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Urban氏の前著『垂直的および水平的歯槽堤増大術』はこれまで12か国語に翻訳され、水平的骨造成のソーセージテクニックを用いたGBR（骨再生誘導）が世界中で実践されるようになった。本書は第一弾をふまえ、垂直的骨造成を達成するための“安全に減張された伸展フラップ”の詳細、さらには軟組織造成についても10章にわたって大きなリアル写真で解説している。ついに、硬・軟組織マネジメントの最高峰がここに完成を迎える！

はじめに
1 章　垂直方向および水平方向に造成した骨の生物学的性質
訳：松野智宣
2 章　チタン強化ポリテトラフルオロエチレンメッシュを用いた
垂直的骨造成の科学的根拠
訳：松野智宣
下顎臼歯部の極度な垂直性骨欠損
3 章　下顎臼歯部における極度な骨欠損の再建：外科的原則と解剖学的考察
訳：安斉昌照／増田英人
4 章　瘢痕組織をともなう進行した下顎臼歯部骨欠損の再建
訳：丸橋理沙／中田光太郎
5 章　基底骨が狭く進行した下顎臼歯部骨欠損の再建
訳：丸橋理沙／中田光太郎
6 章　不完全な骨頂レベルを有する進行した下顎臼歯部欠損の再建：
「ポーンの犠牲（ pawn sacrifice）」
訳：浅賀勝寛
7 章　低用量骨形成タンパク質（BMP）- 2 を用いたラザニアテクニックに
よる進行した下顎臼歯部欠損の再建
訳：浅賀勝寛
下顎前歯部の垂直的骨造成
8 章　進行した下顎前歯部欠損の再建：外科的原則と解剖学的考察
訳：小林真左子
9 章　下顎前歯部の極度な骨欠損の再建：
軟組織の再建と再生骨の保存に関する考察
訳：小林真左子
10章　下顎前歯部の極度な骨欠損の再建：水平的骨造成の重要性
訳：小林真左子
上顎臼歯部
11章　歯槽堤欠損が極度もしくは中程度の症例に対して、
上顎洞底挙上術後に埋入されたインプラントの長期予後
訳：山道研介
12章　上顎洞底挙上術を困難にする要因と併発症：術中出血と上顎洞隔壁
訳：山道研介
13章　上顎洞底挙上術および上顎臼歯部再建の難しさ：
上顎洞側壁と歯槽堤の欠損
訳：川本賀奈子
14章　上顎洞底挙上術後の骨補填材料への感染と上顎洞炎
訳：原田武洋
15章　上顎臼歯部における極度な垂直性歯槽堤欠損の再建
訳：山道美季
上顎前歯部垂直的骨増大術
16章　序論と臨床治療ガイドライン訳：菅田真吾
17章　上顎前歯部垂直性骨欠損に対する複雑な再建訳：菅田真吾
上顎前歯部欠損
18章　上顎前歯部における極度な欠損の増大訳：齋藤琢也
骨移植を併用した軟組織の再建
19章　骨再生後の自然な軟組織構造の再構築訳：岩野義弘
20章　唇側ストリップ歯肉移植訳：岩野義弘
21章　ダブルストリップグラフト訳：田中譲治
22章　大きな開放性治癒結合組織移植片訳：水口稔之
インプラント間乳頭の再建
23章　 2 回結合組織移植訳：岡田素平太
24章　アイスキューブ結合組織移植訳：岡田素平太
25章　アイスバーグ結合組織移植訳：岡田素平太
隣接歯と軟組織の再生
26章　垂直的歯周組織再生と歯槽堤増大の併用訳：黒嶋伸一郎
究極の審美性
27章　歯肉歯槽粘膜境の温存にともなう硬・軟組織の再建訳：黒嶋伸一郎
28章　併発症訳：黒嶋伸一

Vertical 2 骨造成

垂直的および水平的歯槽堤増大術の完成形

著者

Istvan Urban
中田光太郎
松野智宣
岩野義弘
黒嶋伸一郎
田中譲治
増田英人
山道研介
浅賀勝寛
安斉昌照
岡田素平太
川本賀奈子
小林真左子
齋藤琢也
菅田真吾
原田武洋
丸橋理沙
水口稔之
山道美季
出版社

クインテッセンス出版
ページ

560ページ
サイズ

A4判変
ISBN

978-4781210148
価格

44,000円(税込)