歯科医療分野で、心理カウンセリング・コミュニケーション研修を実践してきた著者が、患者さんの心を理解する初診時インタビューの心得、ラポール(信頼関係)を形成する技術、患者さんの言動から読み取るパーソナリティーとその対応、リピート率を向上させるためのアプローチ、今後増えると予測されるクレームに、心理分析を通して効果的に対応する実践技法などを実例で解説。患者さんを理解し、対応するための心理学・行動科学入門。
第1章 患者さんへの心理的理解を深める
1 初診時の患者さんの心理的なニーズを知る
2 初診時インタビューがなぜ大事なのか?
(1) 初診時インタビューはスタッフが行う
(2) ホスピタリティ・カウンセラー(HC)を養成する
3 患者さんの心理的安心を得る位置と距離とは……
(1) 人が心理的に安心する位置
(2) ユニットでの心理的に安心する患者さんの位置
(3) 患者さんが心理的に安心する距離
4 問診用紙を活用した効果的なコミュニケーション
(1) 患者さんに向けての質問の理由とお願い
(2) HCあるいは質問者の自己紹介
(3) ニュートラルな姿勢で聴く
(4) 質問項目とインタビュー例[1]
(5) コミュニケーションの脱線を避けるために……
(6) 質問項目とインタビュー例[2]
≪参考≫ 五感を活用したリラクセーション
第2章 ラポール(信頼関係)を形成することが先決!
1 ラポールとは""心と心の架け橋""
2 非言語的コミュニケーションから伝わる印象
3 非言語的コミュニケーションを体験する
4 患者さんの声のトーンから得られる情報をつかむ
第3章 アクティブリスニング(積極的傾聴)のすすめ
1 なぜ、歯科医療にもアクティブリスニングが必要なのか
2 アクティブリスニングを実践するには……
第4章 患者さんが抱く葛藤への対応と動機づけ
1 患者さんの心の中の""迷い""を扱う
(1) 葛藤が強ければ強いほど、人は行動・決定しにくくなる
(2) 自己決定支援へのコミュニケーション
(3) 自己決定をうながすコミュニケーションの実際
2 患者さんのパーソナリティーを読む
3 患者さんの言動から読み取るパーソナリティーと効果的な対応
(1) 患者さんの行動傾向4つのパターン
(2) 患者さんの行動傾向別の対応法
4 患者さんを動機づける動因と誘因
5 心理分析を通した効果的なモチベーションの向上
第5章 リピート率向上へのアプローチ
1 患者さんの動機は永遠ではない
2 心理分析を通した効果的なコンプライアンスの向上
3 リピート率向上に向けてのチームサポート
第6章 クレームへのリスクヘッジ
1 時間の経過の中で増幅する感情がクレームを招く
2 患者さんの見えなかった不満に気づく
第7章 効果的なクレーム対応はこうする
1 相手の感情に巻き込まれない姿勢とは……
2 怒りをぶつける患者さんのケースでは……
3 心理分析を通した効果的なクレーム対応
4 緊急時のパフォーマンス・シートの作成とロールプレーイングの実施
5 効果的なクレーム対応に向けて
イラスト:伊藤 典
第1章 患者さんへの心理的理解を深める
1 初診時の患者さんの心理的なニーズを知る
2 初診時インタビューがなぜ大事なのか?
(1) 初診時インタビューはスタッフが行う
(2) ホスピタリティ・カウンセラー(HC)を養成する
3 患者さんの心理的安心を得る位置と距離とは……
(1) 人が心理的に安心する位置
(2) ユニットでの心理的に安心する患者さんの位置
(3) 患者さんが心理的に安心する距離
4 問診用紙を活用した効果的なコミュニケーション
(1) 患者さんに向けての質問の理由とお願い
(2) HCあるいは質問者の自己紹介
(3) ニュートラルな姿勢で聴く
(4) 質問項目とインタビュー例[1]
(5) コミュニケーションの脱線を避けるために……
(6) 質問項目とインタビュー例[2]
≪参考≫ 五感を活用したリラクセーション
第2章 ラポール(信頼関係)を形成することが先決!
1 ラポールとは""心と心の架け橋""
2 非言語的コミュニケーションから伝わる印象
3 非言語的コミュニケーションを体験する
4 患者さんの声のトーンから得られる情報をつかむ
第3章 アクティブリスニング(積極的傾聴)のすすめ
1 なぜ、歯科医療にもアクティブリスニングが必要なのか
2 アクティブリスニングを実践するには……
第4章 患者さんが抱く葛藤への対応と動機づけ
1 患者さんの心の中の""迷い""を扱う
(1) 葛藤が強ければ強いほど、人は行動・決定しにくくなる
(2) 自己決定支援へのコミュニケーション
(3) 自己決定をうながすコミュニケーションの実際
2 患者さんのパーソナリティーを読む
3 患者さんの言動から読み取るパーソナリティーと効果的な対応
(1) 患者さんの行動傾向4つのパターン
(2) 患者さんの行動傾向別の対応法
4 患者さんを動機づける動因と誘因
5 心理分析を通した効果的なモチベーションの向上
第5章 リピート率向上へのアプローチ
1 患者さんの動機は永遠ではない
2 心理分析を通した効果的なコンプライアンスの向上
3 リピート率向上に向けてのチームサポート
第6章 クレームへのリスクヘッジ
1 時間の経過の中で増幅する感情がクレームを招く
2 患者さんの見えなかった不満に気づく
第7章 効果的なクレーム対応はこうする
1 相手の感情に巻き込まれない姿勢とは……
2 怒りをぶつける患者さんのケースでは……
3 心理分析を通した効果的なクレーム対応
4 緊急時のパフォーマンス・シートの作成とロールプレーイングの実施
5 効果的なクレーム対応に向けて
イラスト:伊藤 典
心理セラピストが贈る魔法のコミュニケーション
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著者
水木 さとみ
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出版社
クインテッセンス出版
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ページ
168ページ
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サイズ
A5判
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ISBN
978-4781200033
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価格
2,200円(税込)