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第3版 病理学総論にもとづく口腔病理学

第3版 病理学総論にもとづく口腔病理学の画像です
・初めて病理学・口腔病理学を学ぶ者にとっても、また既に学修した者にとっても、CBTや歯科医師国家試験を前にして復習する情報を得られる構成。
・歯科医学教育に関連する指針「歯科教育モデル・コア・カリキュラム―教育内容ガイドライン」、「歯科医師国家試験出題基準」、また、口腔病理学にとって重要な事項「WHO 歯原性腫瘍分類の改訂」の内容をふまえ、学生が覚えるべきところを重点に記載するよう改訂を図った。歯科医師国家試験に関しては、過去10年分の問題を確認し、重要語句を収載した。
・第3版では、口腔病理のう蝕、歯髄炎、歯周病関連の図を充実させ、ウイルス性肺炎と細菌性肺炎などの病理を追加。さらに、全身疾患との関連性を強化し、口腔病理学を体系的に理解できる内容とした。
・本書は病理学と口腔病理学の関連性が明確になることが心がけられている。学生自身が病理学を学修する意義を理解し、口腔病理学を学ぶ際の理解度を高めることが期待できる。 
CHAPTER. 1 病理学とは
 1.病理学の歩み
 2.人体病理学
 3.実験病理学
 4.病理学と口腔病理学

CHAPTER. 2 病因
 1.内因
 2.外因

CHAPTER. 3 退行性病変(代謝障害)
 1.変性
 2.萎縮
 3.壊死とアポトーシス

CHAPTER. 4 細胞の反応性増殖
 1.肥大と過形成
 2.化生
 3.再生と修復
 4.創傷治癒
 5.異物処理

CHAPTER. 5 循環障害
 1.末梢性循環障害
 2.全身性循環障害

CHAPTER. 6 炎症および関連疾患
 1.炎症
 2.炎症の原因
 3.炎症に関与する細胞およびケミカルメディエーター
 4.急性炎症と慢性炎症
 5.炎症の形態学的分類
 6.肉芽腫性炎(特異性炎)
 【付記】先天性梅毒
 7.免疫異常
 8.齲蝕
 9.歯髄炎
 10.根尖性歯周炎
 11.顎骨、顎関節の炎症および関連疾患
 12.歯周病(歯周疾患)
 13.咬合性外傷
 14.歯性病巣感染
 15.口腔粘膜の炎症および関連疾患
 16.唾液腺の炎症および関連疾患

CHAPTER. 7 腫瘍
 1.腫瘍(新生物)とがん
 2.腫瘍の発生機序
 3.腫瘍の原因
 4.腫瘍の病理組織学的特徴
 5.腫瘍の発育様式
 6.良性腫瘍と悪性腫瘍
 7.腫瘍の進行状態
 8.全身の腫瘍
 9.歯原性腫瘍
 10.唾液腺腫瘍
 11.口腔粘膜の潜在的悪性疾患(前癌病変と前癌状態)
 12.口腔粘膜の腫瘍、腫瘍類似疾患
 13.顎骨の腫瘍と腫瘍類似疾患
 14.口腔顎顔面に症状を現す腫瘍・腫瘍類似疾患

CHAPTER. 8 遺伝子異常・先天異常・発育異常
 1.先天異常
 2.遺伝性疾患の分類
 3.奇形
 4.小児の腫瘍
 5.口腔領域の発育異常と関連疾患

CHAPTER. 9 個体の死
 1.個体の死と判定

第3版 病理学総論にもとづく口腔病理学

  • 著者

    井上 孝
    長谷川 博雅
    前田 初彦
    岡田 康男

  • 出版社

    永末書店

  • ページ

    224ページ

  • サイズ

    B5判

  • ISBN

    978-4816014017

  • 価格

    8,800円(税込)

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