第六版では、歯科保存治療の公的な専門医制度の立ち上げに向けての議論が進行するなかで、また国家試験の制度や試験問題の改善、さらには共用試験、卒前の臨床実習や卒後臨床研修の見直しや改善の議論が進行するなかで、こうした諸制度や事業の将来を見据えた改訂作業を行った。「令和5年版歯科医師国家試験出題基準」との対照表、次期改訂版「歯学教育モデル・コア・カリキュラム」との対照表は、公表されてから、永末書店のホームページにアップする予定。
第1章 概論
1.保存修復学の目的と変遷
2.歯の構造
3.検査・診断・治療方針(計画)
第2章 齲蝕
1.齲蝕
2.齲蝕のリスクファクター
3.齲蝕の識別と処置法
第3章 齲蝕以外の硬組織疾患
1.tooth wear(歯の損耗)
2.着色(pigmentation)・変色(discoloration)
3.形成異常(dysplasia)
4.破折(fracture)
5.象牙質知覚過敏症(dentin hypersensitivity)
第4章 歯髄傷害・歯髄保護
1.歯髄刺激の原因
2.窩洞形成と歯髄刺激
3.修復材料の安全性の評価
4.修復操作中の歯髄刺激
5.修復後の歯髄刺激
6.象牙質・歯髄複合体の保護対策
7.裏層と覆髄
8.仮封・暫間修復(暫間被覆)
第5章 診療設備・器材
1.診療設備
2.回転切削器械
3.回転切削器具
4.手用切削器具(hand cutting instruments)
5.レーザー(laser)
6.その他の器材
7.診療姿勢・器具の持ち方
8.滅菌・消毒法
9.感染予防対策
第6章 窩洞
1.窩洞の分類
2.窩洞各部の名称
3.窩洞の具備すべき条件
第7章 修復方法
1.修復材料の所要条件
2.修復法の種類とその特徴、適応
3.修復物の形態と面の性質
4.修復の前準備
第8章 コンポジットレジン修復
1.概要
2.コンポジットレジン
3.接着システム
4.適応症と修復の手順
5.術後の変化、経過、再修復法、補修修復
第9章 グラスアイオノマーセメント修復
1.概要
2.材料学的特徴
3.適応症
4.修復法
第10章 アマルガム修復
1.アマルガム概要
2.材料学
3.適応、術後の変化・経過
4.水銀の環境汚染問題
5.アマルガム修復の除去
第11章 コンポジットレジンインレー修復
1.概要
2.コンポジットレジンインレー窩洞の特徴
3.適応症と禁忌症
4.コンポジットレジンインレー修復の臨床手順
5.臨床経過
6.問題点
第12章
1.概要と特徴
2.材料
3.適応症と禁忌症
4.セラミックインレー窩洞の特徴
5.セラミックインレーの作製手順と特徴
6.セラミックインレーの試適・接着・咬合調整・仕上げ研磨
7.問題点・留意点
第13章 メタルインレー修復
1.概要
2.鋳造用合金
3.メタルインレー修復の窩洞ならびに形成法
4.印象材と印象採得の術式
5.間接法模型と調整法
6.ろう型の調整法
7.埋没、鋳造(材料、方法)
A.埋没法
B.鋳造法
8.試適、研磨、合着
第14章 合着・接着
1.合着用、接着用セメントの種類
2.各種セメントの組成・用法・注意点
第15章 ラミネートベニア修復
1.概要
2.分類と特色
3.ラミネートベニア修復の材料
4.ラミネートベニア修復の手順
5.術後の変化・経過
第16章 歯の漂白
1.概要
2.無髄歯の漂白
3.有髄歯の漂白
第17章 補修修復
1.補修修復の考え方
2.術前検査
3.処置上の注意点
4.補修修復の実際
5.各種材料との接着操作
第18章 高齢者の歯の保存修復治療
1.高齢者の口腔内の特徴
2.高齢者・要介護高齢者への対応の注意点
3.高齢者の保存修復治療
索引
第1章 概論
1.保存修復学の目的と変遷
2.歯の構造
3.検査・診断・治療方針(計画)
第2章 齲蝕
1.齲蝕
2.齲蝕のリスクファクター
3.齲蝕の識別と処置法
第3章 齲蝕以外の硬組織疾患
1.tooth wear(歯の損耗)
2.着色(pigmentation)・変色(discoloration)
3.形成異常(dysplasia)
4.破折(fracture)
5.象牙質知覚過敏症(dentin hypersensitivity)
第4章 歯髄傷害・歯髄保護
1.歯髄刺激の原因
2.窩洞形成と歯髄刺激
3.修復材料の安全性の評価
4.修復操作中の歯髄刺激
5.修復後の歯髄刺激
6.象牙質・歯髄複合体の保護対策
7.裏層と覆髄
8.仮封・暫間修復(暫間被覆)
第5章 診療設備・器材
1.診療設備
2.回転切削器械
3.回転切削器具
4.手用切削器具(hand cutting instruments)
5.レーザー(laser)
6.その他の器材
7.診療姿勢・器具の持ち方
8.滅菌・消毒法
9.感染予防対策
第6章 窩洞
1.窩洞の分類
2.窩洞各部の名称
3.窩洞の具備すべき条件
第7章 修復方法
1.修復材料の所要条件
2.修復法の種類とその特徴、適応
3.修復物の形態と面の性質
4.修復の前準備
第8章 コンポジットレジン修復
1.概要
2.コンポジットレジン
3.接着システム
4.適応症と修復の手順
5.術後の変化、経過、再修復法、補修修復
第9章 グラスアイオノマーセメント修復
1.概要
2.材料学的特徴
3.適応症
4.修復法
第10章 アマルガム修復
1.アマルガム概要
2.材料学
3.適応、術後の変化・経過
4.水銀の環境汚染問題
5.アマルガム修復の除去
第11章 コンポジットレジンインレー修復
1.概要
2.コンポジットレジンインレー窩洞の特徴
3.適応症と禁忌症
4.コンポジットレジンインレー修復の臨床手順
5.臨床経過
6.問題点
第12章
1.概要と特徴
2.材料
3.適応症と禁忌症
4.セラミックインレー窩洞の特徴
5.セラミックインレーの作製手順と特徴
6.セラミックインレーの試適・接着・咬合調整・仕上げ研磨
7.問題点・留意点
第13章 メタルインレー修復
1.概要
2.鋳造用合金
3.メタルインレー修復の窩洞ならびに形成法
4.印象材と印象採得の術式
5.間接法模型と調整法
6.ろう型の調整法
7.埋没、鋳造(材料、方法)
A.埋没法
B.鋳造法
8.試適、研磨、合着
第14章 合着・接着
1.合着用、接着用セメントの種類
2.各種セメントの組成・用法・注意点
第15章 ラミネートベニア修復
1.概要
2.分類と特色
3.ラミネートベニア修復の材料
4.ラミネートベニア修復の手順
5.術後の変化・経過
第16章 歯の漂白
1.概要
2.無髄歯の漂白
3.有髄歯の漂白
第17章 補修修復
1.補修修復の考え方
2.術前検査
3.処置上の注意点
4.補修修復の実際
5.各種材料との接着操作
第18章 高齢者の歯の保存修復治療
1.高齢者の口腔内の特徴
2.高齢者・要介護高齢者への対応の注意点
3.高齢者の保存修復治療
索引
保存修復学21 第六版
-
著者
田上 順次
奈良 陽一郎
山本 一世
斎藤 隆史 -
出版社
永末書店
-
ページ
352ページ
-
サイズ
B5判
-
ISBN
978-4816014000
-
価格
9,900円(税込)