本書は、3年制歯科衛生士教育用サブテキストであるが、現役歯科衛生士が超高齢社会における歯科衛生活動の全容を理解し、そのノウハウを学べる格好の書ともなっている。ここではライフステージ別23活動ごとに、指導計画例、指導案、資料などを収録。現役の知識刷新にも、現場での具体的指導案集としても役立つ一冊。
臨地実習を始める前に
1.歯科衛生士に求められる活動の場
2.歯科衛生士の役割
3.歯科衛生士教育の中の臨地実習の位置づけ
4.臨地実習の目的および目標
5.実習の評価

CHAPTER I
実習効果を高めるための準備
1.実習の心得
　1)基本的態度
　2)守秘義務の遵守
　3)感染予防対策
　4)事故防止
　5)事故発生時の対応
　6)各種保険の加入
　7)その他の注意すべき点
2.事前学習の意義
　1)実習概要の理解
　2)対象者の把握
　3)実習場所への交通機関と所要時間
3.実習をイメージしてみよう!
　1)あいさつ・自己紹介
　2)出席表
　3)実習記録の提出
　4)実習終了日

CHAPTER II
歯科衛生士の活動の場を知ろう!
1.母子保健
　1)両親学級
　2)乳児健康診査
　3)育児相談
　4)1歳6ヵ月児健康診査
　5)3歳児健康診査(3歳児～3歳6ヵ月児)
　6)保育所における健康教育
2.学校保健
　1)幼稚園
　2)小学校
　3)中学校
　4)高等学校
3.成人保健
　1)歯周疾患検診事業(単独型)
　2)特定健康診査・特定保健指導
4.老人保健
　1)地域支援事業
　　(1)一般高齢者
　　(2)特定高齢者事業(口腔機能の向上)
　2)通所サービス事業所(老人デイサービスセンター)
　3)特別養護老人ホーム
5.事業所での活動
　1)事業所定期健康診査
6.障害者保健
　1)特別支援学校
　2)身体障害者福祉施設
　3)知的障害者福祉施設
　4)精神障害者社会復帰施設
7.病院での活動
　1)脳神経外科病棟
8.在宅歯科訪問診療
　1)歯科訪問診療

CHAPTER III
学んだことを振り返ろう!
1.実習中の学び
　1)記録の意義
　2)実習中の記録
　3)記入上の注意
2.実習終了後の学び
　1)実習施設へのお礼状
　2)臨地実習のまとめと自己評価
　3)実習施設からの評価
　4)実習報告会
　5)実習記録の提出

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