日本成人矯正歯科学会が総力を挙げ、4年半余の歳月をかけてまとめたのが本書。総論では成人矯正の適応症と加齢の問題、診断、治療方針の立て方、トラブルの傾向と対策などを詳しく解説。各論では治療法別に、また不正咬合別に症例をわかりやすく提示し、症例の概要、診断および治療方針、抜歯部位、治療経過、治療結果、保定、治療中の注意点や問題点もあげている。待望の1冊。
CHAPTER 1
成人矯正歯科の歴史
世界における成人矯正歯科の歴史 <島本和則>
世界の成人矯正の歴史
日本における成人矯正歯科の歴史 <島本和則>
日本の成人矯正の歴史
成人矯正歯科治療の現状と将来 <島本和則>
日本成人矯正歯科学会の発足
CHAPTER 2
成人矯正歯科の定義と概要
成人の矯正歯科治療の特徴と適用範囲 <丹羽金一郎>
成人の定義と範囲区分
■ 成人期の区分
成長発育途中と成長発育完了後の矯正歯科治療
■ 本格矯正歯科治療(思春期)
■ 成人矯正歯科治療
■ MTM (minor tooth movement)
■ 成人矯正歯科治療での咬合調整
成人矯正歯科治療の種類 <佐藤元彦>
成人矯正歯科治療の方法
■ 成人の全体的矯正歯科治療(本格矯正)
■ 成人の限局的矯正歯科治療(限局矯正)
CHAPTER 3
高齢者の咬合と加齢変化
高齢者の正常咬合 8020達成者の咬合 <宮崎晴代/茂木悦子>
高齢多数歯保有者の歯肉退縮と歯頸部歯質欠損(cervical lesion)
<茂木悦子/宮崎晴代/金子幸生>
■ 歯頸部歯質欠損
■ 対象および方法
■ 結果
■ 考察
CHAPTER 4
成人矯正歯科治療における歯周組織の役割
インナービューティ <亀田 晃>
美(アウタービューティ)と健康(インナービューティ)
■ インナービューティとは
■ 矯正歯科治療の副作用(くさいもの)とは
インナービューティとバイオロジックスプリント <亀田 晃>
インナービューティを左右するバイオロジックスプリント
■ バイオロジックスプリントの構造
■ バイオロジックスプリントの役割
成人矯正患者とブラックトライアングル
■ 成長発育途中の矯正患者で生じたブラックトライアングル
■ 成人矯正患者はブラックトライアングルがなぜできるか?
■ ブラックトライアングル生成メカニズム
■ 下顎前歯部の叢生の矯正ではブラックトライアングルができやすい
■ 下顎前歯部の歯肉の肥大
■ 歯周疾患と矯正治療の改善どちらを先にするか?
■ 開咬の改善時にブラックトライアングルはできやすい
■ 同一固体(上下顎前突成人)でのフェネストレーションやデヒィシェンスを示す
■ どのようなブラケットが成人患者のインナービューティ(健康)の保全によいか?
■ インナービューティを悪化させないために守るべき注意事項
■ ブラックトライアングルの予防または減少方法
■ ストリッピング(IER)による隣接面う蝕の心配は?
■ 矯正歯科治療でできてしまったブラックトライアングルの対処法
インナービューティと海綿骨の溝 <亀田 晃>
インナービューティを左右する海綿骨の溝
海綿骨の溝と歯の移動 <亀田 晃>
海綿骨の溝と歯の移動方法
■ 海綿骨の溝から診た患者のインナービューティをエイジングさせない歯の移動方法
■ 近遠心的移動と?(唇)舌的移動は分離して考えるべきである
■ まとめ
CHAPTER 5
成人矯正歯科治療の可能性と限界
成人症例の選択基準 適応症と加齢 <亀田 晃>
治療目標と治療方法
■ 成長発育途中の患者と成人患者の矯正歯科治療の相違
■ 成長発育完了後の成人患者
■ 成長発育完了後の矯正歯科治療はどうすべきか
■ インナービューティから診断・治療方針の確立
■ 矯正歯科治療前に3DCTでインナービューティをどのように診るか
■ 歯の移動時の歯根・皮質骨の接触例
機能と形態
■ 形態的不正と機能的不正
■ 機能は形態を変えるが,形態は機能を変えることができがたい
■ 機能と形態で心得ておくこと
比較的年齢の高い成人の矯正歯科治療
■ 比較的年齢の高い成人の矯正歯科治療の特徴(通常の成人矯正との違い)
■ 患者の主訴(要望)と治療計画
■ 患者の要望と術者の診断治療計画のすり合わせ
■ 治療目標,治療計画の変更方法
■ アポイント
■ 注意事項
■ 矯正歯科治療の禁忌症
■ 矯正歯科治療の限界
歯周疾患を伴う成人矯正歯科治療で注意すべき事項
■ 矯正歯科治療によって起きた歯周関連の問題:いかにすれば訴訟を避けられるか?
成人矯正歯科治療のルール作りが求められている
成人矯正歯科治療におけるトラブル <亀田 剛>
トラブルの原因とその結果
■ トラブル発生までの軌跡
■ トラブル発生の原因とは?
■ 矯正歯科臨床の現場でのトラブルの原因と結果
トラブルの傾向と対策(戦略と戦術)
■ トラブルの本質とフィロソフィー
■ トラブルを起きにくくする秘訣
CHAPTER 6
成人矯正歯科治療における治療方針の立案
診断 <武内 豊>
診断とは
診断に必要な診査,検査および症例分析 <松野 功>
形態的検査
■ 顔面写真
■ 口腔内写真
■ 口腔模型
■ 予測模型(セットアップモデル)
■ 歯・顎のエックス線写真
■ セファログラム
■ その他の画像検査
機能検査
■ 下顎運動
■ 筋機能
■ 嚥下機能
■ 発音機能
治療計画の決定に関する事項 <武内 豊>
治療計画の樹立方法(装置の選択も含めて) <武内 豊>
■ 診断と治療計画の大きな誤解
CHAPTER 7
成人矯正歯科治療に必要な器具と材料
矯正用器具 <村井 茂>
■ 装置装着時に使用する器具
■ ワイヤー装着時に使用する器具
■ 顎外固定装置に使用する器具
■ 動的装置撤去時に使用する器具
■ 診断時に使用する機器
■ その他
矯正用材料 <亀田 剛/大熊一夫>
線材料
■ マルチブラケット装着用ワイヤーの材質
■ マルチブラケット装着用ワイヤーの形状
■ リテーナーや機能的矯正装置に使用するワイヤー
バンド材料
■ 材質による分類
■ 形態による分類
ブラケット
■ 材質
■ 形態による分類
■ 製造方法による分類
結紮材料
?面管
矯正材料 <亀田 剛/大熊一夫>
合着および接着材料
■ 合着材料
■ 接着材料
有機合成分子材料
顎外装置材料
その他の補助的な矯正材料
CHAPTER 8
矯正歯科装置の種類と各矯正装置による成人治療例
矯正歯科装置の種類 <佐藤元彦>
矯正歯科装置の種類
■ 矯正装置の種類
■ 固定式装置
■ 可撤式装置
■ 半可撤式装置
固定式矯正装置 マルチブラケット装置による成人治療例
■ 上顎側切歯の強度の相対捻転を伴う叢生症例 <佐藤元彦>
■ 歯肉退縮を伴う成人叢生症例 <小澤 奏>
■ II 級2類過蓋咬合症例 <山崎俊恒>
■ 上顎前突症例 <佐藤元彦>
■ 過剰歯,大臼歯の鋏状咬合を伴う下顎前突非抜歯症例 <石原健也>
■ 上顎左側側切歯欠損を伴うAngle III 級不正咬合症例 <池田みづき>
■ 上下顎前突症 <高 大松>
■ 開咬症例 <藤山光治>
■ 第三大臼歯を残したAngle I 級オープンバイト症例 <池田みづき>
■ 交叉咬合症例 <吉本彰宏>
固定式矯正装置 舌側ブラケット装置による成人治療例
■ 上下前歯叢生の成人治療例 <小谷田 仁>
■ 著しいオーバージェットとオーバーバイトを伴う下顎後退型のAngle II 級1類症例 <竹元京人>
可撤式矯正装置による成人治療例
■ クリアアライナーを有効利用した成人症例 <渡辺和也>
CHAPTER 9
包括的成人矯正治療
包括的矯正治療による成人治療例
■ 上顎前歯部審美障害に補綴前矯正を行った症例 <加治初彦>
■ 叢生を伴うAngle I 級上下顎前突症例 <太田拓哉>
歯周疾患治療のための成人矯正治療
■ 重度歯周疾患を有する上顎前突症例の長期観察症例 <酒井信夫>
TMJ疾患治療のための成人矯正治療
■ 顎関節症Ⅳ型のerosionを伴うAngle I 級叢生症例 <太田拓哉>
■ 顎関節症状を有する骨格性開咬に対する歯科矯正学的アプローチ <田中栄二/堀内信也>
外科的矯正治療
■ 骨格性下顎前突症に外科手術を併用した成人矯正治療 <今井隆一>
■ 重度の骨格性反対咬合・開咬に対し外科的矯正治療にて対応した症例 <藤井智巳>
CHAPTER 10
インプラントアンカーを用いた成人矯正治療
補綴用インプラントと歯科矯正用アンカースクリュー
■ 補綴用インプラントをアンカーとして用いた限局矯正症例 <加藤 哲>
■ 歯科矯正用アンカースクリューを用いた上下顎前突を改善したAngle I 級症例 <本吉 満>
CHAPTER 11
成人矯正歯科治療と歯根吸収
成人矯正歯科治療と歯根吸収 <酒井信夫>
■ 歯根吸収のリスク要因
■ 歯根吸収に関する文献レビュー
■ 弱い力と持続的な力の適用
■ デンタルエックス線写真の必要性
■ 歯根吸収と訴訟
■ 臨床実施に対する密接な関係
■ 歯根吸収患者の症例(49歳6か月,女性)
CHAPTER 12
保 定
保定の必要性 <酒井信夫>
■ 保定の重要性
■ 後戻りと保定
保定装置 <酒井信夫>
■ 床タイプによる可撤式保定装置
■ 犬歯-犬歯舌側ボンデッド装置
■ スプリングリテーナー
■ インビジブルリテーナー
■ トゥースポジショナー
保定期間 <酒井信夫>
CHAPTER 13
矯正治療後の歯列・咬合の安定性
矯正治療後の後戻りと安定性 <酒井信夫>
■ 後戻りの機序
■ 後戻りと安定性の定理
■ 下顎前歯にワイヤーをボンドするリテーナーのトラブル
■ まとめ
CHAPTER 1
成人矯正歯科の歴史
世界における成人矯正歯科の歴史 <島本和則>
世界の成人矯正の歴史
日本における成人矯正歯科の歴史 <島本和則>
日本の成人矯正の歴史
成人矯正歯科治療の現状と将来 <島本和則>
日本成人矯正歯科学会の発足
CHAPTER 2
成人矯正歯科の定義と概要
成人の矯正歯科治療の特徴と適用範囲 <丹羽金一郎>
成人の定義と範囲区分
■ 成人期の区分
成長発育途中と成長発育完了後の矯正歯科治療
■ 本格矯正歯科治療(思春期)
■ 成人矯正歯科治療
■ MTM (minor tooth movement)
■ 成人矯正歯科治療での咬合調整
成人矯正歯科治療の種類 <佐藤元彦>
成人矯正歯科治療の方法
■ 成人の全体的矯正歯科治療(本格矯正)
■ 成人の限局的矯正歯科治療(限局矯正)
CHAPTER 3
高齢者の咬合と加齢変化
高齢者の正常咬合 8020達成者の咬合 <宮崎晴代/茂木悦子>
高齢多数歯保有者の歯肉退縮と歯頸部歯質欠損(cervical lesion)
<茂木悦子/宮崎晴代/金子幸生>
■ 歯頸部歯質欠損
■ 対象および方法
■ 結果
■ 考察
CHAPTER 4
成人矯正歯科治療における歯周組織の役割
インナービューティ <亀田 晃>
美(アウタービューティ)と健康(インナービューティ)
■ インナービューティとは
■ 矯正歯科治療の副作用(くさいもの)とは
インナービューティとバイオロジックスプリント <亀田 晃>
インナービューティを左右するバイオロジックスプリント
■ バイオロジックスプリントの構造
■ バイオロジックスプリントの役割
成人矯正患者とブラックトライアングル
■ 成長発育途中の矯正患者で生じたブラックトライアングル
■ 成人矯正患者はブラックトライアングルがなぜできるか?
■ ブラックトライアングル生成メカニズム
■ 下顎前歯部の叢生の矯正ではブラックトライアングルができやすい
■ 下顎前歯部の歯肉の肥大
■ 歯周疾患と矯正治療の改善どちらを先にするか?
■ 開咬の改善時にブラックトライアングルはできやすい
■ 同一固体(上下顎前突成人)でのフェネストレーションやデヒィシェンスを示す
■ どのようなブラケットが成人患者のインナービューティ(健康)の保全によいか?
■ インナービューティを悪化させないために守るべき注意事項
■ ブラックトライアングルの予防または減少方法
■ ストリッピング(IER)による隣接面う蝕の心配は?
■ 矯正歯科治療でできてしまったブラックトライアングルの対処法
インナービューティと海綿骨の溝 <亀田 晃>
インナービューティを左右する海綿骨の溝
海綿骨の溝と歯の移動 <亀田 晃>
海綿骨の溝と歯の移動方法
■ 海綿骨の溝から診た患者のインナービューティをエイジングさせない歯の移動方法
■ 近遠心的移動と?(唇)舌的移動は分離して考えるべきである
■ まとめ
CHAPTER 5
成人矯正歯科治療の可能性と限界
成人症例の選択基準 適応症と加齢 <亀田 晃>
治療目標と治療方法
■ 成長発育途中の患者と成人患者の矯正歯科治療の相違
■ 成長発育完了後の成人患者
■ 成長発育完了後の矯正歯科治療はどうすべきか
■ インナービューティから診断・治療方針の確立
■ 矯正歯科治療前に3DCTでインナービューティをどのように診るか
■ 歯の移動時の歯根・皮質骨の接触例
機能と形態
■ 形態的不正と機能的不正
■ 機能は形態を変えるが,形態は機能を変えることができがたい
■ 機能と形態で心得ておくこと
比較的年齢の高い成人の矯正歯科治療
■ 比較的年齢の高い成人の矯正歯科治療の特徴(通常の成人矯正との違い)
■ 患者の主訴(要望)と治療計画
■ 患者の要望と術者の診断治療計画のすり合わせ
■ 治療目標,治療計画の変更方法
■ アポイント
■ 注意事項
■ 矯正歯科治療の禁忌症
■ 矯正歯科治療の限界
歯周疾患を伴う成人矯正歯科治療で注意すべき事項
■ 矯正歯科治療によって起きた歯周関連の問題:いかにすれば訴訟を避けられるか?
成人矯正歯科治療のルール作りが求められている
成人矯正歯科治療におけるトラブル <亀田 剛>
トラブルの原因とその結果
■ トラブル発生までの軌跡
■ トラブル発生の原因とは?
■ 矯正歯科臨床の現場でのトラブルの原因と結果
トラブルの傾向と対策(戦略と戦術)
■ トラブルの本質とフィロソフィー
■ トラブルを起きにくくする秘訣
CHAPTER 6
成人矯正歯科治療における治療方針の立案
診断 <武内 豊>
診断とは
診断に必要な診査,検査および症例分析 <松野 功>
形態的検査
■ 顔面写真
■ 口腔内写真
■ 口腔模型
■ 予測模型(セットアップモデル)
■ 歯・顎のエックス線写真
■ セファログラム
■ その他の画像検査
機能検査
■ 下顎運動
■ 筋機能
■ 嚥下機能
■ 発音機能
治療計画の決定に関する事項 <武内 豊>
治療計画の樹立方法(装置の選択も含めて) <武内 豊>
■ 診断と治療計画の大きな誤解
CHAPTER 7
成人矯正歯科治療に必要な器具と材料
矯正用器具 <村井 茂>
■ 装置装着時に使用する器具
■ ワイヤー装着時に使用する器具
■ 顎外固定装置に使用する器具
■ 動的装置撤去時に使用する器具
■ 診断時に使用する機器
■ その他
矯正用材料 <亀田 剛/大熊一夫>
線材料
■ マルチブラケット装着用ワイヤーの材質
■ マルチブラケット装着用ワイヤーの形状
■ リテーナーや機能的矯正装置に使用するワイヤー
バンド材料
■ 材質による分類
■ 形態による分類
ブラケット
■ 材質
■ 形態による分類
■ 製造方法による分類
結紮材料
?面管
矯正材料 <亀田 剛/大熊一夫>
合着および接着材料
■ 合着材料
■ 接着材料
有機合成分子材料
顎外装置材料
その他の補助的な矯正材料
CHAPTER 8
矯正歯科装置の種類と各矯正装置による成人治療例
矯正歯科装置の種類 <佐藤元彦>
矯正歯科装置の種類
■ 矯正装置の種類
■ 固定式装置
■ 可撤式装置
■ 半可撤式装置
固定式矯正装置 マルチブラケット装置による成人治療例
■ 上顎側切歯の強度の相対捻転を伴う叢生症例 <佐藤元彦>
■ 歯肉退縮を伴う成人叢生症例 <小澤 奏>
■ II 級2類過蓋咬合症例 <山崎俊恒>
■ 上顎前突症例 <佐藤元彦>
■ 過剰歯,大臼歯の鋏状咬合を伴う下顎前突非抜歯症例 <石原健也>
■ 上顎左側側切歯欠損を伴うAngle III 級不正咬合症例 <池田みづき>
■ 上下顎前突症 <高 大松>
■ 開咬症例 <藤山光治>
■ 第三大臼歯を残したAngle I 級オープンバイト症例 <池田みづき>
■ 交叉咬合症例 <吉本彰宏>
固定式矯正装置 舌側ブラケット装置による成人治療例
■ 上下前歯叢生の成人治療例 <小谷田 仁>
■ 著しいオーバージェットとオーバーバイトを伴う下顎後退型のAngle II 級1類症例 <竹元京人>
可撤式矯正装置による成人治療例
■ クリアアライナーを有効利用した成人症例 <渡辺和也>
CHAPTER 9
包括的成人矯正治療
包括的矯正治療による成人治療例
■ 上顎前歯部審美障害に補綴前矯正を行った症例 <加治初彦>
■ 叢生を伴うAngle I 級上下顎前突症例 <太田拓哉>
歯周疾患治療のための成人矯正治療
■ 重度歯周疾患を有する上顎前突症例の長期観察症例 <酒井信夫>
TMJ疾患治療のための成人矯正治療
■ 顎関節症Ⅳ型のerosionを伴うAngle I 級叢生症例 <太田拓哉>
■ 顎関節症状を有する骨格性開咬に対する歯科矯正学的アプローチ <田中栄二/堀内信也>
外科的矯正治療
■ 骨格性下顎前突症に外科手術を併用した成人矯正治療 <今井隆一>
■ 重度の骨格性反対咬合・開咬に対し外科的矯正治療にて対応した症例 <藤井智巳>
CHAPTER 10
インプラントアンカーを用いた成人矯正治療
補綴用インプラントと歯科矯正用アンカースクリュー
■ 補綴用インプラントをアンカーとして用いた限局矯正症例 <加藤 哲>
■ 歯科矯正用アンカースクリューを用いた上下顎前突を改善したAngle I 級症例 <本吉 満>
CHAPTER 11
成人矯正歯科治療と歯根吸収
成人矯正歯科治療と歯根吸収 <酒井信夫>
■ 歯根吸収のリスク要因
■ 歯根吸収に関する文献レビュー
■ 弱い力と持続的な力の適用
■ デンタルエックス線写真の必要性
■ 歯根吸収と訴訟
■ 臨床実施に対する密接な関係
■ 歯根吸収患者の症例(49歳6か月,女性)
CHAPTER 12
保 定
保定の必要性 <酒井信夫>
■ 保定の重要性
■ 後戻りと保定
保定装置 <酒井信夫>
■ 床タイプによる可撤式保定装置
■ 犬歯-犬歯舌側ボンデッド装置
■ スプリングリテーナー
■ インビジブルリテーナー
■ トゥースポジショナー
保定期間 <酒井信夫>
CHAPTER 13
矯正治療後の歯列・咬合の安定性
矯正治療後の後戻りと安定性 <酒井信夫>
■ 後戻りの機序
■ 後戻りと安定性の定理
■ 下顎前歯にワイヤーをボンドするリテーナーのトラブル
■ まとめ
成人矯正歯科治療
-
著者
日本成人矯正歯科学会
佐藤 元彦
武内 豊
亀田 晃
酒井 信夫
鈴木 敏正 -
出版社
クインテッセンス出版
-
ページ
224ページ
-
サイズ
A4判
-
ISBN
978-4781203591
-
価格
14,960円(税込)