本書の目的は、比較的形而上学的なことは一切省捨し、最も臨床で問題となる金属床のメタルフレームの設計そのものにテーマを絞り込み、類型を提示し、アトラスとしたものである。前半の基礎編では、以前からパーシャル設計のひとつの大きなトレンドとなってきている R.P.I. を中心とした設計法が述べられている。
監修の言葉
訳者序
緒言
謝辞


第1部　設計の基本概念
はじめに
第1章　サベーイング
第2章　レスト
第3章　ガイド面およびガイドプレート
第4章　大連結子
第5章　小連結子
第6章　義歯の維持力、維持装置
第7章　床連結装置
第8章　床用人工歯
第9章　口腔内前処理


第2部　アトラス集
第10章　下顎1級欠損の設計
第11章　下顎2級欠損の設計
第12章　下顎3級欠損の設計
第13章　下顎4級欠損の設計
第14章　上顎1級欠損の設計
第15章　上顎2級欠損の設計
第16章　上顎3級欠損の設計
第17章　上顎4級欠損の設計

参考文献
索引
訳者付録:パーシャル・デンチャー設計の症例参照指針集