一般臨床家に向けた、歯と顎堤の欠損拡大を進めないための補綴治療の考察と提案。
「歯の喪失は加齢現象ではなく、その拡大も防ぐことができる」との姿勢に基づき、パーシャルデンチャーやオーバーデンチャーを利用する際に生じる疑問に対し、著者らの臨床と研究を中心に答える形で構成。
論拠になる文献やその紹介(一部)も掲載し、より多角的かつ深い理解が得られ、患者さんへの説明や治療計画の提示がしやすくなる。
第1章 欠損はなぜ補綴する必要があるのか
Q 1 : 欠損をどのように捉えるかはそれほど重要なのか?
Q 2 : 欠損に対する患者さんの捉え方は?
Q 3 : 欠損はなぜ補綴されなければならないのか?
Q 4 : 欠損補綴と栄養摂取との関係は?
Q 5 : 欠損補綴と全身運動との間に関連はあると言えるのか?
第2章 患者さんにとっての欠損補綴
Q 6 : これから増える部分欠損症例にどう対応するか?
Q 7 : 患者さんはどこに注目するのか?
Q 8 : 欠損補綴の選択肢を決定するために必要なことは?
第3章 エビデンスにもとづいたパーシャルデンチャーの製作
Q 9 : パーシャルデンチャーの設計に正解はあるのか?
Q10: パーシャルデンチャーの治療計画の立案は?
Q11: パーシャルデンチャーの設計順序は?
Q12: 大連結子(バー、ストラップ)の設計のポイントは?
Q13: 維持装置(クラスプ)の選択とデザインはどのようにして行うのか?
Q14: 回転軸の考え方は、なぜ必要なのか?
Q15: 間接維持装置の設計のポイントは?
Q16: パーシャルデンチャー設計のための準備は?
Q17: パーシャルデンチャーの最終印象までに何をすべきか?
Q18: パーシャルデンチャー、オーバーデンチャーの最終印象はどのようにするべきか?
Q19: なぜ最大ではなく、必要最小限の支持を床とレストで確保するのか?
Q20: レストシート形成の注意点は?
Q21: パーシャルデンチャーにおける人工歯排列は?
Q22: 咬合平面の修正は、なぜ必要になるのか?
Q23: 高齢者におけるパーシャルデンチャーで配慮すべき点は?
Q24: パーシャルデンチャーの支台歯としてのインプラントの役割は?
Ex: 設計したパーシャルデンチャーのまとめ
第4章 エビデンスにもとづいたオーバーデンチャーの製作
Q25: オーバーデンチャーの製作順序は?
Q26: 支台歯の利用方法とその判断基準は? また、抜歯の基準は?
Q27: 根面の処理方法と材料、形態は?
Q28: 保存不可能と考え、抜歯を決める前にチェックすることは?
Q29: 支台歯を連結する場合に、一次固定、二次固定のどちらが有利か?
第5章 義歯装着後のメインテナンス
Q30: 可撤性義歯症例では経過観察は必要か?
Q31: 経過観察時に問題を見つけたときは?
「歯の喪失は加齢現象ではなく、その拡大も防ぐことができる」との姿勢に基づき、パーシャルデンチャーやオーバーデンチャーを利用する際に生じる疑問に対し、著者らの臨床と研究を中心に答える形で構成。
論拠になる文献やその紹介(一部)も掲載し、より多角的かつ深い理解が得られ、患者さんへの説明や治療計画の提示がしやすくなる。
第1章 欠損はなぜ補綴する必要があるのか
Q 1 : 欠損をどのように捉えるかはそれほど重要なのか?
Q 2 : 欠損に対する患者さんの捉え方は?
Q 3 : 欠損はなぜ補綴されなければならないのか?
Q 4 : 欠損補綴と栄養摂取との関係は?
Q 5 : 欠損補綴と全身運動との間に関連はあると言えるのか?
第2章 患者さんにとっての欠損補綴
Q 6 : これから増える部分欠損症例にどう対応するか?
Q 7 : 患者さんはどこに注目するのか?
Q 8 : 欠損補綴の選択肢を決定するために必要なことは?
第3章 エビデンスにもとづいたパーシャルデンチャーの製作
Q 9 : パーシャルデンチャーの設計に正解はあるのか?
Q10: パーシャルデンチャーの治療計画の立案は?
Q11: パーシャルデンチャーの設計順序は?
Q12: 大連結子(バー、ストラップ)の設計のポイントは?
Q13: 維持装置(クラスプ)の選択とデザインはどのようにして行うのか?
Q14: 回転軸の考え方は、なぜ必要なのか?
Q15: 間接維持装置の設計のポイントは?
Q16: パーシャルデンチャー設計のための準備は?
Q17: パーシャルデンチャーの最終印象までに何をすべきか?
Q18: パーシャルデンチャー、オーバーデンチャーの最終印象はどのようにするべきか?
Q19: なぜ最大ではなく、必要最小限の支持を床とレストで確保するのか?
Q20: レストシート形成の注意点は?
Q21: パーシャルデンチャーにおける人工歯排列は?
Q22: 咬合平面の修正は、なぜ必要になるのか?
Q23: 高齢者におけるパーシャルデンチャーで配慮すべき点は?
Q24: パーシャルデンチャーの支台歯としてのインプラントの役割は?
Ex: 設計したパーシャルデンチャーのまとめ
第4章 エビデンスにもとづいたオーバーデンチャーの製作
Q25: オーバーデンチャーの製作順序は?
Q26: 支台歯の利用方法とその判断基準は? また、抜歯の基準は?
Q27: 根面の処理方法と材料、形態は?
Q28: 保存不可能と考え、抜歯を決める前にチェックすることは?
Q29: 支台歯を連結する場合に、一次固定、二次固定のどちらが有利か?
第5章 義歯装着後のメインテナンス
Q30: 可撤性義歯症例では経過観察は必要か?
Q31: 経過観察時に問題を見つけたときは?
パーシャルデンチャー・オーバーデンチャーを活かす31のQ&A
患者さんにも説明できる戦略的補綴治療
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著者
前田 芳信
権田 知也 -
出版社
永末書店
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ページ
192ページ
-
サイズ
A4判
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ISBN
978-4816013799
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価格
8,800円(税込)