臨床に基づいた歯周基本治療のコツを一挙公開！
総勢17名の執筆者による確かな非外科的歯周治療が歯周組織を治癒へと導いた症例を豊富な資料とともに詳しく解説。
口腔内の状態に合わせたインスツルメントの選択やキュレットワーク、コミュニケーションのコツまで、臨床で活きるヒントが必ずみつかる一冊です。
Introduction ハイエンドなSRP臨床
01　最上級のSRPを実施するために必要なこと　長谷ますみ
02　SRPの可能性 Part 1　大坪保子
03　SRPの可能性 Part 2　北垣内英子

Special Column SRPで起こる治癒のメカニズム
重度に進行した歯周炎でもSRPだけで結合組織性付着は起こるか？　下野正基

Chapter 1 患者さんの気持ちに重きをおいた歯周基本治療
case 01　患者さんとともに進める治療　松村虹歩
case 02　SRPを成功に導くチェアーサイドコミュニケーション　髙原由紀
case 03　歯周基本治療をとおしてラポール形成ができた一症例　児玉知子
case 04　患者さんの意識を変えたSRPの効果　矢野美和子

Chapter 2 解剖学的に難易度の高いSRP
case 01　患者さんに合わせたブラッシング指導とインスツルメントの選択　石山沙織
case 02　歯周基本治療で、次のステージへ　前田美裕
case 03　禁煙の成功が歯周基本治療の予後に大きく影響したケース　宮下 夢
case 04　口腔内の改善の実感が行動変容に繋がった症例　信藤愛弓
case 05　叢生部への適切なインスツルメントの選択　中川智子
case 06　垂直性骨吸収を伴う深い歯周ポケットを安定させた歯周基本治療　藤 毬絵


Chapter 3 ハイリスクの患者さんに対する歯周基本治療
case 01　非外科処置と抗菌薬療法で改善を認めた侵襲性歯周炎　松尾 円
case 02　プラークコントロールで喫煙者の病状を安定させる　橋本千尋
case 03　歯周基本治療で改善した基礎疾患を伴う重度歯周炎　津田志麻
case 04　宿主因子に環境因子の関与が考えられた重度慢性歯周炎　真鍋美幸
case 05　重度侵襲性歯周炎の自閉症患者へのFMD　溝口未可