歯科衛生士教育にも学び直しにも最適と好評の２版をもとに、新しい編集主幹・筆者の加入、項目の見直しや情報のアップデートが行われました。最新の国家試験出題基準にも対応し、障害の分類や特徴、コミュニケーションと行動調整がさらに理解しやすくなりました。
豊富な写真や図表により、現場での具体的な介入のようすがわかりやすく、また診療補助の手順が流れに沿って理解できる新項目も掲載し、障害者歯科が丸ごとわかる１冊です。
第１章　障害と社会福祉
　1．障害の概念と分類
　2．ノーマライゼーション
　3．わが国の障害者福祉
　4．WHO の障害者の定義
　5．障害者の医療制度
　障害者歯科の現場から

第２章　地域医療と障害者歯科
　1．障害者歯科医療の概念
　2．地域で診る障害者の歯科医療

第３章　歯科衛生士と障害者歯科
　1．障害者歯科と歯科衛生士のかかわり
　障害者歯科の現場から

第４章　障害の分類と特徴
　1．障害の分類
　2．知的能力障害と口腔の特徴
　3．身体障害と口腔の特徴
　4．身体障害を呈する疾患と口腔
　5．精神障害と口腔所見
　6．高次脳機能障害
　7．難病
　8．その他の障害
　障害者歯科の現場から

第５章　障害者歯科の診療補助
　1．初診時の対応
　2．再診時の対応
　3．診療補助に必要な配慮
　4．薬物を用いた行動調整時の診療補助

第６章　歯科衛生士と医療安全
　1．全身管理が必要な障害者
　2．全身管理の基本知識
　3．全身管理の実際
　4．全身症状への対応
　5．感染予防

第７章　コミュニケーションの確立と行動調整
　1．コミュニケーションと行動調整法
　障害者歯科の現場から

第８章　障害者への歯科保健指導と管理
　1．障害者の口腔ケアと健康管理
　2．障害者へのブラッシング指導
　3．障害者の健康支援と継続管理
　4．特別支援学校での歯科指導
　5．障害者施設での歯科管理

第９章　障害者への機能訓練
　1．摂食機能療法（摂食嚥下リハビリテーション）
　2．ことばの障害と機能訓練
　障害者歯科の現場から

第10章　障害者歯科の予防処置
　1．う蝕の予防
　2．歯周病の予防

第11章　医療連携と福祉との連携
　1．医療連携と連携医療
　2．他の機関への依頼、紹介状、訪問診療
　3．障害福祉サービス事業所と歯科衛生士

索引