う蝕は、歯科臨床において最も一般的な疾患の一つです。歯科医療従事者の皆さん、近年のカリオロジー(う蝕学)の進歩に注目していますか?
特にフッ化物の応用は、う蝕予防において中心的な役割を担っています。フッ化物の作用機序は従来考えられていたよりもはるかに複雑で、新たな知見が次々と明らかになっているのです。
本講座では、フッ化物の最新の作用メカニズムと、それに基づく効果的な応用方法をご紹介します。単にフッ化物を塗布するだけでは不十分で、患者さん一人ひとりの口腔内環境を正しく評価し、適切な方法を選択することが重要になってきました。
さらに、フッ化物以外の最新のう蝕予防手段についても解説いたします。カリオロジーの急速な進歩に対応するため、これらの新しい知見を臨床に活かすことが求められています。
う蝕のマネジメントを最新の水準に引き上げ、患者さんの口腔健康をより良く守るための実践的な講座となっております。