哺乳障害を小児外科の専門医（外科／小児外科）として治療にあたり55年。舌小帯の切開により多くの哺乳障害の赤ちゃんと母親を救ってきた臨床のまとめがこの動画になります。かなり凝縮した内容となっており、伊藤泰雄先生の臨床のエッセンスがつまる講義です。
先生は、ハサミにて小帯の切除を行います。難しい手技ではなく誰でも歯科医師なら始められる内容になっています。

【講座内容】
1. 舌小帯短縮症に対する治療方針の変遷
2. 舌の解剖と運動機能
3. 舌小帯短縮症の病型分類と重症度評価
4. 上唇小帯短縮症～TOTsの概念
5. 舌小帯短縮症の手術
6. 上唇小帯短縮症の手術
7. 手術後の合併症
8. 手術の効果

伊藤泰雄先生の臨床を実践し、良好な結果を得ている徳倉歯科口腔外科・矯正歯科での診療の実際を供覧していただきます。
助産院との医療連携、そしてワークフローの重要性について、院長徳倉圭より解説いたします。
舌小帯切開／上唇小帯切除の臨床は実際に難しくありません。大事なことは、赤ちゃんの術前術後の管理です。また母親を中心とする保護者の術前術後の支援です。
これが何よりも治療の成功にとても重要な点となります。この点について、ご共有できたら良いなと思っております。