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成功に導く考えかたと着眼点がわかる 歯内療法のルール

成功に導く考えかたと着眼点がわかる 歯内療法のルールの画像です
歯内療法のスキルアップを図りたい!
そんな若手歯科医師に最適な一冊がついに誕生!
◦著者の澤田先生が日々の臨床で心がけていることを57のルールに集約!
◦エビデンスやガイドラインに準じたルールはもちろん、専門医として日々難症例に立ち向かっている澤田先生だから書き下ろせたアドバイスも満載!
◦澤田先生の臨床例を大きな写真で多数掲載!「何をみているか?」「どう判断するか?」を学ぶことができます!
はじめに
PART 1 解剖のルール
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Rule 01 上顎第一大臼歯なら4根管(4 canals)が常識
Rule 02 下顎第二大臼歯は樋状根管を疑う
Rule 03 下顎小臼歯をあなどってはいけない
Rule 04 下顎切歯は2根管と心得よ
Rule 05 上顎前歯唇側のパーフォレーションに気をつけよ
Rule 06 補綴歯の歯軸は変わっているものと心得よ
Rule 07 常に「もう一根管あるのでは?」の思いで臨む  
コラム  『根』と『根管』を混同してはいけない
      抜髄の時点から感染させないように、細心の注意をはらうべき
      ラバーダムのかけかた
      根尖まで根管充塡されていない理由

PART 2 診断のルール
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Rule 08 術前のデンタルエックス線写真は2方向から撮影する
Rule 09 CBCT撮影はセカンドチョイス
Rule 10 CBCTは術中に撮影する
Rule 11 エックス線透過像の有無で一喜一憂しない
Rule 12 エックス線透過像があるからといって根管治療が必要とは限らない
Rule 13 エックス線写真では根管の湾曲を見よ
Rule 14 歯髄の生死の判定は、冷刺激診➡電気歯髄診➡切削診の順で行う
Rule 15 内部吸収と外部吸収を見分けよ
Rule 16 マイクロスコープを過信しない
Rule 17 痛みは根管治療では取り除けない
Rule 18 腫脹の原因はその歯にあるとは限らない
Rule 19 急性歯髄炎は対合歯にも痛みを生じる
Rule 20 痛みが定位せず移動する場合には、非歯原性歯痛や別の疾患を疑え
Rule 21 下顎大臼歯が少しでも舌側に傾斜していたら、手をつけないか、専門医に依頼する
Rule 22 上顎第二大臼歯が少しでも遠心に傾斜していたら、手をつけないか、専門医に依頼する
Rule 23 エックス線写真で根管が途中から不明瞭なものは「難易度が高い」と考えよ
Rule 24 深い歯周ポケットの存在する症例は注意せよ
Rule 25 唇側や頬側に骨のない歯は外科でも予後が悪いと心得よ
Rule 26「 失活した根未完成歯にはアペキシフィケーション」と考えるのは早計である
コラム   診断名のつけかた
      おかしいと思ったら、一歩引いて見なおす
      筆者が経験した「髄膜腫由来の痛み」
      根管充塡材の溢出
      リバスクラリゼーションの位置づけ

PART 3 歯内治療のルール
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Rule 27 ラバーダムはすべての症例で行う
Rule 28「 露髄の直径が2mm以上だと抜髄」ではない
Rule 29 根管形成はコロナルフレアに重点をおく
Rule 30 次亜塩素酸ナトリウムとオキシフルの交互洗浄は行わない
Rule 31 根管形成の時間の9割は、10番のファイルを持つ
Rule 32 再根管治療こそネゴシエーションに時間をかける
Rule 33 エンジンを使ったネゴシエーション法も習得しよう
Rule 34 ファイルの選択は1つのシステムにこだわる必要はない
Rule 35 ガッタパーチャ除去には切れすぎるファイルを使用するな
Rule 36 根尖の内湾部に潜む感染源の除去は超音波用スクエアファイルで試みる
Rule 37「 根管長測定器で作業長を決める」だけでは不十分
Rule 38 マイクロスコープ使用時は低倍率で切削する
Rule 39 破折ファイルを悪者と決めつけない
Rule 40 破折ファイルの除去は超音波チップを活用せよ
Rule 41 根管貼薬剤に多大な期待はしない
Rule 42 根管充塡時にエックス線透過像は消失しない
Rule 43 根管充塡法に「差」はない
Rule 44「 根管充塡すると再発する」のは、根管充塡の問題ではない
Rule 45 側方加圧根管充塡法では作業長の2mm手前までスプレッダーを挿入せよ
Rule 46 ガッタパーチャには必ずシーラーを併用せよ
Rule 47 即日根管充塡を行える条件を確認せよ
Rule 48 穿孔部封鎖処置の予知性は高い
Rule 49 抗菌薬は歯髄炎に効かない
Rule 50 急性根尖性歯周炎で処方する抗菌薬の奥の手
Rule 51 スタンダードプリコーションを徹底せよ
コラム   歯髄保存に臨むにあたっての心構え
      ゲーツグリッテンドリル使用のすすめ
      グライドパスの名づけ親は?
      ニッケルチタンファイルの選びかた
      あける? 空ける? 開ける?
      拡大鏡とマイクロスコープの違い
      根管内破折ファイルをどのように患者に伝えるか
      根管充槇した歯が危ない
      根管治療に関する世界の潮流
      コツって何だろう?

PART 4 外科的歯内療法のルール
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Rule 52 抗菌薬は前日に投与せよ
Rule 53 外科的歯内療法は通常の根管治療を行ってから
Rule 54 外科的歯内療法はマイクロスコープ下で行う
Rule 55 マイクロサージェリーで根尖切除術を行う際は歯軸を考える
Rule 56 処置時には弱拡大、根尖切断面の観察には強拡大で臨む
Rule 57 第二大臼歯は意図的再植術で対応せよ

著者紹介

成功に導く考えかたと着眼点がわかる 歯内療法のルール

  • 著者

    澤田 則宏

  • 出版社

    インターアクション株式会社

  • ページ

    132ページ

  • サイズ

    A4判

  • ISBN

    978-4909066701

  • 価格

    9,680円(税込)

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