125症例、1800枚をこえる口腔内写真。一人の臨床家によって、その症例をもってまとめあげられた臨床の実際的なテキストブック。歯周補綴の現実的セオリー、わかりやすい処置例とその経過。外科手術中のフラップを開いた写真と、それと対比できる鮮明なX線写真。臨床家の圧倒的支持を受けたベストセラー!!
第1章 日常臨床としての歯周治療
1.1 歯周治療のシステム化
1.1.1 歯周疾患のスクリーング
1.1.2 初期治療の目的と範囲
1.1.3 初期治療再評価後の処置
1.1.4 修復・補綴処置と咬合療法
1.1.5 メインテナンス・セラピーの意図
1.2 歯周疾患の程度と治療計画
第2章 骨縁下ポケットへの対応
2.1 歯周ポケット・コントロールの考え方
2.1.1 ポケット・メインテナンスの困難
2.1.2 歯肉縁下のroot debridement
2.1.3 プラーク・コントロール下の歯周膿瘍
2.1.4 maximum pocket reduction
2.1.5 非外科的な歯周ポケットの処置
2.2 骨縁下ポケットの処置法
2.2.1 歯周ポケットの除去と減少
2.2.2 処置法の選択
2.2.3 外科的アクセスの適応
2.2.4 flap curettageの活用
2.3 確定的な歯周処置としての歯周外科処置
2.3.1 治療部位による歯周ポケットの処置
2.3.2 full-thickness apically positionad flap surgery
2.3.3 局所的に非常に深い歯周ポケットの処置
第3章 根分岐部病変への対応
3.1 根分岐部病変の問題
3.2 診断と治療方針
3.2.1 治療方法を左右する因子
3.2.2 根分岐部病変罹患歯の予後
3.2.3 根分岐部病変の処置概念
3.3 根分岐部病変の診査
3.3.1 根分岐部のプローブによる診査とX線
3.3.2 根分岐部病変の診査における着眼点
3.3.3 ルート・コンキャビティ
3.4 根分岐部病変に対する積極的処置
3.4.1 軽度の根分岐部病変の処置
3.4.1 進行した根分岐部病変に対する積極的処置
3.5 計画抜歯と歯根の切除
3.5.1 計画抜歯
3.5.2 歯根の近接と計画抜歯
3.5.3 計画抜歯としての歯根の切除
3.5.4 歯根切除、歯根分割
第4章 歯周外科
4.1 歯周外科の目的と適応とその時期
4.1.1 歯周外科の目的と適応
4.1.2 歯周外科の時期
4.2 歯周外科の術式
4.2.1 麻酔法
4.2.2 フラップの分類
4.2.3 切開法
4.2.4 フラップのデザイン
4.2.5 フラップの剥離
4.2.6 縫合
4.2.7 歯周パック
4.2.8 歯周外科手術の術後管理
4.3 歯周外科手術後の評価
4.3.1 歯周外科後に生じる問題とその対応
4.3.2 歯周外科後の治癒の判定とメインテナンスへの移行
※付-歯周外科に必要な手術器具
第5章 歯周補綴のための歯周外科
5.1 臨床歯冠長の延長
5.1.1 歯冠延長手術の適応と禁忌
5.1.2 生物学的幅径
5.1.3 歯冠延長手術の方法
5.1.4 歯冠延長と歯肉-歯槽粘膜の問題
5.1.5 歯冠延長手の手技
5.2 適切な歯間空隙の確保
5.2.1 歯根近接の問題
5.2.2 歯周治療と狭窄した歯間空隙の問題
5.2.3 歯根の近接に対する処置
5.2.4 歯周外科、歯の形成による歯間空隙の確保
5.3 欠損部歯槽堤の形態修正
5.3.1 欠損部歯槽堤の形態修正の適応
5.3.2 欠損部歯槽堤の外科処置
5.3.3 歯槽堤整形手術
5.3.4 歯槽堤大手術
5.4 歯肉-歯槽骨の形態修正
5.4.1 歯肉の形態の個体差と形態異常
5.4.2 歯肉形態異常の処置
5.4.3 歯槽骨と形態とosseous resection
第6章 歯肉-歯槽粘膜の問題と歯肉-歯槽粘膜手術
6.1 歯肉-歯槽粘膜の問題
6.1.1 十分な付着歯肉の幅
6.1.2 付着歯肉と修復・補綴処置
6.1.3 付着歯肉の重要性
6.1.4 付着歯肉の診査
6.1.5 付着歯肉の評価における初期治療の重要性
6.1.6 修復物のマージンと遊離歯肉縁
6.1.7 歯肉退縮の原因
6.2 歯肉-歯槽粘膜手術の適応
6.3 歯肉-歯槽粘膜手術
6.3.1 遊離歯肉移植手術
6.3.2 有茎歯肉移植手術
6.3.3 根尖側移動術
6.3.4 小帯手術
第7章 歯周補綴の臨床
7.1 歯周補綴
7.1.1 歯周補綴の特徴
7.1.2 歯周補綴の困難
7.2 永久固定の考え方
7.2.1 永久固定の目的と適応
7.2.2 固定方法の選択
7.2.3 固定の範囲
7.3 永久固定法
7.3.1 両側性固定性スプリント
7.3.2 テレスコープ法による固定性スプリントの術式
7.4 多数歯欠損症例に対する固定性ブリッジの注意点
7.4.1 固定性ブリッジの力学的な問題
7.5 固定性スプリントやブリッジによる歯周補綴の問題点とその対応
7.5.1 支台歯の平行性の確保
7.5.2 動揺歯の印象採得について
7.5.3 歯周補綴の症例の審美性の改善
7.5.4 仮着による咬合関係の経過観察ができない
7.6 歯周外科後の補綴と清掃性
7.6.1 歯根の凹面形態
7.6.2 歯間空隙
7.7 可撤性テレスコープ式支台装置の臨床術式
7.7.1 治療用義歯
7.7.2 欠損部歯槽堤への配慮
第8章 メインテナンス・セラピー
8.1 歯周治療と歯周補綴におけるメインテナンスの重要性
8.2 メインテナンス・セラピーの要点
8.2.1 おもな問題と対応
8.2.2 歯肉溝内にマージンが設定された支台歯のメインテナンス
8.2.3 欠損歯列のメインテナンス
8.3 メインテナンス・セラピーの実際
8.2.1 メインテナンス・セラピーにおける歯科医の役割
8.2.2 メインテナンス期の診査と評価
8.2.3 頻度と内容
8.2.4 メインテナンス時の病的ポケットの処置
第9章 歯周疾患を伴った欠損症例の処置
文献
症例索引
図索引
索引
第1章 日常臨床としての歯周治療
1.1 歯周治療のシステム化
1.1.1 歯周疾患のスクリーング
1.1.2 初期治療の目的と範囲
1.1.3 初期治療再評価後の処置
1.1.4 修復・補綴処置と咬合療法
1.1.5 メインテナンス・セラピーの意図
1.2 歯周疾患の程度と治療計画
第2章 骨縁下ポケットへの対応
2.1 歯周ポケット・コントロールの考え方
2.1.1 ポケット・メインテナンスの困難
2.1.2 歯肉縁下のroot debridement
2.1.3 プラーク・コントロール下の歯周膿瘍
2.1.4 maximum pocket reduction
2.1.5 非外科的な歯周ポケットの処置
2.2 骨縁下ポケットの処置法
2.2.1 歯周ポケットの除去と減少
2.2.2 処置法の選択
2.2.3 外科的アクセスの適応
2.2.4 flap curettageの活用
2.3 確定的な歯周処置としての歯周外科処置
2.3.1 治療部位による歯周ポケットの処置
2.3.2 full-thickness apically positionad flap surgery
2.3.3 局所的に非常に深い歯周ポケットの処置
第3章 根分岐部病変への対応
3.1 根分岐部病変の問題
3.2 診断と治療方針
3.2.1 治療方法を左右する因子
3.2.2 根分岐部病変罹患歯の予後
3.2.3 根分岐部病変の処置概念
3.3 根分岐部病変の診査
3.3.1 根分岐部のプローブによる診査とX線
3.3.2 根分岐部病変の診査における着眼点
3.3.3 ルート・コンキャビティ
3.4 根分岐部病変に対する積極的処置
3.4.1 軽度の根分岐部病変の処置
3.4.1 進行した根分岐部病変に対する積極的処置
3.5 計画抜歯と歯根の切除
3.5.1 計画抜歯
3.5.2 歯根の近接と計画抜歯
3.5.3 計画抜歯としての歯根の切除
3.5.4 歯根切除、歯根分割
第4章 歯周外科
4.1 歯周外科の目的と適応とその時期
4.1.1 歯周外科の目的と適応
4.1.2 歯周外科の時期
4.2 歯周外科の術式
4.2.1 麻酔法
4.2.2 フラップの分類
4.2.3 切開法
4.2.4 フラップのデザイン
4.2.5 フラップの剥離
4.2.6 縫合
4.2.7 歯周パック
4.2.8 歯周外科手術の術後管理
4.3 歯周外科手術後の評価
4.3.1 歯周外科後に生じる問題とその対応
4.3.2 歯周外科後の治癒の判定とメインテナンスへの移行
※付-歯周外科に必要な手術器具
第5章 歯周補綴のための歯周外科
5.1 臨床歯冠長の延長
5.1.1 歯冠延長手術の適応と禁忌
5.1.2 生物学的幅径
5.1.3 歯冠延長手術の方法
5.1.4 歯冠延長と歯肉-歯槽粘膜の問題
5.1.5 歯冠延長手の手技
5.2 適切な歯間空隙の確保
5.2.1 歯根近接の問題
5.2.2 歯周治療と狭窄した歯間空隙の問題
5.2.3 歯根の近接に対する処置
5.2.4 歯周外科、歯の形成による歯間空隙の確保
5.3 欠損部歯槽堤の形態修正
5.3.1 欠損部歯槽堤の形態修正の適応
5.3.2 欠損部歯槽堤の外科処置
5.3.3 歯槽堤整形手術
5.3.4 歯槽堤大手術
5.4 歯肉-歯槽骨の形態修正
5.4.1 歯肉の形態の個体差と形態異常
5.4.2 歯肉形態異常の処置
5.4.3 歯槽骨と形態とosseous resection
第6章 歯肉-歯槽粘膜の問題と歯肉-歯槽粘膜手術
6.1 歯肉-歯槽粘膜の問題
6.1.1 十分な付着歯肉の幅
6.1.2 付着歯肉と修復・補綴処置
6.1.3 付着歯肉の重要性
6.1.4 付着歯肉の診査
6.1.5 付着歯肉の評価における初期治療の重要性
6.1.6 修復物のマージンと遊離歯肉縁
6.1.7 歯肉退縮の原因
6.2 歯肉-歯槽粘膜手術の適応
6.3 歯肉-歯槽粘膜手術
6.3.1 遊離歯肉移植手術
6.3.2 有茎歯肉移植手術
6.3.3 根尖側移動術
6.3.4 小帯手術
第7章 歯周補綴の臨床
7.1 歯周補綴
7.1.1 歯周補綴の特徴
7.1.2 歯周補綴の困難
7.2 永久固定の考え方
7.2.1 永久固定の目的と適応
7.2.2 固定方法の選択
7.2.3 固定の範囲
7.3 永久固定法
7.3.1 両側性固定性スプリント
7.3.2 テレスコープ法による固定性スプリントの術式
7.4 多数歯欠損症例に対する固定性ブリッジの注意点
7.4.1 固定性ブリッジの力学的な問題
7.5 固定性スプリントやブリッジによる歯周補綴の問題点とその対応
7.5.1 支台歯の平行性の確保
7.5.2 動揺歯の印象採得について
7.5.3 歯周補綴の症例の審美性の改善
7.5.4 仮着による咬合関係の経過観察ができない
7.6 歯周外科後の補綴と清掃性
7.6.1 歯根の凹面形態
7.6.2 歯間空隙
7.7 可撤性テレスコープ式支台装置の臨床術式
7.7.1 治療用義歯
7.7.2 欠損部歯槽堤への配慮
第8章 メインテナンス・セラピー
8.1 歯周治療と歯周補綴におけるメインテナンスの重要性
8.2 メインテナンス・セラピーの要点
8.2.1 おもな問題と対応
8.2.2 歯肉溝内にマージンが設定された支台歯のメインテナンス
8.2.3 欠損歯列のメインテナンス
8.3 メインテナンス・セラピーの実際
8.2.1 メインテナンス・セラピーにおける歯科医の役割
8.2.2 メインテナンス期の診査と評価
8.2.3 頻度と内容
8.2.4 メインテナンス時の病的ポケットの処置
第9章 歯周疾患を伴った欠損症例の処置
文献
症例索引
図索引
索引
歯周補綴の臨床と手技
-
著者
佐藤 直志
-
出版社
クインテッセンス出版
-
ページ
426ページ
-
サイズ
A4判変型
-
ISBN
978-4874173749
-
価格
52,330円(税込)