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歯科PNFマニュアル

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PNF(固有受容性神経筋促通法)はKabat、Knott、Vossにより米国で開発された理学療法の徒手的な治療技術である。PNFは歯科領域でもその理論上では、顎関節機能不全症、矯正歯科、総義歯、小児歯科、審美歯科など「筋神経の反応」が関与するものすべてに、その効果を期待できる。本書は歯科の分野に限定し、日常臨床でも参考となるようわかりやすく解説したマニュアルである。
序文
はじめに

1.PNFの概要
2.PNFの定義
3.治療の原理
4.促通の要素
5.矯正歯科領域でのPNFの応用

参考文献
1.顔面筋および咀嚼筋
 [1]前頭筋
M. Frontalis
 [2]すう眉筋
M. Corrugator
 [3]眼輪筋
M. Orbicularis Oculi
 [4]上眼瞼挙筋
M. Levator Palpebrae Superioris
 [5]鼻根筋
M. Procerus
 [6]笑筋・大頬骨筋
M. Risorius and M. Zygomaticus Major
 [7]口輪筋
M. Orbicularis Oris
 [8]上唇挙筋(鼻翼挙筋を含む)
M. Levator Labii Superioris
 [9]下唇下制筋
M. Depressor Labii Inferioris
 [10]オトガイ筋
M. Mentalis
 [11]口角挙筋
M. Levator Anguli Oris
 [12]口角下制筋
M. Depressor Anguli Oris
 [13]頬筋
M. Buccinator
 [14]咬筋・側頭筋
M. Masseter and Temporalis
 [15]下舌骨筋・上舌骨筋
M. Infrahyoid and Mm. Suprahyoid
 [16]舌の動き
 [17]舌を左右に突き出す
 [18]舌の先で鼻にふれる
 [19]舌の先で顎にふれる
 [20]舌をまるめる
 [21]上顎前歯のすぐ後を舌の先でふれる

2.上肢帯(肩甲帯)・頸部・下顎骨の運動)
[1]肩甲帯・頸部へのアプローチ
 1)肩甲帯の前方挙上
 2)後方下制
 3)後方挙上
 4)前方下制

[2]下顎骨の上下運動(口の開閉)
 1)頸部屈曲を伴う開口運動
 2)頸部伸展を伴う閉口運動
 3)下顎骨の前方運動
 4)下顎骨の後方運動
 5)下顎骨の側方運動

3.附記:臨床例
 症例1.A.T. F
 症例2.Y.N. F
 症例3.O.M. F

歯科PNFマニュアル

  • 著者

    中島 榮一郎
    柳澤 健
    今井 基次
    富田 浩
    北林 陽子

  • 出版社

    クインテッセンス出版

  • ページ

    72ページ

  • サイズ

    A4判変型

  • ISBN

    978-4874177624

  • 価格

    6,160円(税込)

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