MTMを診療に活かすことは、患者さんの満足(POS)にもつながるGPの臨床に欠かせないテーマである。本書はGP臨床歴半世紀近い著者の80に及ぶ症例、臨床経験に基づいて実践的に解説。治療効果の高いインプラントアンカレッジなども含めたMTMの実践に役立つハウツー、MTMの積極的導入のコツが学べる。基本的なやさしい症例を選んで始められるので、初心者でも失敗の少ないMTMが導入できる。初心者~中級者に最適。
プロローグ─臨床例から─
症例112/症例216/症例320/症例425/症例530/症例634/症例741/症例847/症例950/症例1058/症例1164/症例1276/症例1384/症例1489/症例1599/
/症例16107/症例17119/症例18129
第1章 初 診
I 主訴の解決─審美障害,機能障害の解決 138
II 患者の訴えを深く理解する 138
III 治療選択肢のなかに矯正治療が入るとどうなるか 138
IV 矯正治療はごく身近な処置である 138
V 一般臨床歯科医の矯正治療 139
VI MTMの教育 139
症例19 140/症例20 145/症例21 148
第2章 オリエンテーション
I DOSからPOSへ 152
II POSを学習する 152
III 現実的な治療計画を立てる 152
IV 療養指導 153
第3章 診査・診断
I 総合的な診査・診断ができるシステムをつくる 156
II MTM導入の助けとなる事柄 156
1 MTMは学際処置という従来の考え方ではどこがいけないのか/2 一般臨床歯科医の矯正治療レベルからの考察/3 矯正専門医と一般臨床歯科医の矯正治療の違い/4 自費と保険診療との料金の格差がもたらすもの/5 矯正治療が成功する条件としての一般歯科臨床のあり方/6 MTMは咬合崩壊過程のどの部分を改善するのか/7 MTMの目標とする正常咬合とはなにか/8 不正咬合は,どれを治し,どれは経過観察とするか/9 矯正の治療方針に段階(レベル)をつくることができる
症例22 162/症例23 168/症例24 173/症例25 179
III MTM導入の鍵となるコンセプトを受け入れる 182
症例26 185/症例27 188
IV 咬合治療の診査・診断は[炎症]と[力]をキーワードとして機能的咬合の確立を目指す 190
1 炎症と力/2 機能的咬合の確立を妨げる原因/3 機能的咬合の確立/4 機能的咬合の視点から,不正咬合の異常の程度を考える
症例28 195/症例29 196/症例30 199/症例31 201/症例32 203/症例33 206
V MTM導入から診査・診断,治療方針の確定へ 209
1 診査・診断のための資料の整備/2 プロブレムリストの作成(問題点の整理)/3 診査・診断の実際
症例34 212/症例35 213/症例36 215/症例37 216/症例38 216/症例39 220
第4章 治療計画
I 治療計画に矯正治療を導入する 224
1 レベル1/2 レベル2 挺出(エクストルージョン)/
3 レベル3/4 レベル4とレベル5
II インフォームドコンセント 227
1 治療計画の4つの条件/2 治療計画のすり合わせ
症例40 229/症例41 231
第5章 治 療
I 挺出(エクストルージョン) 236
1 挺出の利用法/2 挺出の実際/3 失敗に学ぶ
症例42 240/症例43 243/症例44 245/症例45 249/症例46 252
II 歯周治療と矯正治療との関連性 255
1 矯正治療時にはつねに歯周病を疑ってみる → 歯周ポケットをなくしてから矯正を始めるのが正攻法/2 歯周病罹患歯の矯正治療/3 矯正治療,歯周治療における咬合の視点
症例47 258/症例48 259
III 改良型ホーレーリテーナーを用いた前歯のフレアリングの改善 269
1 なぜ改良型ホーレーリテーナーを使うのか?/2 フレアリングの原因/3 前歯部の咬合崩壊を学習する 症例49 272/症例50 274/症例51 275/症例52 277/症例53 279/症例54 283/4 舌突出癖,口唇の形態,口呼吸などのフレアリングの増悪因子の診断と治療/5 可撤式装置の適応症/6 改良型ホーレーリテーナーの設計/7 改良型ホーレーリテーナーの製作/8 改良型ホーレーリテーナーのできばえを吟味する/9 フレアリング症例に対する治療目標(1)/10 改良型ホーレーリテーナーの一般的な使い方/11 改良型ホーレーリテーナーのアドバンスな使い方と,その治療目標(2)
IV 歯牙移動を考慮した下顎智歯の治療法 301
1 なぜ下顎智歯を取り上げるのか?/2 下顎智歯の矯正治療 症例55 302/症例56 304/症例57 305/症例58 307/症例59 309
V やさしいMTM 311
1 やさしいMTMを探す 症例60 311/症例61 314
VI 一般歯科臨床におけるMTM─部分矯正から全顎矯正へ 319
1 なぜマルチブラケット装置を使うのか?/2 エッジワイズシステムのMTMへの応用/3 マルチブラケットを使用したMTM/4 エッジワイズシステムから深く学ぶべきもの/5 MTMの固定準備(アンカレッジ,プレパレーション)/6 アンカレッジを強化する方法/7 MTMの至適矯正力
症例62 328/症例63 330
VII 部分矯正から全顎矯正までのMTMの症例 331
症例64 331/症例65 332/症例66 334/症例67 339/症例68 341/症例69 344/症例70 346/症例71 349/症例72 351
余 章
1 この本で書きたかったこと/2 舌の問題 症例73 355/症例74 356/3 抜歯をしないで審美改善も図りたい 症例75 357/症例76 358/症例77 359/4包括歯科医療の勧め/5 着実な未来への道
プロローグ─臨床例から─
症例112/症例216/症例320/症例425/症例530/症例634/症例741/症例847/症例950/症例1058/症例1164/症例1276/症例1384/症例1489/症例1599/
/症例16107/症例17119/症例18129
第1章 初 診
I 主訴の解決─審美障害,機能障害の解決 138
II 患者の訴えを深く理解する 138
III 治療選択肢のなかに矯正治療が入るとどうなるか 138
IV 矯正治療はごく身近な処置である 138
V 一般臨床歯科医の矯正治療 139
VI MTMの教育 139
症例19 140/症例20 145/症例21 148
第2章 オリエンテーション
I DOSからPOSへ 152
II POSを学習する 152
III 現実的な治療計画を立てる 152
IV 療養指導 153
第3章 診査・診断
I 総合的な診査・診断ができるシステムをつくる 156
II MTM導入の助けとなる事柄 156
1 MTMは学際処置という従来の考え方ではどこがいけないのか/2 一般臨床歯科医の矯正治療レベルからの考察/3 矯正専門医と一般臨床歯科医の矯正治療の違い/4 自費と保険診療との料金の格差がもたらすもの/5 矯正治療が成功する条件としての一般歯科臨床のあり方/6 MTMは咬合崩壊過程のどの部分を改善するのか/7 MTMの目標とする正常咬合とはなにか/8 不正咬合は,どれを治し,どれは経過観察とするか/9 矯正の治療方針に段階(レベル)をつくることができる
症例22 162/症例23 168/症例24 173/症例25 179
III MTM導入の鍵となるコンセプトを受け入れる 182
症例26 185/症例27 188
IV 咬合治療の診査・診断は[炎症]と[力]をキーワードとして機能的咬合の確立を目指す 190
1 炎症と力/2 機能的咬合の確立を妨げる原因/3 機能的咬合の確立/4 機能的咬合の視点から,不正咬合の異常の程度を考える
症例28 195/症例29 196/症例30 199/症例31 201/症例32 203/症例33 206
V MTM導入から診査・診断,治療方針の確定へ 209
1 診査・診断のための資料の整備/2 プロブレムリストの作成(問題点の整理)/3 診査・診断の実際
症例34 212/症例35 213/症例36 215/症例37 216/症例38 216/症例39 220
第4章 治療計画
I 治療計画に矯正治療を導入する 224
1 レベル1/2 レベル2 挺出(エクストルージョン)/
3 レベル3/4 レベル4とレベル5
II インフォームドコンセント 227
1 治療計画の4つの条件/2 治療計画のすり合わせ
症例40 229/症例41 231
第5章 治 療
I 挺出(エクストルージョン) 236
1 挺出の利用法/2 挺出の実際/3 失敗に学ぶ
症例42 240/症例43 243/症例44 245/症例45 249/症例46 252
II 歯周治療と矯正治療との関連性 255
1 矯正治療時にはつねに歯周病を疑ってみる → 歯周ポケットをなくしてから矯正を始めるのが正攻法/2 歯周病罹患歯の矯正治療/3 矯正治療,歯周治療における咬合の視点
症例47 258/症例48 259
III 改良型ホーレーリテーナーを用いた前歯のフレアリングの改善 269
1 なぜ改良型ホーレーリテーナーを使うのか?/2 フレアリングの原因/3 前歯部の咬合崩壊を学習する 症例49 272/症例50 274/症例51 275/症例52 277/症例53 279/症例54 283/4 舌突出癖,口唇の形態,口呼吸などのフレアリングの増悪因子の診断と治療/5 可撤式装置の適応症/6 改良型ホーレーリテーナーの設計/7 改良型ホーレーリテーナーの製作/8 改良型ホーレーリテーナーのできばえを吟味する/9 フレアリング症例に対する治療目標(1)/10 改良型ホーレーリテーナーの一般的な使い方/11 改良型ホーレーリテーナーのアドバンスな使い方と,その治療目標(2)
IV 歯牙移動を考慮した下顎智歯の治療法 301
1 なぜ下顎智歯を取り上げるのか?/2 下顎智歯の矯正治療 症例55 302/症例56 304/症例57 305/症例58 307/症例59 309
V やさしいMTM 311
1 やさしいMTMを探す 症例60 311/症例61 314
VI 一般歯科臨床におけるMTM─部分矯正から全顎矯正へ 319
1 なぜマルチブラケット装置を使うのか?/2 エッジワイズシステムのMTMへの応用/3 マルチブラケットを使用したMTM/4 エッジワイズシステムから深く学ぶべきもの/5 MTMの固定準備(アンカレッジ,プレパレーション)/6 アンカレッジを強化する方法/7 MTMの至適矯正力
症例62 328/症例63 330
VII 部分矯正から全顎矯正までのMTMの症例 331
症例64 331/症例65 332/症例66 334/症例67 339/症例68 341/症例69 344/症例70 346/症例71 349/症例72 351
余 章
1 この本で書きたかったこと/2 舌の問題 症例73 355/症例74 356/3 抜歯をしないで審美改善も図りたい 症例75 357/症例76 358/症例77 359/4包括歯科医療の勧め/5 着実な未来への道
やさしい症例から始められる 包括臨床に活かすMTM
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著者
長澤 信五
-
出版社
クインテッセンス出版
-
ページ
368ページ
-
サイズ
A4判変型
-
ISBN
978-4874179529
-
価格
20,900円(税込)