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必ず上達 歯冠修復(下)

必ず上達 歯冠修復(下)の画像です
補綴治療の基本ステップを余すことなく解説する「必ず上達 歯冠修復」に待望の下巻が登場。「QDT」での連載当時には取り上げることのできなかった「ポーセレンラミネートベニアの暫間被覆冠」「個人トレーの製作」「精密印象採得」「補綴装置の装着」「咬合調整」「咬合分析」などが新たに書き下ろされ、上巻とあわせて通読することで若手歯科医師に必要な臨床手技をマスターできる。すべての臨床研修医・若手歯科医師必携の1冊!
CHAPTER 17 大臼歯部ブリッジの支台歯形成
1 ブリッジの定義と特徴
2 大臼歯部ブリッジの支台歯形成の実際
(1)形成対象歯の確認/(2)咬合面のガイド形成グルーブ形成と削除/(3)頬側軸面のガイドグルーブ形成と削除/(4)欠損側の軸面形成/(5)舌側軸面のガイドグルーブ形成と削除/(6)隣接面のスライスカット/(7)全周にわたる軸面形成と平行測定/(8)フィニッシュラインの付与および研磨・仕上げ

CHAPTER 18 前歯部ブリッジの支台歯形成
1 前歯部ブリッジの支台歯形成においてとくに注意を要する事項
2 前歯部ブリッジの支台歯形成の実際
(1)診療姿勢の確認/(2)形成対象歯の確認/(3)シリコーンインデックスの製作/(4)切縁のガイドグルーブ形成と削除/(5)唇側軸面のガイドグルーブ形成と歯質削除/(6)欠損側の軸面形成/(7)隣接面のスライスカット/(8)全周にわたる軸面形成およびフィニッシュラインの形成/(9)平行測定/(10)リンガル・コンキャビティの形成/(11)仕上げと研磨

CHAPTER 19 臼歯部のテンポラリークラウン(暫間被覆冠)
1 テンポラリークラウンの臨床的な意義
2 テンポラリークラウンの種類
3 「テンポラリークラウン」と「プロビジョナルレストレーション」の相違について
4 常温重合レジン塊の成型(直接法)による臼歯部テンポラリークラウン製作の実際
(1)使用する資器材/(2)対象歯の確認と常温重合レジンの練和~圧接/(3)形態の付与/(4)研磨と仕上げ
5 常温重合レジン塊の成型(直接・間接法)による臼歯部テンポラリークラウン製作の実際
(1)インデックスの製作と試適/(2)常温重合レジンの練和~圧接/(3)形態付与~研磨と仕上げ

CHAPTER 20 前歯部のテンポラリークラウン(暫間被覆冠)
1 前歯部のテンポラリークラウンの目的と製作方法
2 既製のクラウンを使用した前歯部テンポラリークラウン製作の実際
(1)ポリカーボネート製クラウンの選択と試適/(2)常温重合レジンの練和~圧接/(3)形態修正/(4)仕上げと研磨
3 人工歯シェルを用いた口腔内での直接法による前歯部テンポラリークラウン製作の実際
(1)使用する人工歯の選択/(2)人工歯シェルの製作と試適/(3)常温重合レジンの練和~圧接/(4)形態修正/(5)仕上げと研磨
4 前歯部ポストつきテンポラリークラウン製作の実際
(1)対象歯の確認と前処理/(2)人工歯の選択/(3)人工歯シェルの製作と試適/(4)ポスト部分の製作/(5)人工歯シェルの圧接/(6)形態修正/(7)仕上げと研磨
5 PLV用テンポラリークラウン製作の実際
(1)対象歯の確認/(2)テンポラリークラウン用シリコーンインデックスの製作/(3)PLVの支台歯形成/(4)シリコーンインデックスの試適/(5)常温重合レジンの練和~圧接/(6)仕上げと研磨/(7)装着

CHAPTER 21 臼歯部のテンポラリーブリッジ(暫間被覆ブリッジ)
1 テンポラリーブリッジの臨床的な意義
2 テンポラリーブリッジの種類とその実際
3 インデックスを用いた常温重合レジン塊による臼歯部テンポラリーブリッジ製作の実際
(1)対象歯の確認とワックスポンティックの製作/(2)インデックスの製作と試適/(3)支台歯形成/(4)常温重合レジンの練和~圧接/(5)余剰なレジンのトリミングとマージンの設定/(6)形態の付与/(7)仕上げ~研磨
4 常温重合レジン塊を用いた直接法による臼歯部テンポラリーブリッジの製作
(1)常温重合レジンの練和~圧接/(2)形態の付与/(3)仕上げ~研磨

CHAPTER 22 前歯部のテンポラリーブリッジ(暫間被覆ブリッジ)
1 前歯部テンポラリーブリッジの臨床的意義
2 前歯部テンポラリーブリッジ製作法の種類
3 術前のスタディモデルを用いた技工室におけるテンポラリーブリッジ製作の実際
(1)対象歯の確認/(2)診断用ワックスアップとシリコーンインデックスの採得/(3)スタディモデル上での予想支台歯形成/(4)技工室でのテンポラリーブリッジシェルの製作/(5)口腔内での支台歯形成/(6)テンポラリーブリッジシェルの試適/(7)常温重合レジンの填入と口腔内におけるウォッシュ/(8)テンポラリーブリッジシェルの形態修正/(9)研磨~仕上げ
4 シリコーンインデックスを用いた口腔内直接・間接法によりテンポラリーブリッジ製作の実際
(1)シリコーンインデックスの製作/(2)シリコーンインデックスの口腔内試適/(3)常温重合レジンの練和~圧接/(4)形態の付与/(5)研磨~仕上げ

CHAPTER 23 歯肉圧排
1 歯肉圧排の定義と臨床的な意義
2 歯肉圧排の種類と用いられる薬剤・圧排糸の分類
3 支台歯形成時と印象採得時における歯肉圧排の違いと注意事項
4 印象採得前の機械・薬物(化学)的歯肉圧排法の実際
(1)対象歯の確認と浸潤麻酔/(2)挿入用器具と圧排糸の準備/(3)一次圧排/(4)二次圧排

CHAPTER 24 個人トレー
1 個人トレーの臨床的意義と目的
2 歯冠補綴用上顎個人トレー製作の実際
(1)個人トレー製作のための予備知識と必要な器材・材料の準備/(2)外型線描記/(3)スペーサーの付与/(4)ストッパーの付与/(5)トレー用レジンの圧接~硬化/(6)ハンドルの付与/(7)トリミング~形態修正~仕上げ
3 歯冠補綴用下顎個人トレー製作の実際
(1)外型線描記/(2)スペーサーの付与/(3)ストッパーの付与/(4)トレー用レジンの圧接~硬化/(5)ハンドルの付与/(6)トリミング~形態修正~仕上げ

CHAPTER 25 精密印象採得
1 精密印象採得の臨床的意義・目的
2 精密印象採得に用いる器材・材料
3 精密印象採得の前準備─とくに唾液のコントロールについて─
4 精密印象採得法の種類
5 個人トレーを用いた精密印象採得の実際
(1)精密印象採得用個人トレーの試適/(2)歯肉・歯列の検査~歯肉圧排/(3)アンダーカットのブロックアウト/(4)トレー用接着剤の塗布/(5)圧排糸の撤去/(6)インジェクションタイプのシリコーン印象材の歯列への注入/(7)トレーの圧接/(8)個人トレーを用いた精密印象採得の完了~トリミング
6 既製トレーを用いた積層2回印象法による精密印象採得の実際
(1)既製トレーの選択/(2)既製トレーの形態修正/(3)一次印象採得/(4)二次印象採得/(5)既製トレーを用いた積層2回印象法による精密印象採得の完了~トリミング
7 既製トレーを用いた二重同時印象(積層1回法)による精密印象採得の実際
(1)既製トレーの選択と形態修正/(2)トレー/パテタイプ・インジェクションタイプ印象材の注入~トレー圧接/(3)既製トレーを用いた二重同時印象(積層1回法)による精密印象採得の完了~トリミング/(4)本章で示した三種精密印象採得法による印象面の比較

CHAPTER 26 補綴装置の試適・仮着・装着
1 試適・仮着・装着の臨床的意義・目的・注意点
2 試適・仮着・装着の実際と注意点
(1)補綴装置の到着/(2)支台歯の清掃/(3)口腔内での隣接面コンタクトの確認/(4)クラウン内面の適合確認/(5)マージンの適合性評価/(6)咬合調整/(7)仮着/(8)装着

CHAPTER 27 咬合調整
1 臨床における咬合関連要素
2 どのような場合に咬合調整が必要なのか?
3 咬合調整の原則
4 咬合調整に使用する器具・材料
5 状況に応じた咬合調整の理論と手技
(1)咬頭嵌合位における過高に対する咬合調整/(2)偏心運動時の咬合干渉に対する咬合調整/(3)中心位から咬頭嵌合位への偏位・滑走(中心位での早期接触)に対する咬合調整

CHAPTER 28 咬合分析
1 咬合分析の臨床的意義
2 咬合分析をはじめる前に─治療顎位決定の基準は?
3 咬合器上で何を「分析」するのか?
4 咬合分析の実際 [1]各種アンテリアジグを用いた中心位での咬合採得~咬合器付着
(1)上下顎スタディモデルの製作/(2)フェイスボウ・トランスファーによる上顎模型の咬合器付着/(3)中心位での咬合採得~下顎模型付着 [1]各種アンテリアジグを応用した中心位での咬合採得(模型上での解説編)/(4)中心位での咬合採得~下顎模型付着 [2]各種アンテリアジグを応用した中心位での咬合採得(模擬患者での実践編)
5 咬合分析の実際 [2]手指による中心位への誘導と咬合採得
(1)チン・ガイダンス法の理論/(2)チン・ガイダンス法の実際/(3)Dawson法の理論/(4)Dawson法の実際/(5)セントリックロケータ法の理論/(6)セントリックロケータ法の実際
6 咬合分析の実際 [3]下顎模型の咬合器付着
7 咬合分析の実際 [4]チェックバイト法による咬合器の顆路角調整
(1)側方チェックバイトの原理/(2)側方チェックバイト採得の実際(模型編)/(3)前方チェックバイトの原理/(4)前方チェックバイト採得の実際(模型編)/(5)咬合器の顆路角調整の実際(模型編)/(6)チェックバイト採得の実際(模擬患者編)/(7)咬合器の顆路角調整の実際(模擬患者編)
8 咬合分析の実際 [5]咬合器上での模型検査・咬合調整
1)正確な咬合器付着の確認
(1)口腔内における中心位の早期接触部位の確認/(2)中心位における下顎模型の咬合器付着/(3)口腔内・模型上での早期接触部位の一致の確認
2)模型上での咬合調整(模型上でのシミュレーション)
(1)模型上での咬合調整(シミュレーション)の準備/(2)模型上での早期接触点の確認/(3)キャリパーによる咬合垂直顎間距離の測定/(4)模型上での咬合調整(シミュレーション)の開始/(5)咬合調整終了の目安を知る/(6)偏心運動時の調整

CHAPTER 29 歯科治療技術上達への道
─若手歯科医師に伝えたいコンセプトとメンターの重要性─
1 治療技術向上のためには基礎技術の習得が不可欠
2 技術を磨くための師匠(メンター)選びの重要性
3 補綴治療を行ううえでの3カ条

資料
さくいん

必ず上達 歯冠修復(下)

  • 著者

    荻原 芳幸

  • 出版社

    クインテッセンス出版

  • ページ

    286ページ

  • サイズ

    A4判

  • ISBN

    978-4781201252

  • 価格

    16,500円(税込)

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