私の父親の藤本順平はアメリカでの補綴専門医教育を受け、補綴治療における不可欠な課題である咬合理論を“現代咬合論”として補綴臨床とその教育をライフワークとして活動しておりました。私も米国の歯周病・インプラント専門医としての教育を受けながら、父親と共に多くの治療に関与してまいりました。大学院を終えて帰国後、20年以上、咀嚼機能回復を目的に父親の現代咬合論に基づいた補綴治療と歯周病・インプラント治療を応用した口腔機能の再建を行ってきました。長期的な時間の経過の中で、原理原則に基づいた補綴治療の意義を再認識する場面に触れる事が多く、安定した咬合接触関係の獲得と維持に基づいた治療の実際について共有したいと考えました。現在の診療環境では特に補綴治療技術の発展が著しく、アナログを基準とする術式からデジタル技術を駆使した治療への変革期を迎えた今でも、原理原則に基づいた治療計画と適切な補綴治療の施術の価値は今も昔も変わらない普遍的な課題です。長期的な安定が期待できる口腔機能再建を行うために必要な条件について触れながら、藤本補綴臨床研修会での新しいコースである補綴・インプラント総合マネージメントコースについてお話をさせていただきたいと考えております。
NEW
[Live]藤本補綴臨床研修会 補綴・インプラント総合マネージメントコース
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日時
2024年12月13日(金)
2025年1月10日(金)
2025年2月7日(金)
各回 19:00〜21:00
*本セミナーはライブ配信終了後、2025年3月9日(日)23:59までの録画視聴期間を予定しています
*録画視聴は準備が整い次第、メールにてご連絡差し上げます -
会場
Webセミナー(WHITE CROSSにて配信)
ご視聴の際は、本セミナーページにアクセスください。
↓ご視聴できない方はこちら
https://whitecross.jp/faq -
費用
23,100円(税込)
領収書は、マイページ>申込み済みライブ配信>領収書 よりダウンロードいただけます -
対象
歯科医師
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内容
咬合・補綴、口腔外科・インプラント・歯科麻酔、コース受講
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