前回の講演で、現在のモノリシックジルコニア補綴装置の審美性とその有用性の高さについてご理解いただけたのではないかと思う。
しかし、優秀な歯科医師や歯科技工士が手掛ければ全てうまくいくと言う訳ではない。失敗すると言う事は、常にそこに問題が生じていることを意味する。ならば失敗しないためには事前に問題となる事項を予見して、それに対して予め対処する事が大切である。その為にはチームである歯科医師と歯科技工士が常に知識と情報を共有して、問題になるであろう事柄への事前対処法としての知識を共有する事が大切となる。
補綴装置作成を任されている歯科技工士は往々として指示書と写真のみから情報を得て、模型を見て状況を判断しなければならない。その為、歯科技工士が模型上から形態的、色調的、機能的な問題点を発見したとしてもそれを患者に直接伝え対処する事は難しい。そして多くの場合、その段階ではすでに遅い場合が有る。
それを回避する為にも歯科医師は、歯科技工士が模型上で審美的、機能的に問題の無い補綴装置を作成するにはどの様な準備と情報が必要で有るかを知っておく必要がある。その上で患者とよく話し合いその準備を行い、歯科技工士へ指示書と情報を渡すことが重要である。
その為にも歯科技工士は、事前にどの様な事が問題になるか、この様なケースの場合どのような情報が必要で、どの様なプレパレーションをして欲しいなどの要望を歯科医師側に伝え、大事な知識と技術として事前にお互いに共有しておく必要がある。
今回はこれらのコミュニケーションを行う為に必要な情報のサンプルとして、歯科技工士が模型上で審美的な補綴装置を作成する上で必要となるチェアーサイドからの情報。歯科医師が歯の色調採得を行い情報を提供するにあたり重要になってくる事柄。変色歯などへの対応におけるジルコニアならではの対処法とその支台歯削除量。強度があるジルコニアであるからこそ考慮しなければならない咬合と形態やその調整方。そしてこれらの情報交換をどのように行うべきであるかなどについて私の臨床を通して説明していきたいと思う。
しかし、優秀な歯科医師や歯科技工士が手掛ければ全てうまくいくと言う訳ではない。失敗すると言う事は、常にそこに問題が生じていることを意味する。ならば失敗しないためには事前に問題となる事項を予見して、それに対して予め対処する事が大切である。その為にはチームである歯科医師と歯科技工士が常に知識と情報を共有して、問題になるであろう事柄への事前対処法としての知識を共有する事が大切となる。
補綴装置作成を任されている歯科技工士は往々として指示書と写真のみから情報を得て、模型を見て状況を判断しなければならない。その為、歯科技工士が模型上から形態的、色調的、機能的な問題点を発見したとしてもそれを患者に直接伝え対処する事は難しい。そして多くの場合、その段階ではすでに遅い場合が有る。
それを回避する為にも歯科医師は、歯科技工士が模型上で審美的、機能的に問題の無い補綴装置を作成するにはどの様な準備と情報が必要で有るかを知っておく必要がある。その上で患者とよく話し合いその準備を行い、歯科技工士へ指示書と情報を渡すことが重要である。
その為にも歯科技工士は、事前にどの様な事が問題になるか、この様なケースの場合どのような情報が必要で、どの様なプレパレーションをして欲しいなどの要望を歯科医師側に伝え、大事な知識と技術として事前にお互いに共有しておく必要がある。
今回はこれらのコミュニケーションを行う為に必要な情報のサンプルとして、歯科技工士が模型上で審美的な補綴装置を作成する上で必要となるチェアーサイドからの情報。歯科医師が歯の色調採得を行い情報を提供するにあたり重要になってくる事柄。変色歯などへの対応におけるジルコニアならではの対処法とその支台歯削除量。強度があるジルコニアであるからこそ考慮しなければならない咬合と形態やその調整方。そしてこれらの情報交換をどのように行うべきであるかなどについて私の臨床を通して説明していきたいと思う。
[録画配信]ジルコニア補綴臨床を失敗させないための歯科医師と歯科技工士の間で共有すべき知識と情報
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日時
1月28日(日)20:00~22:00
*すでにLive配信は終了しておりますが、録画配信でご視聴いただくことが可能です
*本セミナーの録画視聴期間は、2024年2月29日(木)23:59までです -
会場
ご自宅や診療室(インターネット経由)
↓ご視聴できない方はこちら
https://whitecross.jp/faq -
費用
8,800円(税込)
領収書は、マイページ>申込み済みライブ配信>領収書 よりダウンロードいただけます。 -
対象
歯科医師、歯科技工士
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内容
技工・デジタル・CAD/CAM
レビュー (0)