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病理学

病理学の画像です
本書は,既刊「歯科衛生士教育マニュアル」シリーズを全面的に改編し、新しい教育制度に対応できるテキストとして刊行。歯科衛生士教育で求められる病理学の知識を過不足なく盛り込み、よりビジュアルに解説した。構成は病理学と口腔病理学の二部に分け、臓器や組織、歯と口腔領域における病変について症例写真ならびに病理組織像をイラストとともに提示した。病気とは何か、その理論を知り実践につなげるための最新テキストである。
■Part I 病理学

chapter1病理学概論
1‐1 病理学とは

chapter2病因論
2‐1 内因
 1)一般的素因
 2)個人的素因
 3)遺伝
 4)免疫
 5)内分泌異常
2‐2 外因
 1)物理的因子
 2)化学的因子
 3)生物(微生物,寄生虫)的因子
 4)栄養障害
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chapter3先天異常
3‐1 遺伝
 1)遺伝子
 2)染色体
 3)遺伝の基本様式
3‐2 遺伝子異常による疾患
 1)常染色体優性遺伝病
 2)常染色体劣性遺伝病
 3)X連鎖遺伝病(伴性遺伝病)
3‐3 染色体異常による疾患
3‐4 奇形 
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chapter4循環障害
4‐1 全身の循環障害
 1)高血圧症
 2)低血圧症
 3)ショック
4‐2 局所の循環障害
 1)循環血液量障害
 2)閉塞性障害
4‐3 傍側循環(側副循環)
4‐4 水腫(浮腫)
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chapter5代謝障害
5‐1 変性
 1)タンパク質変性
 2)脂肪変性(脂肪化)
 3)糖原変性
 4)石灰変性(石灰沈着,石灰化)
 5)色素変性(色素沈着)
 6)角質変性 
5‐2 萎縮 
 1)生理的萎縮
 2)病的萎縮 
5‐3 壊死(ネクローシス)
 1)凝固壊死
 2)液化壊死(融解壊死)
 3)壊疽 
5‐4 アポトーシス
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chapter6増殖と修復
6‐1 肥大と増生(過形成)
6‐2 再生 
6‐3 化生 
6‐4 肉芽組織
6‐5 創傷治癒
6‐6 器質化 
6‐7 異物処理 
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chapter7炎症 
7‐1 炎症の臨床的5大徴候
7‐2 炎症の原因 
7‐3 炎症に関与する細胞 
7‐4 炎症のケミカルメディエーター
7‐5 急性炎症と慢性炎症 
7‐6 炎症の経時的変化と組織学的変化
7‐7 炎症の分類 
 1)変質性炎 
 2)滲出性炎 
 3)増殖性炎 
 4)肉芽腫性炎(特異性炎)
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chapter8免疫と免疫異常 
8‐1 免疫反応
8‐2 アレルギー 
 1) I 型アレルギー(アナフィラキシー型過敏反応)
 2) II 型アレルギー(細胞傷害型過敏反応)
 3) III 型アレルギー(免疫複合体型過敏反応)
 4) IV 型アレルギー(遅延型過敏反応) 
 5) V 型アレルギー(抗受容体型過敏反応)
8‐3 免疫不全症
8‐4 自己免疫と疾患
8‐5 移植と免疫
復習しよう!

chapter9腫瘍 
9‐1 形態 
9‐2 発育形式 
9‐3 広がり方
9‐4 原因 
9‐5 腫瘍の発生
9‐6 腫瘍の疫学
9‐7 分類 
復習しよう!

■Part II 口腔病理学

chapter1歯の異常
1‐1 歯の大きさの異常
 1)巨大歯 
 2)矮小歯
1‐2 歯の形の異常 
 1)融合歯(癒合歯)
 2)双生歯
 3)癒着歯 
 4)陥入歯(歯内歯) 
 5)エナメル滴
 6)異常結節
1‐3 歯の数の異常
 1)過剰歯 
 2)無歯症
1‐4 歯の構造の異常(歯の形成不全)
1‐5 歯の色の異常(歯の着色)
 1)内因性着色 
 2)外因性着色
1‐6 歯の位置異常
 1)転位 
 2)捻転
 3)傾斜
 4)高位
 5)低位
 6)移転
 7)逆生
 8)正中離開
 9)叢生
1‐7 歯の萌出の異常
 1)乳歯の萌出異常
 2)永久歯の萌出異常
 3)埋伏歯 
1‐8 咬合異常
 1)上顎前突
 2)下顎前突(反対咬合)
 3)切端咬合(切縁咬合) 
 4)開咬 
 5)過蓋咬合
 6)交叉咬合
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chapter2歯の機械的損傷
2‐1 咬耗
2‐2 アブフラクション
2‐3 摩耗
2‐4 咬耗・摩耗に伴う組織変化
2‐5 外傷
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chapter3歯の化学的損傷 
3‐1 酸蝕症(侵蝕症)
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chapter4歯の沈着物と着色
4‐1 歯の沈着物
 1)ペリクル(薄膜)
 2)歯垢(デンタルプラーク,プラーク)
 3)歯石 
4‐2 歯の着色
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chapter5う蝕 
5‐1 う蝕の病因 
5‐2 う蝕の分類
5‐3 う蝕の進行による特徴 
5‐4 う蝕の病理組織学的特徴 
 1)エナメル質う蝕 
 2)象牙質う蝕 
 3)セメント質う蝕
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chapter6象牙質・セメント質の増生
6‐1 第二象牙質(生理的第二象牙質)
6‐2 第三象牙質(病的第二象牙質)
6‐3 象牙質粒 
6‐4 セメント質増生(肥厚)
6‐5 セメント質粒 
復習しよう! 

chapter7歯髄の病変
7‐1 歯髄の循環障害 
 1)歯髄充血 
7‐2 歯髄の代謝障害
 1)石灰変性
 2)歯髄萎縮
 3)歯髄の壊死・歯髄壊疽
7‐3 歯髄炎の原因
7‐4 歯髄炎の分類と臨床・病理組織学的特徴
復習しよう!

chapter8根尖部歯周組織の病変
8‐1 原因
8‐2 歯髄炎の分類と臨床・病理組織学的特徴
 1)根尖性歯周炎の分類
復習しよう!

chapter9歯周組織の病変
9‐1 歯周組織の構造
 1)歯肉 
 2)セメント質
 3)歯根膜(歯周靭帯)
 4)歯槽骨 
 5)歯と歯肉との付着
9‐2 歯周病の概説
9‐3 歯周病の原因
9‐4 歯周病の分類 
 1)歯肉病変
 2)歯周炎
 3)壊死性歯周疾患
 4)咬合性外傷
9‐5 歯周炎の発症過程
復習しよう!

chapter10口腔の創傷治癒 
10‐1 口腔粘膜創傷の治癒
10‐2 抜歯創の治癒過程 
10‐3 抜歯の合併症(ドライソケット)
復習しよう! 

chapter11口腔粘膜の病変
11‐1 色素沈着
11‐2 白色病変
 1)白板症
 2)扁平苔癬 
11‐3 潰瘍形成性病変
 1)再発性アフタ 
 2)壊死性潰瘍性口内炎
11‐4 免疫異常 
 1)尋常性天疱瘡
11‐5 感染症 
 1)ウイルス感染症 
 2)真菌感染症 
 3)細菌感染症
復習しよう!

chapter12エプーリス
12‐1 分類と病理組織学的特徴
復習しよう!

chapter13口腔領域の奇形
13‐1 口腔・顔面の奇形
 1)口唇裂
 2)口蓋裂
 3)唇顎口蓋裂 
 4)顔面裂
復習しよう!

chapter14顎骨の病変
14‐1 骨髄炎と骨膜炎 
14‐2 歯性上顎洞炎
復習しよう! 

chapter15口腔領域の嚢胞 
15‐1 歯原性嚢胞
 1)歯根嚢胞 
 2)含歯性嚢胞 
 3)原始性嚢胞 
15‐2 非歯原性嚢胞 
 1)術後性上顎嚢胞(顎骨内)
 2)粘液嚢胞(軟組織内) 
 3)類皮嚢胞,類表皮嚢胞(軟組織内)
 4)その他の軟組織の非歯原性嚢胞 
 5)顎骨内の偽嚢胞 
復習しよう!

chapter16歯原性腫瘍 
16‐1 エナメル上皮腫 
16‐2 歯牙腫 
16‐3 その他 
 1)腺腫様歯原性腫瘍 
 2)角化嚢胞性歯原性腫瘍 
 3)石灰化上皮性歯原性腫瘍 
 4)転移性(悪性)エナメル上皮腫,エナメル上皮癌
復習しよう! 

chapter17非歯原性腫瘍 
17‐1 良性腫瘍 
 1)良性上皮性腫瘍 
 2)良性非上皮性腫瘍 
17‐2 前癌病変 
 1)前癌病変 
 2)上皮内癌 
17‐3 悪性腫瘍 
 1)悪性上皮性腫瘍(癌腫) 
 2)悪性非上皮性腫瘍(肉腫) 
 3)特殊な腫瘍 
復習しよう! 

chapter18唾液腺の疾患
18‐1 退行性および進行性病変 
18‐2唾石症 
18‐3 唾液腺炎 
18‐4 唾液腺の嚢胞 
18‐5 シェーグレン症候群
18‐6 口腔乾燥症(ドライマウス)
18‐7 唾液腺腫瘍 
 1)多形腺腫 
復習しよう! 

■索引 

<執筆分担>
Part I
1田中昭男
2西川哲成/田中昭男
3長谷川博雅
4谷口邦久
5久保勝俊/前田初彦
6和唐雅博/田中昭男
7中野敬介/長谷川博雅
8谷口邦久
9久保勝俊/前田初彦

Part II
1富永和也/田中昭男
2,3落合隆永/長谷川博雅
4中野敬介/長谷川博雅
5,6谷口邦久
7,8前田初彦
9国分麻佑/益野一哉/田中昭男
10,11落合隆永/長谷川博雅
12中野敬介/長谷川博雅
13,14谷口邦久
15~18前田初彦

病理学

  • 著者

    田中 昭男
    谷口 邦久
    長谷川 博雅
    前田 初彦

  • 出版社

    クインテッセンス出版

  • ページ

    188ページ

  • サイズ

    B5判

  • ISBN

    978-4781201825

  • 価格

    3,190円(税込)

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