自ら天然歯牙形態究明の起点とし歯牙形態と歯牙色彩に関し、新たに見出された知識をまとめ、技術進化のための問題を提起した話題作。「口腔・顔貌と調和がとれ、天然歯の質感をもつ補綴物であるためには、天然歯を成す形態と色彩の構成を知ることがもっともたいせつである。再現方法は、それらの構成を知ることで、独自の方法が生まれるはずである。」という著者の基調となる考え方に貫かれた歯科技工士必読の書。
第1章 歯牙形態
1-1 隆線の走行の違いによる、さまざまな形態と表面性状
1-2 歯牙形態を形成する4ヵ所のピークポイント
1-2-1 歯冠幅径における近遠心の最大豊隆の位置(近遠心辺縁隆線での稜線上と歯冠外形を作る隣接移行面での)
1-2-2 切縁隆線内での唇側面隆線(稜線)と舌側面隆線(稜線)の交わる位置
1-2-3 側方面観に見られる三面形成を成す、2あるいは3ヵ所の豊隆のピーク
1-2-3 セメント-エナメル境(CEJ)付近の歯間部と歯根部の断面に見られる、ライン上の、隣接移行面に向かうピークポイント
(支台歯形成面マージンラインから見る、隆線・稜線・隣接移行面の位置および走行関係)
第2章 天然歯色彩
2-1 天然歯の色彩を構成する象牙質とエナメル質の層構成と層形態
2-2 エナメル質、象牙質の不思議
2-3 セラミッククラウンにおける色彩表現
第3章 スマイルライン
第4章 クリニカルケース
第1章 歯牙形態
1-1 隆線の走行の違いによる、さまざまな形態と表面性状
1-2 歯牙形態を形成する4ヵ所のピークポイント
1-2-1 歯冠幅径における近遠心の最大豊隆の位置(近遠心辺縁隆線での稜線上と歯冠外形を作る隣接移行面での)
1-2-2 切縁隆線内での唇側面隆線(稜線)と舌側面隆線(稜線)の交わる位置
1-2-3 側方面観に見られる三面形成を成す、2あるいは3ヵ所の豊隆のピーク
1-2-3 セメント-エナメル境(CEJ)付近の歯間部と歯根部の断面に見られる、ライン上の、隣接移行面に向かうピークポイント
(支台歯形成面マージンラインから見る、隆線・稜線・隣接移行面の位置および走行関係)
第2章 天然歯色彩
2-1 天然歯の色彩を構成する象牙質とエナメル質の層構成と層形態
2-2 エナメル質、象牙質の不思議
2-3 セラミッククラウンにおける色彩表現
第3章 スマイルライン
第4章 クリニカルケース
Harmony 質感
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著者
片岡 繁夫
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出版社
クインテッセンス出版
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ページ
90ページ
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サイズ
A4判変型
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ISBN
978-4874178560
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価格
12,650円(税込)