すっかり秋らしくなりましたね。WHITE CROSSでは9月下旬も話題のセミナーが目白押しです。
今回は500本以上ある幅広いジャンルのセミナーの中から、今すぐ見れるおすすめのセミナーを厳選してご紹介します。ぜひ、この機会に気になるセミナーをチェックしてみてください。
「診断用WAXUPの重要性・日常臨床への活用法」小坂井満先生
歯科治療を開始するにあたり、患者の状態把握をするためには適切な診査・診断が必要なことは言うまでもない。複雑な治療を成功させるためには、最終目標の設定をすることが重要であると考えている。そして診断用WAXUPを活用することで最終目標は具現化され、歯科医師や歯科技工士、歯科衛生士のチーム内だけでなく、矯正医や口腔外科医といった専門分野、さらには患者との共通認識が図られ、治療を円滑に行うことができる。
今回は当院で診断用WAXUPをどう作製し、どう活用しているのかを紹介させていただき、複雑な治療に悩まれている方の一助となれば幸いである。
「プレオルソ こども歯ならびベーシックセミナー」大塚淳先生
プレオルソマウスピースは、歯型を取る必要がなく、家にいるときだけの装着で十分な効果を得ることができます。また、親御さんがもっとも気にする口呼吸を鼻呼吸に促すこともできるなど、たくさんの特徴があります。
本セミナーは、プレオルソマウスピース型装置を使う矯正治療の説明であり、装置の販売目的セミナーではありません。
私がいちばん恐れているのは、誤った使い方によって治療結果が出ないことで、ただ単に装置を販売する目的であれば、セミナーの必要はありません。
目指す結果を得るための、正しい使い方をマスターするためのセミナーです。
「なぜ、装置を入れて口を閉じるのか?」「なぜ、舌の使い方にこだわるのか?」このような疑問を解決することで、受講者の皆さんには目からウロコを落としていただきます。
【第1回録画配信中!第2回は10月30日〜配信!】お申し込みはこちらから
「最新の歯内療法技術を学ぼう!EMAT(Electro-Magnetic Apical Treatment)難症例・難治症例の克服」富永敏彦先生
歯内療法において、CBCTやマイクロスコープ、ニッケルチタンファイルを最大限活用しても、症状が改善せず、外科的対応を迫られる症例は少なからず存在する。
しかし高周波電流は、化学的機械的根管清掃では対処しきれない領域の感染源を殺菌することが可能であり、その登場によって従来の歯内療法の常識を超越した結果が得られるようになった。
本セミナーでは、未穿通根管や根尖孔開大根管、歯根吸収、嚢胞様病変などの、いわゆる「難症例・難治症例」に対する高周波通電の応用方法について、症例を供覧しながら解説する。
「上顎インプラントを希望する患者さんにサイナスリフトは必須!!」猪子光晴先生
上顎臼歯部は上顎洞の存在によって、インプラント治療ができないことがよくあります。それを可能にするのがサイナスリフトです。そしてこのサイナスリフトの難易度を上げるのは①血管の問題②隔壁の問題③分厚い骨の問題です。これらの問題を解決しつつ、簡単、安全、しかも高速で行える方法が「DASK (サイナス用ダイヤモンドバー)」を用いたサイナスリストです。今回は、基本的な術式からリカバリーを含めたDASKを用いたサイナスリフトの講義をします。
「澤泉仲美子が教える歯科ホスピタリティー決定版!5回シリーズ」澤泉仲美子先生
なぜオフィスウエーブのセミナーを受けると、スタッフが輝きだすのか?
最初は嫌々参加したスタッフが、感動したり、時に涙を流したり、このセミナーをきっかけに仕事観を変えられるのはなぜか?
ホスピタリティーは、日本人としての優しく温かい気質(DNA)を呼び覚ましてくれます。相手に喜んでいただけることが、仕事をする上でもっとも大きな喜びとなり、生きがいややりがいに繋がります。
セミナーでは、お辞儀の仕方よりも重要な感謝の仕方を教えます。このセミナーは、これまでに計154回開催しており、この先もずっと続く実績と信頼のあるセミナーです。
歯科医療従事者としてのあり方とやり方の双方を引き上げていく、5回シリーズの歯科に特化したホスピタリティーセミナーをご提供します。
【第1回録画配信中!第2回は11月24日〜配信!】お申し込みはこちらから
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WHITE CROSSでは、今後もさまざまな講師の先生をお招きし、あらゆるセミナー動画を配信していく予定です。
最近は対面によるセミナーも増えているかと思います。リアルセミナーとオンラインセミナーとでは、ともに異なるメリット・デメリットがあります。先生にはぜひ双方のメリットを享受し、その時々でより有益な学びが得られるように使い分けていただきたいです。
執筆者
WHITE CROSS編集部
臨床経験のある歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士・歯科関連企業出身者などの歯科医療従事者を中心に構成されており、 専門家の目線で多数の記事を執筆している。数多くの取材経験を通して得たネットワークをもとに、 歯科医療界の役に立つ情報を発信中。