歯科医療従事者の啓蒙や健康への社会的な意識の高まりを背景に、「定期的なチェック」のために歯科を受診する人が増加の兆しを見せています。
日本歯科医師会が2016年5月に発表した、『歯科医療に関する一般生活者意識調査』によると、67%がかかりつけの歯科医ありと回答し、1年以内に歯科検健診を受けている人は、49.0%という結果となっています。
出典:歯科医療に関する一般生活者意識調査(日本歯科医師会)
また、8020推進財団が平成16年3月に発表した『歯科医療施設調査』によると、当時の時点で63%の歯科医院が定期健診を実施していると回答しています。加えて、調査結果のクロス集計により、定期健診の受診率の高い歯科医院の特徴も明らかにされました。
・歯科衛生士数が多い
・定期健診の間隔が短い
・次回来院時の連絡手段として電話その他(郵便物・メモなど)の方法を用いている
・指導にかける時間が長い
・予防処置の実施件数が多い
上記のような特徴をもつ歯科医院は、定期健診の受診率が有意に高いことが分かっています。
出典:健康日本21関連歯科医療施設報告書(8020推進財団)
WHITE CROSS上でも、現在歯科医師会員を対象に、定期健診の連絡手段に関するアンケート調査を行っていますので、歯科医師の先生はぜひご回答と結果の閲覧をしていただければと思います。
【歯科医師統計】定期検診のお知らせはどのようにしていますか?
WHITE CROSS のリコールハガキ
前述のような定期健診への社会的意識の高まりを背景に、WHITE CROSSのお役立ちツールにも「リコールハガキ」が加わりました。
今までのお役立ちツールと同様、すべて無料でダウンロードしていただけます。
ぜひ、患者さんへの連絡ツールとしてご活用いただければと思います。
サンプルをご紹介
今後も随時新作が追加されていく予定です。
ご自身のクリニックのイメージに合うものをお選びください。
宛名面のクリニック印刷にも対応
スタッフさんの業務の負荷を少しでも軽減するため、宛名面のクリニック印刷にも対応しました。
アポを事前にとる場合、とらない場合など、クリニックごとの実際の運用に合わせてご自由にお使いください。
執筆者
WHITE CROSS編集部
臨床経験のある歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科関連企業出身者などの歯科医療従事者を中心に構成されており、 専門家の目線で多数の記事を執筆している。数多くの取材経験を通して得たネットワークをもとに、 歯科医療界の役に立つ情報を発信中。