少子高齢化傾向のわが国において、健康寿命を延ばす事により将来の医療費と介護の人材の削減が考えられます。そのことにより、より良い社会が臨めるようになることは間違いないと思います。しかしながら、これだけかかりつけ歯科医がいるにもかかわらず、中高年の咬合の崩壊がいまだに多くみられるのは、年齢を意識した治療を考えていないのではないでしょうか?カリエスが多いわけではなかったのに奥歯から崩れていき、ドミノ倒しのように崩壊していく過程に、何をするべきだったかを問われるのです。それは、小児期から正しい成長発育がその鍵を握っているのではないかと思います。しかし最近の子ども達は、咀嚼が出来ていなかったり、飲みこめなかったり、口呼吸であったりと機能がついていっておらず、不正咬合があるのが現状です。小児期のうちから正しい機能を身につけておかなければ健康な成人、健康な老人にならずに良い老後を迎えられず、それが健康寿命に影響を与えるのです。早期に治療することによって、本来持っているその子自身の成長発育の軌道に乗せて上げることによって予防できるのです。その異常を見つけ治せるのは私たち歯科医療従事者なのです。そのためには、なぜそうなったかの原因を考え、何を予防すればいいのか、私たちが何をすべきなのかを考えてみたいと思います。
配信中
[VOD]咬合崩壊しないための小児期からの準備〜機能と骨格の関係〜
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日時
2024年5月28日(火)~11月30日(土)
期間内であれば自由に視聴できます
講演時間:108分 -
会場
ご自宅や診療室(インターネット経由)
↓ご視聴できない方はこちら
https://whitecross.jp/faq -
費用
7,700円(税込)
領収書は、マイページ>申込み済みライブ配信>領収書 よりダウンロードいただけます -
対象
歯科医師
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内容
咬合・補綴、矯正歯科・小児歯科
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