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インプラントのための骨の生物学,採取法,移植法

インプラントのための骨の生物学,採取法,移植法の画像です
 インプラント治療を「骨」に焦点をあて、その背景となる科学を解き明かすことで、臨床応用への橋渡しを可能とした、インプラント専門医のための実践書である。基礎面では、骨の顕微鏡レベルの解説に始まり、生物学的な根拠のもと、各種移植材や遮蔽膜の特徴を比較、論評している。臨床面では、骨の採取法および移植法の実際を、材料・術式・術後の考慮点に至るまで、多くの臨床写真を用いて図解した。また、将来適応される可能性のある各種骨再生療法も、併せて紹介している。
序文
監訳にあたって
訳者一覧

Part1.骨の生物学
Chapter1.インプラントのための骨生理学
骨の細胞
骨の代謝
骨の肉眼的構造
骨の微細構造
骨の分子構造
骨のモデリングとリモデリング
骨移植材を用いた際の骨形成とモデリング
インプラントのオッセオインテグレーション
インプラントオッセオインテグレーションの生物学的過程

Chapter2.骨移植材料の概要
骨再生と増大のメカニズム
移植材料の種類

Chapter3.骨誘導再生法に用いるバリアメンブレン(遮蔽膜)
バリアメンブレンテクニックに用いられる材料
バリアメンブレンに関した微生物学

Chapter4.抜歯後の歯槽堤の保存
歯槽骨辺縁の吸収
非侵襲的な抜歯
歯槽骨辺縁の保存
骨移植材料
移植材料の選択
歯槽堤保存プロセスにおける補綴物のマネージメント
インプラント埋入後の歯槽堤保存
将来の方向性

Part2.骨採取
Chapter5.下顎枝からの骨採取
手術術式
合併症

Chapter6.オトガイ部からの骨採取
供給側としてのオトガイ部の生物学的特性
オトガイ部からのモノコルチカルブロックの採取法
顆粒状移植骨の採取
ブロック状骨片の採取
術後管理
合併症

Chapter7.脛骨からの骨採取
適応と禁忌
局所解剖
手術術式
移植骨の取り扱い
術後創の取り扱いについて
合併症

Part3.骨移植
Chapter8.インプラント埋入のための上顎洞骨移植
上顎洞の解剖
上顎洞の生理学
骨移植のメカニズム
骨移植材料
術前評価
手術術式
術後関連事項
臨床例

Chapter9.上顎前歯部における骨増大術と骨移植術
骨移植のための上顎前歯部の診断
前歯部歯槽堤増大術

Chapter10.鼻腔底の挙上と骨増多術
鼻腔の解剖と血管系
骨移植材料の選択
鼻腔底挙上術の術式

Part4.将来展望
Chapter11.骨再生療法における生物学的な成長因子および骨形成因子
成長因子
骨形成タンパク質
将来展望

索引

インプラントのための骨の生物学,採取法,移植法

その原理と臨床応用
  • 著者

    Arun K.Garg
    嶋田 淳
    申 基喆
    河津 寛

  • 出版社

    クインテッセンス出版

  • ページ

    288ページ

  • サイズ

    A4判変型

  • ISBN

    978-4874178713

  • 価格

    26,400円(税込)

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