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さわる咬合,さわらない咬合

さわる咬合,さわらない咬合の画像です
2009年の『臨床咬合補綴治療』では修復治療をするならば、どのような配慮が必要かを示した。「さわる」(咬合治療・修復治療をする)ならば、である。しかし臨床では「さわらない」(咬合治療まですべきではない)こともある。さわらないで問題が解決するならば、生体への侵襲も少なく、メリットも多い。だが、さわらないことだけがよいとは限らない。では、どんなときに咬合をさわるのか? さわらないのか? どの程度さわるべきか?
プロローグ
著者紹介

第1章 咬合──顎口腔系への影響
1-1 顎口腔系の生理的基本事項
1-2 顎口腔系の生理的観点からみたCRの定義と意義
1-3 生体の許容範囲とは?

第2章 ブラキシズムと咬合
──知覚過敏,咬合痛,歯の摩耗,歯周組織への影響
2-1 非生理的機能によるメカニカルストレス
2-2 ブラキシズムの原因
2-3 パラファンクション・非生理的機能運動時の歯への影響
2-4 ブラキシズムによる歯の摩耗──咬合をさわる? さわらない?
2-5 知覚過敏──咬合をさわる? さわらない?
2-6 咬合──さわるしかないのは?

第3章 歯冠修復治療と咬合
3-1 歯冠修復治療で指標とする咬合とは
3-2 治療する下顎位を判断する
3-3 歯冠修復治療で咬合をどこまでさわるか?

第4章 顎関節症(TMD)と咬合
4-1 顎関節症(TMD)と咬合の関係
4-2 TMDの原因
4-3 TMDの治療のために,咬合はさわるか? さわらないか?
4-4 咬合にさわる意義,さわらない意義
4-5 2mm以上の下顎の偏位

第5章 咬合感覚異和感・異常(症)と咬合
5-1 咬合異和感・咬合感覚異常(症)
5-2 咬合感覚異常(症)の特徴
5-3 咬合感覚異常(症)の発症メカニズム
5-4 咬合感覚異常(症)の患者への説明

エピローグ
さくいん

APPENDIX 付録
付録 認知行動療法のためのシールとパンフレットの使い方

さわる咬合,さわらない咬合

  • 著者

    今井 俊広
    今井 真弓

  • 出版社

    クインテッセンス出版

  • ページ

    96ページ

  • サイズ

    A4判変型

  • ISBN

    978-4781203041

  • 価格

    6,160円(税込)

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