あなたは歯科・医療関係者ですか?

WHITE CROSSは、歯科・医療現場で働く方を対象に、良質な歯科医療情報の提供を目的とした会員制サイトです。

[録画配信]日本臨床歯科学会 東京支部 第2弾

歯科臨床の今を担う6名の先生が、第1弾 SJCD症例検討会をふまえ「審美」「機能回復」「インプラント」について講演および症例提示を行います。
・治療計画の作成と根拠
・治療方法の選択と決定
・治療効果を再評価する方法
・効果的なスキルアップの方法など
臨床家に欠かせない知識が凝縮された、贅沢な講演内容となっております。
入会を検討している方も、他のスタディーグループに所属している方も、会員にならずにSJCDを体験できる貴重なこのチャンスを、どうぞお見逃しなく!

【第3回 インプラント】10月26日(木)19:30〜21:30
・中村 茂人先生
「インプラント修復治療の実践」
現在インプラント治療は、失った天然歯の代わりの手法として確立してきたといえる。演者は、インプラント治療最大の功績は「咀嚼効率の向上」のみならず、「欠損部以外の残存歯による咬合力からの保護」であると考える。しかしその一方で、さまざまなトラブル報告もあり、抜歯に至った理由なども含めた診断と術式の選択を考慮しなければならない。また、失敗のリスクを下げる上では、インプラントの特徴と生体の治癒反応を理解し、インプラントポジションの設定が鍵となる。今回はこれらのことに着目した臨床例を報告する。

・松尾 幸一先生
「フルマウスインプラント治療の補綴・外科の注意点」
インプラント治療は外科処置が主体のように見られるが、補綴診査に始まり、外科処置が介入し、補綴処置で終了する。つまり、一連の補綴治療の中に外科があると考えられる。
前後の補綴学的なことを理解しなければ、外科処置が台無しであり、また、外科処置の中にも書籍には書けない勘どころが多数ある。
今回は総まとめとして、フルマウスインプラント治療の補綴的診査や外科処置時の注意点、そして最終補綴の注意点についてお話しさせていただく。

【第1回 審美】※配信終了
・山﨑 治先生
「審美修復治療の診査・診断と治療計画」
前歯部の審美修復治療は歯科医師のみならず、患者も積極的に参加できる治療である。双方の認識を具現化し、実現することで、良い治療結果が得られる。そのためには歯科医師がしっかりと検査し、患者が気づいていない問題点を提示することで、より理想的な治療計画を立案することができる。しかし実際の臨床では、治療を受ける患者側の要望や費用、時間的、社会的制約などさまざまなハードルがあり、なかなか折り合わないことがあるのも事実である。
本講演では、患者の主訴となりやすい前歯部審美障害をテーマとし、どのように診査・診断して、患者固有の適切な治療計画を立案するかについて解説する。少しでも皆様の臨床にお役に立てれば幸いである。

・加部 聡一先生
「Comprehensive treatment with esthetic consideration」
審美修復治療には確実な成功と永続性が求められる以上、診査・診断から導き出された問題点を抽出し、過去から現在における口腔内の経年的な変化も想像することが重要です。その上で治療計画を立て、患者様と治療目標の擦り合わせをしながら、正確に進めていくスキルが必要です。また、細かな再評価から治療結果のフィードバックを行うことで、最終補綴やメインテナンスに繋げていく必要があります。
本講演では、過去に多くの処置が施され、治療後に変化が起き、数々のトラブルを抱えた70代女性のケースを供覧します。治療の流れと再評価、術後のメインテナンスについてお話しすることで、わずかでも皆様の臨床に役立つことがございましたら望外の喜びと存じます。

【第2回 機能回復】※配信終了
・新藤 有道先生
「咬合再構成症例における総義歯学的コンセプトの活用」
私たちは学生時代に総義歯学を学びましたが、近年歯科医療技術の進歩などにより、純然たる総義歯患者(無歯顎患者)は減ってきています。そのため、総義歯を診たり作製したことがなく、総義歯学自体が苦手という若手歯科医師が多いと聞きます。
しかし総義歯学は、無歯顎の状態からなくなった歯や歯槽提を人工歯や義歯床を使用して回復し、失われた諸機能の回復を行う学問です。歯が失われても変化しないさまざまな基準点(Reference Point)や基準値(Standard Value)を活用し、患者さんに適した義歯を作製します。このことから、総義歯学で学んだ内容は、咬合再構成を行う上で指標になるだけでなく、有歯顎においての位置異常歯の診断や咬合の与え方など、包括的治療において必要な要素が含まれています。今回の講義では症例を通し、日々の臨床で総義歯学的なコンセプトをどのように活用しているかをお見せしようと考えております。

・吉田 茂治先生
「当院におけるAirway Prosthodonticsの取り組み」
米国に端を発する“Airway Prosthodontics”というコンセプトは、歯科医師が口腔内装置のサプライヤーとしてだけでなく、他の医療提供者との学際的チームの一員として、患者の呼吸に関連した解剖学的問題に対し、矯正学的かつ外科的、補綴学的な見地からアプローチする取り組みである。
我々歯科医師は気道にまつわる問題を、全身的疾患の臨床症状が発現するよりかなり前から、さまざまな形で遭遇している。例えば、不正咬合や胃食道逆流症に伴う酸蝕症、睡眠時ブラキシズム、咀嚼筋痛といったケースである。これらの解決策の選択によっては、歯科における複雑な症例の治療計画と全身的予知性にも大きな影響を与え得る。
まだ確立された分野ではないが、症例を交えて当院の取り組みを解説したい。

[録画配信]日本臨床歯科学会 東京支部 第2弾

~SJCDのエキスパートDrから学ぶ、診査・診断・治療計画の真髄~

申し込み
視聴や受講にはログインが必要です。
  • 日時

    6月29日(木)配信終了

    8月31日(木)配信終了

    10月26日(木)録画配信中
    *録画配信期間は2023年11月27日(日)23:59までです

  • 会場

    ご自宅や診療室(インターネット経由)

    ↓ご視聴できない方はこちら
    https://whitecross.jp/faq

  • 費用

    26,400円(税込)

    領収書は、マイページ>申込み済みライブ配信>領収書 よりダウンロードいただけます

  • 対象

    歯科医師

  • 内容

    咬合・補綴、口腔外科・インプラント・歯科麻酔、歯科全般・その他

シェア
LINEで送る

レビュー (0)