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Evidence & Technique 経過から学ぶGPのための実践歯内療法

Evidence & Technique 経過から学ぶGPのための実践歯内療法の画像です
10年の時を経て,さらに極まった歯内療法のEvidence & Techniqueを会得するための一冊

・2012年発行の『Evidence & Technique NiTiロータリーファイルを効果的に使う 実践歯内療法』から12年,2014年発行の『マイクロスコープとNiTiロータリーファイルによる GPのAdvanced Endodontics』から10年,最新のエビデンスと機材を反映させた,最新の書籍が誕生しました.
・著者による「日々行っている手技で,根管形成や根管清掃という基本操作が本当にできているのか?」という問いへの答えを模索し続けた成果の内容です.
・初刊からの経過症例も掲載.歯内療法実践の実際とその可能性がわかる,決定版となりました。
Prologue
第1編 根管治療を考える―Evidenceに基づいた治療とは―
 第1章 治らないエンドの原因を考える
  1 歯内療法の成功条件とは?
  2 難しい歯内療法:なぜ治らないのか?
  3 Evidenceは溢れているのに
 第2章 Evidenceに基づいたGPの歯内療法とは?
  1 Evidenceが臨床に生かされているのか?
  2 EBMのその前に
  3 細菌(感染源)との戦い
  4 治療によって感染させていないか?
  5 歯内療法の現実
  6 歯科におけるEvidenceと歯内療法
第2編 実践・根管治療―NiTiロータリーファイルの活用―
 第3章 根管清掃は本当にできているのか?
  1 根管清掃のスタンダードとは?
  2 機械的根管清掃と化学的根管清掃
  3 機械的根管清掃は本当にできているのか?
  4 機械的根管清掃の質を上げるために
  5 化学的根管清掃(根管洗浄):主に何を用いるか?
  6 スメア層への対応
  7 化学的根管清掃(根管洗浄)は本当にできているのか?
  8 化学的根管清掃の質を上げるために
  9 化学的根管清掃において,決して無視できない根管洗浄薬液の危険性
  10 根管清掃の質を上げるために必要なプロトコルとは?
  11 それでも根管の無菌化は不可能,しかしなぜ治るのか?
  12 実験をすることで基本手技の大切さを知る
 第4章 根管形成のコンセプト
  1 どこまで形成するべきか?
  2 何号まで根管形成するべきか?
  3 抜髄根管における形成
  4 感染根管における形成
  5 穿通できない場合,どうしたらよいか?
 第5章 NiTiロータリーファイルの活用
  1 NiTiロータリーファイルの開発の変遷と今後の展望
  2 NiTiロータリーファイルは世界でどの程度使用されているのか?
  3 NiTiロータリーファイルのメリット
  4 NiTiロータリーファイルのデメリット
  5 積極的に,かつ安全第一に
 第6章 NiTiロータリーファイルの破折を予防する
  1 NiTiロータリーファイルの使用は危険か?
  2 ファイルの破折を予防するための知識
  3 ファイルの破折を予防するための臨床手技
  4 練習は破折リスクを減少させるか?
  5 NiTiロータリーファイルを使用するうえで大切なこと
 第7章 NiTiロータリーファイルによる臨床の実際
  1 ハンドファイルとの併用
  2 クラウンダウンテクニック
  3 WaveOne Gold + ProTaper Nextー根管内汚染度に応じたファイル選択
  4 NiTiロータリーファイルの交換時期
  5 ファイル洗浄の問題
  6 次亜塩素酸ナトリウムはNiTiロータリーファイルを劣化させるか?
 第8章 根管貼薬のスタンダード「水酸化カルシウム」
  1 根管貼薬には何が使用されてきたのか?
  2 根管貼薬は必要か?
  3 水酸化カルシウムですべて解決するのか?
  4 根管貼薬効果を確実に上げるために
  5 水酸化カルシウムの貼薬と除去
  6 仮封は本当にできているのか?
 第9章 根管充填から支台築造,そして歯冠補綴:GPはすべてを行う
  1 歯内療法の成功は歯冠補綴の質にも左右される
  2 よりよい根管充填を求めて
  3 自分の歯内療法の質を常に検証する
  4 根管充填の危険性
  5 根管充填,どこを目指すのか?
  6 理想的な支台築造とは?
  7 完璧な歯内療法は不可能:常に将来への備えを!
第3編 歯内療法の成功のために―難症例への対応―
 第10章 歯内療法の成功基準・臨床成績とは?
  1 システマティックレビューを利用する
  2 歯内療法の成功率はどの程度なのか?
  3 成功率の低い歯内療法? 成功率の高いインプラント治療?
  4 まずは歯内療法の質を上げる努力を!
 第11章 患者さんに知っておいてもらうべきこと
  1 治っていない歯科治療
  2 難しい歯内療法を成功に導くために必要なこと
 第12章 治りにくい症例への対応
  1 難症例とは何か?
  2 GPがどこまで対応すべきなのか?
  3 治りにくい11症例への対応
  4 なぜ治りにくい症例となってしまうのか?
  5 基本手技の質を確実に高めることが解決につながる

 Epilogue
 付 使用器材・薬剤
 索引

Evidence & Technique 経過から学ぶGPのための実践歯内療法

  • 著者

    阿部 修

  • 出版社

    医歯薬出版株式会社

  • ページ

    224ページ

  • サイズ

    A4判変

  • ISBN

    978-4263461815

  • 価格

    13,200円(税込)

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