我が国のエンドの成功率は現在どれくらいでしょうか?筆者の偏見かもしれませんが、日常臨床で遭遇する患者のエックス線写真を見る限り、今も昔もエンドの成功率は高いとは思えません。その原因を、卒後教育、健康保健医療システム、歯科医師の技量ある医は努力(知識と技術)などさまざまなものに押しつけることはたやすいのですが、失敗の原因の多くは、根管の不正確(中途半端)な拡大、根管充填に由来しているようにおもわれます。とはいえ、弯曲した細い根管を拡大することは至難の業です。この問題を解決するには、さまざまな革新的器機(CBCT、手術用顕微鏡、EMR連動ハンドモーターなど)の導入は言うに及ばず、目まぐるしく開発競争が今も続いているNi-Tiロータリーファイルの選択が重要になってきます。基本的には、丁寧に時間をかけて根管拡大マニュアルに則って拡大すればほとんど根管は手用でもNi-Tiロータリーファイルでも開けることができるのですが、長時間の作業は、患者さんにも我々術者にも重い負担となります。そこで今回は、細い弯曲根管を攻略する際に最も時間を要するパスファインディングとグライドパス形成に優れた効率性と安全性を兼ね備えたJIZAIパスファイディングシリーズを利用した根管拡大を紹介したいと思います。とくにロータリーNi-TiファイルのPre13とPre20のグライドパス形成の優位性について考察したいと思います。
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[Live]Dr.月星徹底解説 弯曲根管攻略!失敗しない根管形成術
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日時
2024年11月13日(水)19:00〜20:30
*本セミナーはライブ配信終了後、2024年12月13日(金)23:59までの録画視聴期間を予定しています
*録画視聴は準備が整い次第、メールにてご連絡差し上げます -
会場
Webセミナー(WHITE CROSSにて配信)
ご視聴の際は、本セミナーページにアクセスください。
↓ご視聴できない方はこちら
https://whitecross.jp/faq -
費用
無料
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対象
歯科医師
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内容
エンド
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