の制定後の動向
3 産業保健の特徴
II 職業性疾病
1 職業性疾病とは
2 職業性疾病の発生状況
III 労働衛生管理
1 労働衛生管理体制(安全衛生管理体制)
2 衛生委員会(安全衛生委員会)
3 産業医,産業歯科医
4 総括安全衛生管理者,衛生管理者
5 地域産業保健センター
IV 産業保健活動
1 産業保健対策
1―作業環境管理
2―作業管理
3―健康管理
4―安全衛生教育
2 健康診断
1―一般健康診断
2―特殊健康診断
3 健康診断実施後の措置
4 健康保持増進対策
1―基本的な考え方
2―対策の推進方法
3―推進体制
4―健康保持増進措置の内容
5 心の健康保持増進対策
13章 精神保健
(日髙勝美)
I こころの健康問題への取組み
1 うつ病対策
2 薬物依存症対策
3 ひきこもり対策
4 PTSD(心的外傷後ストレス障害)対策
5 児童虐待対策
6 DV(家庭内暴力)対策
7 認知症対策
1―中核症状と周辺症状
2―対策の概要
8 自殺対策
1―自殺者数の動向
2―対策の概要
II 精神保健福祉対策の現状
1 精神疾患の定義と患者数
2 精神保健福祉法
1―法の制定経緯と目的
2―精神保健福祉法の主な規定
3 地域精神保健医療対策
4 障害者総合支援法(旧・障害者自立支援法)
5 精神保健福祉士
14章 国際保健
(福田英輝)
I 国際保健の課題
1 国際的にみた健康格差
2 開発途上国における健康問題
3 国際化に伴うわが国の課題
1―感染症の世界的拡大
2―在留外国人における健康課題
4 世界的にみた口腔疾患の現状
II 国際保健の実施体制
1 国際協力と国際交流
2 国際保健の実施機関と主な活動
III 健康をめぐる国際的な動き
1 持続可能な開発目標(SDGs)
1―SDGsにおける健康関連目標のターゲット項目
2―ユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)
15章 健康危機管理・災害保健
(秋房住郎)
I 健康危機管理
1 健康危機管理の対象
2 わが国の健康危機管理体制
3 健康危機管理における地域保健の役割
1―地域における健康危機管理の確保
2―保健所の健康危機管理の拠点としての機能
II 災害保健
1 災害の定義と種類
1―災害の定義
2―災害の種類
2 災害対策の法制
3 災害時の医療・救護体制
1―災害拠点病院
2―DMAT等
3―歯科関連職種の活動
4 災害時の保健医療活動(医療救護活動フェーズ/保健活動フェーズ)
1―トリアージ(Triage)
2―治療(Treatment)
3―搬送(Transport)
4―広域搬送拠点臨時医療施設
5―医療救護活動フェーズ/保健活動フェーズ
III 大規模災害時の個人識別
1 身元確認の検査方法
2 歯科情報に基づく個人識別
1―死後記録の採取と整理
2―生前資料の収集と生前記録の作成
3―照合
4―事後措置
5―DNA鑑定
デンタルスタッフの衛生学・公衆衛生学 第2版
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著者
日髙 勝美
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出版社
医歯薬出版株式会社
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ページ
256ページ
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サイズ
B5判
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ISBN
978-4263423035
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価格
3,410円(税込)