一般社団法人私立大学協会(三浦廣行会長:岩手医科大学副学長・歯学部長)は昨年、「僕とワタシのイイはなし」キャンペーンと題し、歯科にまつわるエピソードを募集。
本キャンペーンで選ばれた最優秀作品のエピソードはドラマ化されるという特典付きで、全国から31のエピソードが寄せられた。
最優秀賞「なくした入れ歯」
最優秀賞は、渡辺廣之さんの「なくした入れ歯」。
認知症が進む母親と二人で暮らす渡辺さん。ある日、母親に「入れ歯をなくした」と言われたことがきっかけで、急遽歯科医院に行くことになりますが…
歯科医師の言葉によって救われたという心温まるエピソード、ぜひご覧ください。
動画概要
動画タイトル:『僕とワタシのイイはなしキャンペーン「なくした入れ歯」』 (6分36秒)
公開日:平成31年3月29日(金)
公開者:一般社団法人日本私立歯科大学協会
URL:http://www.shikadaikyo.or.jp/cp/shika-story/
優秀賞3作品
惜しくも最優秀賞を逃した優秀賞3作品をご紹介。どのエピソードも歯科の思い出がたくさん詰まっていて、歯科医療に携わる方にもぜひ読んでいただきたい素敵なものばかりだ。
画像クリックで該当ページへリンク。各作品タイトルをクリックでエピソードへ。
小松 有美さん「クレーム」
幼い頃から出っ歯で悩んでいた小松さんの心に響いたある歯科医の言葉。そしていまその歯科医に伝えたいクレームとは。
牛田 飛鳥さん「歯科医に教わったこと」
大嫌いだった歯科医院に行く勇気をくれた恋と、折れた前歯が教えてくれた大切なこと。
井元 奈穂子さん「思いがけないプレゼント」
一族4世代が昔からずっと同じ歯科医院に通う理由をまとめた、何ともほっこりするエピソード。
歯科医療をもっと身近に
「⻭科医療をもっと⾝近に」という思いのもと、⻭科にまつわる人々のストーリーを募集するキャンペーンを行った日本私立歯科大学協会。このようなキャンペーンは、一般の方や若い世代の方にも「生活の中の歯科」について考える良いきっかけになるのではないだろうか。
あまりに身近な存在で、普段は忘れてしまいがちな歯の大切さ。しかし歯は日常の様々な場面でかけがえのない役割を果たしており、私たちの関わる歯科医療が人々の人生を豊かにできるということを改めて教えてくれたエピソードだった。
今後ますます歯科の大切さや素晴らしさが一般の方に広がり、歯科に興味を持つ若い世代が増えることを期待したい。
今回の「僕とワタシのイイはなし」キャンペーンは、私立歯科大学を知ってもらうことと、広く歯科についての関心を深めてもらうことを目的として実施したもの。
特設サイト上には、三浦会長のスペシャルインタビューや協会加盟の17歯科大学・歯学部の学生や卒業生が、歯科医師という職業の素晴らしさや母校への思いなどを、高校生等に語り掛ける『17 DRAMAS』も掲載している。ぜひこちらもチェックしていただきたい。
日本私立歯科大学協会とは
日本全国にある全国17の私立歯科大学が集結し、歯科医学や歯科医療の現状・将来、歯科プレスセミナー、FACTBOOKの刊行など、様々な情報を発信しています。
執筆者
WHITE CROSS編集部
臨床経験のある歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科関連企業出身者などの歯科医療従事者を中心に構成されており、 専門家の目線で多数の記事を執筆している。数多くの取材経験を通して得たネットワークをもとに、 歯科医療界の役に立つ情報を発信中。