本書はパーシャルデンチャーの設計に必要な一般理論を学ぶと同時にいかにしてその理論を応用するかというコンセプトをもって編集されている。前半でパーシャルデンチャーが備えるべき機能を解説し、後半では臨床において頻度の高い欠損分類に対応した33症例の描き込み式ワークシートが掲載され、パーシャルデンチャーの設計図を実際に描く練習ができる。理論のみではなく、実践をもってパーシャルデンチャーを理解できる。
第 1 章 パーシャルデンチャー設計の 6 原則／ 6 Principles of Designing Removable Partial Denture

Ⅰ．支持性設計（Supported design）
Ⅱ．硬固性設計（Rigid design）
Ⅲ．維持性設計（Retained design）
Ⅳ．単純性設計（Simple design）
Ⅴ．審美性設計（Esthetic design）
Ⅵ．生物学性設計（Biological design）

第 2 章 パーシャルデンチャー各部の概説／Review of Rests and Rest seats, Guideplate and Guide plane, Major connectors and Retainers

Ⅰ．レスト（Rests）およびレストシート（Rest seats）
Ⅱ．ガイドプレート（Guide plate）およびガイドプレーン（Guide plane）
Ⅲ．メジャーコネクター（Major connectors）
Ⅳ．リティナー（Retainers）

第 3 章 パーシャルデンチャー（RPD）設計の順序／Sequences to Design Removable Partial Denture

Ⅰ．レスト
Ⅱ．ガイドプレート
Ⅲ．メジャーコネクターとマイナーコネクター
Ⅳ．リティナー
Ⅴ．デンチャーベース／デンチャーフランジ

第 4 章 欠損分類とワークシート／Worksheets for Designing Removable Partial Denture

Ⅰ．欠損分類
Ⅱ．ワークシート活用法