本書では「臨床においてはバイオロジー的な配慮と科学的根拠の確認が重要」という著者の一貫した臨床哲学から、インプラント外科のアドバンスなテクニックを解説。多くの臨床例と、他に例を見ない圧倒的な量の文献考察を踏まれ、読者の持つインプラント臨床の疑問に、科学的応えを提供している。
第1部 解剖学から見つめ直すインプラント外科
安全性を重視したインプラント外科テクニックと手術解剖学
第1章 上顎への麻酔-麻酔量を減じるテクニックと手術解剖学-
1.眼窩下孔伝達麻酔のテクニック
2.歯槽孔(上顎結節)伝達麻酔のテクニック
3.切歯孔伝達麻酔のテクニック
4.大口蓋孔伝達麻酔のテクニック
第2章 上顎への外科的アプローチ-中顔面に外科的アプローチするためのテクニックと手術解剖学-
1.上顎での切開テクニック
2.上顎での剥離テクニック
3.上顎での創の閉鎖テクニック
第3章 吸収した上顎前歯部へのインプラント手術-薄い骨を有効利用するテクニックと手術解剖学-
1.吸収した上顎前歯部への切開テクニック
2.吸収した上顎前歯部への剥離テクニック
3.骨幅が薄い時のインプラント埋入テクニック
4.切歯管がインプラント埋入の障害になる時のテクニック
5.上顎犬歯部へのインプラント埋入テクニック
第4章 吸収した上顎臼歯部へのインプラント手術-骨増生を可及的に回避するテクニックと手術解剖学-
1.上顎洞の位置関係明示のための切開・剥離テクニック
2.上顎洞を明示する外科テクニック
3.上顎臼歯部へのインプラント埋入テクニック
4.上顎結節や蝶形骨へのインプラント埋入テクニック
5.上顎臼歯部軟らかい骨質へのインプラント埋入テクニック
6.ザイゴマインプラント
第5章 下顎への麻酔-下顎に十分な奏効を得るためのテクニックと手術解剖学-
1.下顎孔伝達麻酔のテクニック
2.頬神経伝達麻酔テクニック
第6章 下顎への外科的アプローチ-下顎体から下顎枝まで外科的アプローチするためのテクニックと手術解剖学-
1.下顎での切開テクニック
2.下顎での剥離テクニック
3.下顎での創の閉鎖テクニック
第7章 下顎前歯部へのインプラント手術-下顎前歯部特有の偶発症を避けるテクニックと手術解剖学-
1.下顎前歯部における切開と剥離のテクニック
2.下顎前歯部最遠心インプラント植立位置決定のテクニック
第8章 下顎臼歯部へのインプラント手術-下顎臼歯部特有の偶発症を避けるテクニックと手術解剖学-
1.下顎臼歯部における切開とフラップ操作のテクニック
2.下顎臼歯部の左右別インプラント形成・埋入テクニック
第2部 骨増生手術 そのテクニックとバイオロジー
第1章 骨組織と骨吸収の基礎知識-骨の組織学と骨吸収のファクター-
1.骨組織のマクロおよびミクロの形態学
2.骨吸収のバイオロジー
第2章 骨のバイオロジー-骨形成能と増殖因子-
1.骨のリモデリングと移植骨
2.骨形成(能)
3.骨伝導(能)
4.骨誘導(能)とBMP
5.増殖因子(成長因子)
第3章 移植骨のバイオロジー-各移植材の特徴と臨床応用のエビデンス-
1.移植材の分類と必要条件
2.自家骨
1)自家骨の生物学的分類
2)海綿髄移植
3)皮質海綿ブロック骨移植
4)血管柄付骨移植
3.他家骨
4.異種骨
5.代用骨
6.コンポジット移植材
第4章 自家骨採取のテクニックとバイオロジー-自家骨採取部位による差異-
1.口腔内採取移植骨
1)オトガイ部からの移植骨採取
2)下顎枝からの移植骨採取
3)オトガイ部と下顎枝からの移植骨採取の比較
その他の口腔内移植骨採取部位とその特徴
2.口腔外採取移植骨
1)腸骨からの移植骨採取
2)脛骨からの移植骨採取
3)その他の部位からの移植骨採取
3.口腔内採取移植骨と口腔外採取移植骨との比較
第5章 自家骨による骨増生-そのテクニックとエビデンス-
1.オンレー・グラフト
1)オンレー・グラフトのテクニック
2)オンレー・グラフトの評価
2.サイナス・インレー・グラフト
1)サイナス・インレー・グラフトのテクニック
2)サイナス・インレー・グラフトの評価
3.ネーザル・インレー・グラフト
1)ネーザル・インレー・グラフトのテクニック
2)ネーザル・インレー・グラフトの評価
4.Le Fort-1サンドウィッチ・グラフト
1)e Fort-1サンドウィッチ・グラフのテクニック
2)e Fort-1サンドウィッチ・グラフトの評価
5.スプリット・クレスト
1)スプリット・クレストのテクニック
2)スプリット・クレストの評価
6.下歯槽神経移動術
1)下歯槽神経移動術のテクニック
2)下歯槽神経移動術の評価
7.各種増生法のまとめ
1)各種増生法のインプラント成功率の比較
2)臨床と倫理から再考する骨増生
第1部 解剖学から見つめ直すインプラント外科
安全性を重視したインプラント外科テクニックと手術解剖学
第1章 上顎への麻酔-麻酔量を減じるテクニックと手術解剖学-
1.眼窩下孔伝達麻酔のテクニック
2.歯槽孔(上顎結節)伝達麻酔のテクニック
3.切歯孔伝達麻酔のテクニック
4.大口蓋孔伝達麻酔のテクニック
第2章 上顎への外科的アプローチ-中顔面に外科的アプローチするためのテクニックと手術解剖学-
1.上顎での切開テクニック
2.上顎での剥離テクニック
3.上顎での創の閉鎖テクニック
第3章 吸収した上顎前歯部へのインプラント手術-薄い骨を有効利用するテクニックと手術解剖学-
1.吸収した上顎前歯部への切開テクニック
2.吸収した上顎前歯部への剥離テクニック
3.骨幅が薄い時のインプラント埋入テクニック
4.切歯管がインプラント埋入の障害になる時のテクニック
5.上顎犬歯部へのインプラント埋入テクニック
第4章 吸収した上顎臼歯部へのインプラント手術-骨増生を可及的に回避するテクニックと手術解剖学-
1.上顎洞の位置関係明示のための切開・剥離テクニック
2.上顎洞を明示する外科テクニック
3.上顎臼歯部へのインプラント埋入テクニック
4.上顎結節や蝶形骨へのインプラント埋入テクニック
5.上顎臼歯部軟らかい骨質へのインプラント埋入テクニック
6.ザイゴマインプラント
第5章 下顎への麻酔-下顎に十分な奏効を得るためのテクニックと手術解剖学-
1.下顎孔伝達麻酔のテクニック
2.頬神経伝達麻酔テクニック
第6章 下顎への外科的アプローチ-下顎体から下顎枝まで外科的アプローチするためのテクニックと手術解剖学-
1.下顎での切開テクニック
2.下顎での剥離テクニック
3.下顎での創の閉鎖テクニック
第7章 下顎前歯部へのインプラント手術-下顎前歯部特有の偶発症を避けるテクニックと手術解剖学-
1.下顎前歯部における切開と剥離のテクニック
2.下顎前歯部最遠心インプラント植立位置決定のテクニック
第8章 下顎臼歯部へのインプラント手術-下顎臼歯部特有の偶発症を避けるテクニックと手術解剖学-
1.下顎臼歯部における切開とフラップ操作のテクニック
2.下顎臼歯部の左右別インプラント形成・埋入テクニック
第2部 骨増生手術 そのテクニックとバイオロジー
第1章 骨組織と骨吸収の基礎知識-骨の組織学と骨吸収のファクター-
1.骨組織のマクロおよびミクロの形態学
2.骨吸収のバイオロジー
第2章 骨のバイオロジー-骨形成能と増殖因子-
1.骨のリモデリングと移植骨
2.骨形成(能)
3.骨伝導(能)
4.骨誘導(能)とBMP
5.増殖因子(成長因子)
第3章 移植骨のバイオロジー-各移植材の特徴と臨床応用のエビデンス-
1.移植材の分類と必要条件
2.自家骨
1)自家骨の生物学的分類
2)海綿髄移植
3)皮質海綿ブロック骨移植
4)血管柄付骨移植
3.他家骨
4.異種骨
5.代用骨
6.コンポジット移植材
第4章 自家骨採取のテクニックとバイオロジー-自家骨採取部位による差異-
1.口腔内採取移植骨
1)オトガイ部からの移植骨採取
2)下顎枝からの移植骨採取
3)オトガイ部と下顎枝からの移植骨採取の比較
その他の口腔内移植骨採取部位とその特徴
2.口腔外採取移植骨
1)腸骨からの移植骨採取
2)脛骨からの移植骨採取
3)その他の部位からの移植骨採取
3.口腔内採取移植骨と口腔外採取移植骨との比較
第5章 自家骨による骨増生-そのテクニックとエビデンス-
1.オンレー・グラフト
1)オンレー・グラフトのテクニック
2)オンレー・グラフトの評価
2.サイナス・インレー・グラフト
1)サイナス・インレー・グラフトのテクニック
2)サイナス・インレー・グラフトの評価
3.ネーザル・インレー・グラフト
1)ネーザル・インレー・グラフトのテクニック
2)ネーザル・インレー・グラフトの評価
4.Le Fort-1サンドウィッチ・グラフト
1)e Fort-1サンドウィッチ・グラフのテクニック
2)e Fort-1サンドウィッチ・グラフトの評価
5.スプリット・クレスト
1)スプリット・クレストのテクニック
2)スプリット・クレストの評価
6.下歯槽神経移動術
1)下歯槽神経移動術のテクニック
2)下歯槽神経移動術の評価
7.各種増生法のまとめ
1)各種増生法のインプラント成功率の比較
2)臨床と倫理から再考する骨増生
科学的根拠から学ぶインプラント外科学 応用編
-
著者
古賀 剛人
-
出版社
クインテッセンス出版
-
ページ
208ページ
-
サイズ
A4判変型
-
ISBN
978-4874178164
-
価格
14,850円(税込)