"金属修復を脱却して,メタルフリーの歯冠修復治療へ
●CAD/CAM冠の保険導入から9年.保険導入の経緯と臨床適用の現状を紹介するとともに,CAD/CAM冠の臨床応用上の留意点(支台歯形成,研磨,接着操作など)を網羅的に解説.
●ジルコニア修復についても,その特徴や臨床応用のポイントをわかりやすく示しています.
●その他,歯科におけるCAD/CAMシステムの展望やデジタル化の課題,歯科技工士の将来など,永年にわたって研究・教育・臨床に携わってきた著者の思いの丈がこもった渾身の一冊です."
"はじめに
01 序論
02 金属修復物の課題
1)金属(金銀パラジウム合金)の保険導入の経緯と現状
2)金属修復物による支台歯および周囲歯肉の変色
3)金属を用いた支台築造による歯根破折
4)貴金属価格の不安定
5)金属アレルギーの発症
6)チタン冠は大丈夫?
03 CAD/CAM冠の保険導入
1)金属修復からの脱却に期待される歯科用CAD/CAMシステム
2)CAD/CAM冠の保険導入の経緯と経過
3)CAD/CAM冠の臨床応用の現状
04 CAD/CAM冠の臨床応用上の留意点
1)CAD/CAM冠用レジンブロックの特徴
2)硬質レジンジャケット冠やレジン前装金属冠との違い
3)CAD/CAM冠のエビデンス
4)CAD/CAM冠成功への秘訣
(1)CAD/CAM冠の支台歯形成
(2)CAD/CAM冠の適合性
(3)CAD/CAM冠の試適・咬合調整・研磨
(4)CAD/CAM冠の接着操作
(5)CAD/CAM冠の色調再現性(前歯部の色調)
(6)CAD/CAM冠の症例の選択
5)CAD/CAM冠の今後への期待
05 ジルコニアの歯冠修復への応用
1)歯科用セラミックスの変遷
2)修復物に用いるジルコニアの特徴
(1)機械的特性
(2)透光性
(3)耐摩耗性,研磨
3)ジルコニアボンドセラミッククラウンの特性
(1)表面のサンドブラスト処理
(2)熱処理
(3)フレームの形態
4)ジルコニアクラウンのエビデンス
5)支台歯形成
6)接着操作
7)クラウンの除去
8)今後への期待
06 ファイバーポストの正しい使用方法
07 歯科用CAD/CAMシステムの開発・現状・展望
08 歯科技工の現状と展望
1)歯科技工の現状
2)歯科技工のデジタル化の課題
(1)アナログ的な技能とデジタル技工の融合
(2)高価な設備投資,一般企業からの参入
(3)IT活用に対する不安
(4)海外への歯科技工の流出
(5)環境改善への対策
(6)デジタル機器活用に関する教育
3)これからの歯科技工
4)これからの歯科技工士教育
09 これからの歯科医療~「9028」の実現を目指して~
10 おわりにあたって
参考文献
索引
あとがき"
●CAD/CAM冠の保険導入から9年.保険導入の経緯と臨床適用の現状を紹介するとともに,CAD/CAM冠の臨床応用上の留意点(支台歯形成,研磨,接着操作など)を網羅的に解説.
●ジルコニア修復についても,その特徴や臨床応用のポイントをわかりやすく示しています.
●その他,歯科におけるCAD/CAMシステムの展望やデジタル化の課題,歯科技工士の将来など,永年にわたって研究・教育・臨床に携わってきた著者の思いの丈がこもった渾身の一冊です."
"はじめに
01 序論
02 金属修復物の課題
1)金属(金銀パラジウム合金)の保険導入の経緯と現状
2)金属修復物による支台歯および周囲歯肉の変色
3)金属を用いた支台築造による歯根破折
4)貴金属価格の不安定
5)金属アレルギーの発症
6)チタン冠は大丈夫?
03 CAD/CAM冠の保険導入
1)金属修復からの脱却に期待される歯科用CAD/CAMシステム
2)CAD/CAM冠の保険導入の経緯と経過
3)CAD/CAM冠の臨床応用の現状
04 CAD/CAM冠の臨床応用上の留意点
1)CAD/CAM冠用レジンブロックの特徴
2)硬質レジンジャケット冠やレジン前装金属冠との違い
3)CAD/CAM冠のエビデンス
4)CAD/CAM冠成功への秘訣
(1)CAD/CAM冠の支台歯形成
(2)CAD/CAM冠の適合性
(3)CAD/CAM冠の試適・咬合調整・研磨
(4)CAD/CAM冠の接着操作
(5)CAD/CAM冠の色調再現性(前歯部の色調)
(6)CAD/CAM冠の症例の選択
5)CAD/CAM冠の今後への期待
05 ジルコニアの歯冠修復への応用
1)歯科用セラミックスの変遷
2)修復物に用いるジルコニアの特徴
(1)機械的特性
(2)透光性
(3)耐摩耗性,研磨
3)ジルコニアボンドセラミッククラウンの特性
(1)表面のサンドブラスト処理
(2)熱処理
(3)フレームの形態
4)ジルコニアクラウンのエビデンス
5)支台歯形成
6)接着操作
7)クラウンの除去
8)今後への期待
06 ファイバーポストの正しい使用方法
07 歯科用CAD/CAMシステムの開発・現状・展望
08 歯科技工の現状と展望
1)歯科技工の現状
2)歯科技工のデジタル化の課題
(1)アナログ的な技能とデジタル技工の融合
(2)高価な設備投資,一般企業からの参入
(3)IT活用に対する不安
(4)海外への歯科技工の流出
(5)環境改善への対策
(6)デジタル機器活用に関する教育
3)これからの歯科技工
4)これからの歯科技工士教育
09 これからの歯科医療~「9028」の実現を目指して~
10 おわりにあたって
参考文献
索引
あとがき"
CAD/CAM活用による歯冠修復治療
メタルフリーの歴史と展望
-
著者
末瀬 一彦
-
出版社
医歯薬出版株式会社
-
ページ
136ページ
-
サイズ
B5判
-
ISBN
978-4263446904
-
価格
8,800円(税込)