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山下 喜久

山下 喜久

歯科医師・歯学博士
1982年 九州歯科大学 卒業
1986年 同大学大学院博士課程 修了、同大学 助手
1990年 同大学 講師
1993年 同大学 助教授
2000年 日本大学歯学部 教授
2003年 九州大学大学院歯学研究院 教授

日本口腔衛生学会 副理事長/指導医/専門医/認定医
歯科基礎医学会 代議員
日本細菌学会 評議員
日本口腔科学会
国際歯科研究学会
米国細菌学会
九州歯科大学を卒業後、同大学大学院歯科矯正学専攻に進学。学位取得後は同大学口腔衛生学講座の助手に就任。ミュータンス連鎖球菌の病原因子の解明を、グルコシルトランスフェラーゼの精製を基本として進める。その後、米国テキサス州立大学のハワード・クラミツ教授の研究室で、同酵素の遺伝子の組換えなど遺伝子工学を駆使した研究に従事する。帰国後は九州大学歯学部の助教授に就任し、ミュータンス連鎖球菌の糖鎖抗原合成酵素の遺伝子群の全貌を明らかにする。その後、日本大学歯学部の教授を経て、2003年より現職に就任。久山町疫学研究を中心とした口腔と全身の健康の関連性の解明を目指す疫学研究に着手し、口腔マイクロバイオーム解析技術を疫学研究に取り込むことで口腔分子疫学の新境地を切り拓いている。