各章巻頭のまとめ、簡潔な本文で、歯科薬理学をシンプルに解説した人気テキストの改訂版。
第Ⅲ部「歯科薬理学各論」では国家試験をベースにした「臨床のポイント」を追加するとともに、
全章にわたって最新情報の整理・加筆修正を行いました。
また今版ではQRコードで国試過去問や一問一答式の◯×問題、国試に出題された薬物名の一覧が読み込めます。
初学用としてはもちろん、国試前の最終チェック、直前勉強にも最適です。
第 Ⅰ 部 薬理学総論
01 薬理学、薬物と医薬品
1 薬理学とは
2 薬物療法
3 コンプライアンス、アドヒアランス、コンコーダンス
4 医薬品医療機器等法と医薬品の定義
5 毒薬、劇薬、麻薬、向精神薬などの保管・管理
6 日本薬局方
7 処方と処方せん
8 医薬品の開発(薬物の有効性と安全性の評価)
9 医療安全対策(医薬品・医療機器の安全管理)
02 薬理作用
1 薬力学、薬物動態学
2 薬理作用の基本形式
3 薬理作用の分類
4 薬理作用と用量
03 薬物の作用機序
1 薬物の作用機序と作用部位の基本
2 受容体に働く薬物
3 イオンチャネル・トランスポーターに働く薬物
4 酵素に働く薬物
04 薬物の適用方法
1 局所適用と全身適用
2 経口適用と非経口適用
3 ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)
05 薬物の体内動態
1 薬物の吸収、分布、代謝、排泄(ADME)
2 薬物の血中濃度(生物学的半減期、バイオアベイラビリティ〈生物学的利用能〉)
06 薬物の作用を規定する因子
1 生体感受性(年齢、性別、病因、心因性、遺伝、投与時間など)
2 薬物投与法、連用(耐性、蓄積、依存)、併用(協力、拮抗)
07 薬物の副作用、有害作用、中毒および相互作用
1 薬物の副作用、有害作用
2 一般的副作用、有害作用の分類
3 口腔領域における副作用、有害作用
4 中毒
5 ポリファーマシー(薬物の多剤併用)
6 薬物相互作用
第 Ⅱ 部 一般薬理学各論
08 自律神経系に作用する薬物
1 交感神経系に作用する薬物
2 副交感神経系に作用する薬物
3 自律神経節に作用する薬物
09 中枢神経系に作用する薬物
1 不眠症(睡眠障害)と睡眠導入薬・催眠薬
2 神経症治療薬(抗不安薬)
3 中枢神経疾患治療薬
4 精神疾患治療薬
10 オータコイド
1 総論
2 各論
11 呼吸器に作用する薬物
1 気管支喘息治療薬
2 慢性閉塞性肺疾患(COPD: chronic obstructive pulmonary disease)治療薬
3 鎮咳薬
4 去痰薬
12 循環器に作用する薬物
1 高血圧治療薬(降圧薬)
2 不整脈治療薬(抗不整脈薬)
3 狭心症治療薬
4 心不全治療薬
13 腎臓に作用する薬物
1 利尿薬
14 消化器系に作用する薬物
1 消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)治療薬
15 ビタミン
1 総論
2 各論
16 代謝系に作用する薬物
1 糖尿病治療薬
2 脂質異常症治療薬
3 高尿酸血症・痛風治療薬
4 骨粗鬆症治療薬
17 免疫系に作用する薬物
1 免疫抑制薬
2 免疫賦活薬
第 Ⅲ 部 歯科薬理学各論
18 麻酔に用いる薬物
1 全身麻酔薬
2 局所麻酔薬
3 麻酔補助薬(筋弛緩薬、麻酔前投薬、鎮痛薬)
臨床のポイントを考えてみよう
19 緊急時に用いる薬物
1 循環器系の偶発症に作用する薬物
2 呼吸器系の偶発症に作用する薬物
3 血液系の偶発症に作用する薬物
4 中枢神経系の偶発症に作用する薬物
臨床のポイントを考えてみよう
20 消毒に用いる薬物
1 消毒とは
2 消毒薬の効果に影響する因子
3 主な消毒薬の特徴
4 患者に使用した器材の消毒
5 消毒薬の希釈の計算
臨床のポイントを考えてみよう
21 血液凝固系に作用する薬物
1 止血の仕組み
2 止血薬
3 抗血栓薬
4 造血薬
5 血液凝固に関わる検査値と薬物投与の影響
臨床のポイントを考えてみよう
22 痛みに用いる薬物
1 鎮痛薬
2 麻薬性鎮痛薬と非麻薬性鎮痛薬・麻薬拮抗薬
3 解熱性鎮痛薬
4 神経障害性疼痛の治療に用いられる薬物
臨床のポイントを考えてみよう
23 炎症に用いる薬物
1 炎症とケミカルメディエーター
2 抗炎症薬(anti-inflammatory drugs)
3 抗アレルギー薬
臨床のポイントを考えてみよう
24 感染症に用いる薬物
1 抗微生物薬
2 抗菌薬の分類とその特徴
3 抗菌薬の適正使用
4 抗結核薬の分類とその特徴
5 抗真菌薬の分類とその特徴
6 抗ウイルス薬の分類とその特徴
臨床のポイントを考えてみよう
25 悪性腫瘍に用いる薬物
1 抗悪性腫瘍薬の分類
2 作用機序
3 適応症
4 耐性
臨床のポイントを考えてみよう
26 口腔内治療に用いる薬物
1 口腔内治療に用いる薬物
臨床のポイントを考えてみよう
27 和漢薬(漢方薬)
1 和漢薬とは
2 和漢薬の特徴
3 和漢における診察
4 歯科関係薬剤点数表に収載されている和漢薬(歯科適応の和漢薬)
練習問題解答 ●
索引
第Ⅲ部「歯科薬理学各論」では国家試験をベースにした「臨床のポイント」を追加するとともに、
全章にわたって最新情報の整理・加筆修正を行いました。
また今版ではQRコードで国試過去問や一問一答式の◯×問題、国試に出題された薬物名の一覧が読み込めます。
初学用としてはもちろん、国試前の最終チェック、直前勉強にも最適です。
第 Ⅰ 部 薬理学総論
01 薬理学、薬物と医薬品
1 薬理学とは
2 薬物療法
3 コンプライアンス、アドヒアランス、コンコーダンス
4 医薬品医療機器等法と医薬品の定義
5 毒薬、劇薬、麻薬、向精神薬などの保管・管理
6 日本薬局方
7 処方と処方せん
8 医薬品の開発(薬物の有効性と安全性の評価)
9 医療安全対策(医薬品・医療機器の安全管理)
02 薬理作用
1 薬力学、薬物動態学
2 薬理作用の基本形式
3 薬理作用の分類
4 薬理作用と用量
03 薬物の作用機序
1 薬物の作用機序と作用部位の基本
2 受容体に働く薬物
3 イオンチャネル・トランスポーターに働く薬物
4 酵素に働く薬物
04 薬物の適用方法
1 局所適用と全身適用
2 経口適用と非経口適用
3 ドラッグ・デリバリー・システム(DDS)
05 薬物の体内動態
1 薬物の吸収、分布、代謝、排泄(ADME)
2 薬物の血中濃度(生物学的半減期、バイオアベイラビリティ〈生物学的利用能〉)
06 薬物の作用を規定する因子
1 生体感受性(年齢、性別、病因、心因性、遺伝、投与時間など)
2 薬物投与法、連用(耐性、蓄積、依存)、併用(協力、拮抗)
07 薬物の副作用、有害作用、中毒および相互作用
1 薬物の副作用、有害作用
2 一般的副作用、有害作用の分類
3 口腔領域における副作用、有害作用
4 中毒
5 ポリファーマシー(薬物の多剤併用)
6 薬物相互作用
第 Ⅱ 部 一般薬理学各論
08 自律神経系に作用する薬物
1 交感神経系に作用する薬物
2 副交感神経系に作用する薬物
3 自律神経節に作用する薬物
09 中枢神経系に作用する薬物
1 不眠症(睡眠障害)と睡眠導入薬・催眠薬
2 神経症治療薬(抗不安薬)
3 中枢神経疾患治療薬
4 精神疾患治療薬
10 オータコイド
1 総論
2 各論
11 呼吸器に作用する薬物
1 気管支喘息治療薬
2 慢性閉塞性肺疾患(COPD: chronic obstructive pulmonary disease)治療薬
3 鎮咳薬
4 去痰薬
12 循環器に作用する薬物
1 高血圧治療薬(降圧薬)
2 不整脈治療薬(抗不整脈薬)
3 狭心症治療薬
4 心不全治療薬
13 腎臓に作用する薬物
1 利尿薬
14 消化器系に作用する薬物
1 消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)治療薬
15 ビタミン
1 総論
2 各論
16 代謝系に作用する薬物
1 糖尿病治療薬
2 脂質異常症治療薬
3 高尿酸血症・痛風治療薬
4 骨粗鬆症治療薬
17 免疫系に作用する薬物
1 免疫抑制薬
2 免疫賦活薬
第 Ⅲ 部 歯科薬理学各論
18 麻酔に用いる薬物
1 全身麻酔薬
2 局所麻酔薬
3 麻酔補助薬(筋弛緩薬、麻酔前投薬、鎮痛薬)
臨床のポイントを考えてみよう
19 緊急時に用いる薬物
1 循環器系の偶発症に作用する薬物
2 呼吸器系の偶発症に作用する薬物
3 血液系の偶発症に作用する薬物
4 中枢神経系の偶発症に作用する薬物
臨床のポイントを考えてみよう
20 消毒に用いる薬物
1 消毒とは
2 消毒薬の効果に影響する因子
3 主な消毒薬の特徴
4 患者に使用した器材の消毒
5 消毒薬の希釈の計算
臨床のポイントを考えてみよう
21 血液凝固系に作用する薬物
1 止血の仕組み
2 止血薬
3 抗血栓薬
4 造血薬
5 血液凝固に関わる検査値と薬物投与の影響
臨床のポイントを考えてみよう
22 痛みに用いる薬物
1 鎮痛薬
2 麻薬性鎮痛薬と非麻薬性鎮痛薬・麻薬拮抗薬
3 解熱性鎮痛薬
4 神経障害性疼痛の治療に用いられる薬物
臨床のポイントを考えてみよう
23 炎症に用いる薬物
1 炎症とケミカルメディエーター
2 抗炎症薬(anti-inflammatory drugs)
3 抗アレルギー薬
臨床のポイントを考えてみよう
24 感染症に用いる薬物
1 抗微生物薬
2 抗菌薬の分類とその特徴
3 抗菌薬の適正使用
4 抗結核薬の分類とその特徴
5 抗真菌薬の分類とその特徴
6 抗ウイルス薬の分類とその特徴
臨床のポイントを考えてみよう
25 悪性腫瘍に用いる薬物
1 抗悪性腫瘍薬の分類
2 作用機序
3 適応症
4 耐性
臨床のポイントを考えてみよう
26 口腔内治療に用いる薬物
1 口腔内治療に用いる薬物
臨床のポイントを考えてみよう
27 和漢薬(漢方薬)
1 和漢薬とは
2 和漢薬の特徴
3 和漢における診察
4 歯科関係薬剤点数表に収載されている和漢薬(歯科適応の和漢薬)
練習問題解答 ●
索引
ポイントがよくわかる シンプル歯科薬理学 第3版
-
著者
大浦 清
戸苅 彰史 -
出版社
永末書店
-
ページ
184ページ
-
サイズ
B5判
-
ISBN
978-4816014154
-
価格
6,930円(税込)