斯界のフロントランナーを著者陣に迎え、「マイクロスコープ下の補綴処置」に特化した本邦初の別冊。88本という多数の動画とともに、「ミラーテクニック派」「直視派」双方の手法を紹介しており、読者は自分に合ったスタイルを採用できる。また、精密な補綴処置におけるマイクロスコープの有用性をどのように患者説明しているかの具体例も掲載。マイクロスコープユーザーのみならず、ワンランク上の診療をめざす歯科医師必読の1冊。
CONTENTS
本別冊の活用法 4
CHAPTER 1 総論
1.マイクロスコープ下での補綴処置のための診査・診断………10
2.マイクロスコープ下での支台歯,クラウン形成………12
CHAPTER 2 マイクロスコープ下での補綴処置のための診査・診断
1.咬頭嵌合位が適切な位置であるかどうかの診断………16
2.術前の咬合接触状態の検査………16
①少数歯の補綴処置/②咬合再構成が必要な補綴処置/③口腔内診査
CHAPTER 3 マイクロスコープ下での支台歯形成
1.上顎前歯(ミラーテクニック)………22
概説/目標となる支台歯の形態と理由/手順1 隣接面の形成/手順2 切縁の形成/手順3 唇側面の形成/手順4 口蓋側歯頸部の形成/手順5 口蓋側中央部の形成/手順6 細部の仕上げ
2.上顎前歯(直視)………33
はじめに/概説/手順1 近心コンタクト形成/手順2 遠心コンタクト形成/手順3 3遠心コンタクト形成/手順4 1遠心コンタクト形成/手順5 2遠心コンタクト形成/手順6 3遠心コンタクト形成/手順7 11唇側面形成/手順8 3〜1唇側面形成/手順9 舌側面形成/手順10 切端形成/手順11 舌面形成/手順12 概形成修正/手順13 全体仕上げ
3.下顎前歯(ミラーテクニック)………48
手順1 唇側の概形成/手順2 舌側の概形成/手順3 隣接面の概形成/手順4 切端の概形成/手順5 舌側面の概形成と隅角処理/手順6 最終形成
4.下顎前歯~小臼歯(直視)………54
手順1 4近遠心隣接面の形成/手順2 4隣接面・唇側面の形成/手順3 4舌側の形成/手順4 4隅角部の形成/手順5 4咬合面の形成/手順6 4咬合面2面形成/手順7 4の概形仕上げ/手順8 3隣接面の形成/手順9 3の概形仕上げ/手順10 3舌側・近心軸面の形成/手順11 3唇側・軸面・舌側の形成/手順12 4,3の仮形成の確認
5.上顎小臼歯(ミラーテクニック)………66
概説/目標となる支台歯の形態と理由/手順1 隣接面の形成/手順2 咬合面の形成/手順3 頬側面の形成/手順4 口蓋側面の形成/手順5 細部の仕上げ/ミラーポジションとミラーでの見え方/支台歯形成後の確認
6.上顎小臼歯(直視)………75
概説/上顎小臼歯のポジショニングと拡大倍率の設定/手順1 頬側面の形成/手順2 口蓋側面の形成/手順3 咬合面の形成/まとめ
7.下顎小臼歯(ミラーテクニック)………81
手順1 頬側の形成/手順2 舌側の形成/頬粘膜を巻き込みそうな時の対応/手順3 隣接面の形成/手順4 咬合面の形成
8.上顎大臼歯(ミラーテクニック)………86
概説/目標とする支台歯の形態と理由/患者の頭位の設定/術者の位置の設定/術者の手の準備/左手と右手の準備/舌側面の形成/手順1 口蓋側の形成/手順2 頬側の形成/頬粘膜を巻き込みそうな時の対応/手順3 隣接面の形成/手順4 咬合面の形成と隅角処理/手順5 最終形成と模型
9.上顎大臼歯(直視)………98
概説/頬粘膜排除のポイント/マテリアルの選択による形成の注意点/手順1 頬側中央部の形成/手順2 頬側近遠心部の形成/手順3 口蓋側の形成/手順4 隅角部の形成/手順5 咬合面の形成/手順6 最終確認,修正
10.下顎大臼歯(ミラーテクニック)………105
概説/目標となる支台歯の形態とその理由/手順1 隣接面の形成/手順2 咬合面の形成/手順3 頬側面の形成/手順4 舌側面の形成/手順5 細部の仕上げ/支台歯形成における左右の違いについて
11.下顎大臼歯(直視)………113
概説/手順1 頬側面の形成/手順2 舌側面の形成/手順3 咬合面の形成
CHAPTER 4 マイクロスコープ下の補綴処置の各ステップの実際
1.クラウン修復の印象採得………118
①プロビジョナルクラウンを外す際の注意点
②印象採得における歯肉圧排
③圧排糸の挿入方法
④ダブルコードテクニック
2.咬合採得………123
①クロスマウントテクニックによる咬合採得の手順
②プロビジョナルレストレーションをもとに咬合印象用トレーを用いて咬合採得をする方法
③プロビジョナルレストレーションをもとにブロックごとに咬合採得をする方法
3.プロビジョナルクラウンの製作………127
①ティッシュペーパーを用いて練和
②ゴム状になったら一発で撤去
③マージン部を鉛筆でマーキングしない
CHAPTER 5 患者への説明を生かした補綴処置
1.マイクロスコープとIOSを活用した患者説明………132
①術前診断とカウンセリング
②プロビジョナルレストレーションと本印象
③シェードテイキングと形態の決定
④データの保存・共有
2.動画撮影における左右の目の使い分け………136
①利き目とカメラの搭載位置
②クラウン修復時の注意点
3.患者の説明にマイクロスコープを生かした補綴処置………139
①診療の場面に応じた説明のポイント
②支台歯形成中の説明のポイント
4.映像記録装置を用いた患者説明………145
①不適合補綴装置・修復物の検査
②歯冠表面のチッピングやヘアラインクラック等の説明
③歯根破折の検査
付録 精密補綴処置に役立つ! 著者陣おすすめマテリアル一覧………148
CONTENTS
本別冊の活用法 4
CHAPTER 1 総論
1.マイクロスコープ下での補綴処置のための診査・診断………10
2.マイクロスコープ下での支台歯,クラウン形成………12
CHAPTER 2 マイクロスコープ下での補綴処置のための診査・診断
1.咬頭嵌合位が適切な位置であるかどうかの診断………16
2.術前の咬合接触状態の検査………16
①少数歯の補綴処置/②咬合再構成が必要な補綴処置/③口腔内診査
CHAPTER 3 マイクロスコープ下での支台歯形成
1.上顎前歯(ミラーテクニック)………22
概説/目標となる支台歯の形態と理由/手順1 隣接面の形成/手順2 切縁の形成/手順3 唇側面の形成/手順4 口蓋側歯頸部の形成/手順5 口蓋側中央部の形成/手順6 細部の仕上げ
2.上顎前歯(直視)………33
はじめに/概説/手順1 近心コンタクト形成/手順2 遠心コンタクト形成/手順3 3遠心コンタクト形成/手順4 1遠心コンタクト形成/手順5 2遠心コンタクト形成/手順6 3遠心コンタクト形成/手順7 11唇側面形成/手順8 3〜1唇側面形成/手順9 舌側面形成/手順10 切端形成/手順11 舌面形成/手順12 概形成修正/手順13 全体仕上げ
3.下顎前歯(ミラーテクニック)………48
手順1 唇側の概形成/手順2 舌側の概形成/手順3 隣接面の概形成/手順4 切端の概形成/手順5 舌側面の概形成と隅角処理/手順6 最終形成
4.下顎前歯~小臼歯(直視)………54
手順1 4近遠心隣接面の形成/手順2 4隣接面・唇側面の形成/手順3 4舌側の形成/手順4 4隅角部の形成/手順5 4咬合面の形成/手順6 4咬合面2面形成/手順7 4の概形仕上げ/手順8 3隣接面の形成/手順9 3の概形仕上げ/手順10 3舌側・近心軸面の形成/手順11 3唇側・軸面・舌側の形成/手順12 4,3の仮形成の確認
5.上顎小臼歯(ミラーテクニック)………66
概説/目標となる支台歯の形態と理由/手順1 隣接面の形成/手順2 咬合面の形成/手順3 頬側面の形成/手順4 口蓋側面の形成/手順5 細部の仕上げ/ミラーポジションとミラーでの見え方/支台歯形成後の確認
6.上顎小臼歯(直視)………75
概説/上顎小臼歯のポジショニングと拡大倍率の設定/手順1 頬側面の形成/手順2 口蓋側面の形成/手順3 咬合面の形成/まとめ
7.下顎小臼歯(ミラーテクニック)………81
手順1 頬側の形成/手順2 舌側の形成/頬粘膜を巻き込みそうな時の対応/手順3 隣接面の形成/手順4 咬合面の形成
8.上顎大臼歯(ミラーテクニック)………86
概説/目標とする支台歯の形態と理由/患者の頭位の設定/術者の位置の設定/術者の手の準備/左手と右手の準備/舌側面の形成/手順1 口蓋側の形成/手順2 頬側の形成/頬粘膜を巻き込みそうな時の対応/手順3 隣接面の形成/手順4 咬合面の形成と隅角処理/手順5 最終形成と模型
9.上顎大臼歯(直視)………98
概説/頬粘膜排除のポイント/マテリアルの選択による形成の注意点/手順1 頬側中央部の形成/手順2 頬側近遠心部の形成/手順3 口蓋側の形成/手順4 隅角部の形成/手順5 咬合面の形成/手順6 最終確認,修正
10.下顎大臼歯(ミラーテクニック)………105
概説/目標となる支台歯の形態とその理由/手順1 隣接面の形成/手順2 咬合面の形成/手順3 頬側面の形成/手順4 舌側面の形成/手順5 細部の仕上げ/支台歯形成における左右の違いについて
11.下顎大臼歯(直視)………113
概説/手順1 頬側面の形成/手順2 舌側面の形成/手順3 咬合面の形成
CHAPTER 4 マイクロスコープ下の補綴処置の各ステップの実際
1.クラウン修復の印象採得………118
①プロビジョナルクラウンを外す際の注意点
②印象採得における歯肉圧排
③圧排糸の挿入方法
④ダブルコードテクニック
2.咬合採得………123
①クロスマウントテクニックによる咬合採得の手順
②プロビジョナルレストレーションをもとに咬合印象用トレーを用いて咬合採得をする方法
③プロビジョナルレストレーションをもとにブロックごとに咬合採得をする方法
3.プロビジョナルクラウンの製作………127
①ティッシュペーパーを用いて練和
②ゴム状になったら一発で撤去
③マージン部を鉛筆でマーキングしない
CHAPTER 5 患者への説明を生かした補綴処置
1.マイクロスコープとIOSを活用した患者説明………132
①術前診断とカウンセリング
②プロビジョナルレストレーションと本印象
③シェードテイキングと形態の決定
④データの保存・共有
2.動画撮影における左右の目の使い分け………136
①利き目とカメラの搭載位置
②クラウン修復時の注意点
3.患者の説明にマイクロスコープを生かした補綴処置………139
①診療の場面に応じた説明のポイント
②支台歯形成中の説明のポイント
4.映像記録装置を用いた患者説明………145
①不適合補綴装置・修復物の検査
②歯冠表面のチッピングやヘアラインクラック等の説明
③歯根破折の検査
付録 精密補綴処置に役立つ! 著者陣おすすめマテリアル一覧………148
マイクロスコープ動画88本で学ぶ! 精密補綴処置
支台歯形成,圧排,印象採得から,プロビジョナルレストレーションの調整,患者説明まで
-
著者
辻本 恭久
小林 平
佐久間 利喜
菅原 佳広
三橋 純 -
出版社
クインテッセンス出版
-
ページ
152ページ
-
サイズ
A4判変
-
ISBN
978-4781210339
-
価格
7,920円(税込)