歯科治療時の不安や緊張を軽減する方法として、安心できる空間づくりや声かけなどがあるかと思います。
しかし、そのどれも不安・緊張を軽減する力はあっても、本質的にこれらを取り除くことはできません。
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執筆者
心疾患のある妹が、近医で治療を断られたことをきっかけに、全身疾患が診られる歯科医師を志す。大阪歯科大学歯科麻酔科に在籍しながら京都大学医学研究科に進学して臨床研究の手法を学び、公衆衛生学修士号を取得。これまでの慣習にとらわれない柔軟な姿勢で、最新の医学研究に基づいたエビデンスレベルの高い医療や障がい者事業を行うための新しい環境づくりが重要と考えている。福祉施設を運営する特定非営利活動法人きずな5周年の節目に、歯科麻酔分野で地域の歯科医院を支援する “特定非営利活動法人あおときいろ 歯科麻酔サポート専門クリニック TRIP DOCTOR”を提携医院として開業。
歯科医師や歯科衛生士、作業療法士、医師など多職種が連携するチーム医療で社会貢献を図る。
絵本を通じて医療者の心を癒し、治療に対する患者の恐怖心を緩和するための活動も行っている。