サンスターは2021年9月より、睡眠時の歯ぎしりやくいしばりを測定する、「バトラー グラインドケア」を全国の歯科医院向けに発売しました。
この機器は、歯ぎしりを検知すると弱い電気刺激を発生させます。それにより、歯ぎしりやくいしばりを低減することができます。
10月に開催された東京デンタルショー2022でも関心を集めた「バトラー グラインドケア」の特長をご紹介します。
バトラー グラインドケア
グラインドケアは睡眠時にこめかみにセンサーを装着することにより、歯ぎしりやくいしばりを測定します。機器が一定の強さを検出すると、弱い電気刺激を発生。それにより、歯ぎしりやくいしばりを低減します。
また、機器と連動する「グラインドケアアプリ」を活用すると、歯ぎしりやくいしばりのデータやその日の体調、気分、歯ぎしりに関係すると思われるできごとなどを記録できます。データをもとに、原因となる行動や環境要因を特定することも可能になります。
※ 本製品は医療機器ではありませんので、保険請求はできません。
「バトラー グラインドケア」の特長
バトラー グラインドケア。こめかみに装着して使用する。
1. 睡眠中も気にならない軽量センサー
睡眠時に、こめかみにセンサーを装着することで、歯ぎしりやくいしばりを測定します。装着するセンサーは軽量なので、睡眠中も気になりません。
2. 歯ぎしりやくいしばりを低減
歯ぎしりやくいしばりを検知すると、睡眠中にはほとんど気付かないほどの弱い電気刺激を発生することにより、歯ぎしりやくいしばりを低減します。
3. スマホで手軽に「歯ぎしりの履歴」をモニタリング
センサーで測定したデータはドッキングステーションに保存されます。さらに、グラインドケアアプリに転送することで、睡眠時の歯ぎしりやくいしばり回数を棒グラフにて「見える化」します。
その後、ご自身のスマートフォンにてその日の歯ぎしりやくいしばりの状態を確認したり、継続使用することで以前のデータと比較したりすることも可能です。
データはアプリに転送することで、睡眠時の状況を「見える化」する。
4. 「日々の記録」から歯ぎしりの原因を特定
グラインドケアアプリでは、機器を使用した日の体調や気分、歯ぎしりに関係すると思われるできごとなどを残すことができます。「歯ぎしりの履歴」との相関を取っていくことにより、歯ぎしりの原因となる主な行動や環境要因を特定することが可能になります。
バトラー グラインドケアの詳細はこちら
従来、睡眠時の歯ぎしりはマウスピースによる対応が第一選択でした。睡眠時の歯ぎしりを「見える化」することで口腔機能や補綴物、歯牙を守る「バトラー グラインドケア」にご注目ください。