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ニュース 2017/08/28

WHITE CROSS Live ペンエンド エッセンシャルコースの開催について

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WHITE CROSSライブセミナーにおいて、ペンシルバニア大学歯内療法学科の臨床コンセプトとテクニックを広く伝えることを主な活動とするPenn Endo Study Club in Japan の 新コース ペンエンド エッセンシャルコース が開催されます。

 

 

WHITE CROSSライブセミナーについてはこちらから

 
WHITE CROSSライブでは、大規模スポーツ中継でも導入されている映像プラットフォームを用いて、大画面モニターやプロジェクターで映しても遜色のない高品質で、人気のセミナーに先生のご自宅から、診療室やセミナールームから、出先からでもリアルタイムで参加していただくことができます。

 

ペンエンド エッセンシャルコース 概要

ペンエンドエッセンシャルコースについて

 

コース概要 石井宏先生(PESCJ主宰)


本コースは、歯内療法の成績を上げるために、必ず必要となる原則的・鉄則的なルールについて学んでいただく6ヶ月間のコースとなります。日本の診療報酬を基にした従来型のルールではなく、生物学的な根拠を基にしておりますので、先生方におかれましてはご自身の臨床スタイル、もしくは今までの治療方法と多少異なることが出てきて戸惑うかもしれません。しかしながら、これらの治療術式を確実に実践していただくことにより、治療成績が劇的に上がることはお約束できるかと思います。

 

全体の講義の中から、ご自身に取って、あるいはご自身の医院にとって都合の良い部分を取り入れ、都合の悪い部分は取り入れないということになると、なかなかその成績は保障されるということにはなりません。まず、このコースにて学んでいただき、その術式、プロトコールをご自身の治療に落とし込めるかどうか、反映できるかどうかを考慮・考察していただき、実践しようと試みていただければと思います。

 

これらのプロトコールは、先人達、そして我々専門医が日々臨床の中で培ってきたものであり、生物学的にも臨床的にも実証されているものですので、ぜひ先生方に学んでいただければと思います。

 

各回の流れですが、まず私が始めにその回の概要をお話いたします。その上で、聞き逃していけないポイント、まさに臨床に応用するポイント、そう言った重要ポイントについてペンエンドの優秀な講師陣が解説をしていきます。各講師は、その講義において、まずその生物学的背景・根拠を説明いたします。そしてそれらをより理解できるように、動画や臨床写真を用いて、より詳しく説明いたします。

 

各回2時間の6ヶ月間。合計12時間の学習を一緒にしていただき、結果として先生方の治療成績が大きく上がることを期待して、我々も全力を尽くしてまいりますので、6ヶ月間よろしく御願いいたします。

コース詳細

日程 

10月26日  #1 「診査・診断と意志決定」
11月16日  #2 「無菌的処置と原則的なプロトコール」
12月14日  #3 「根管形成と根管充填」
1月18日    #4 「歯冠側漏洩・築造・歯内療法処置歯の修復」

2月8日      #5 「再治療の意思決定と治療時の基本的なテクニック」
3月15日         #6 「外科的歯内療法」
* すべて木曜 19:00-21:00 開催

* 診療時間の延長などで見逃しても、1回の振り返り視聴可能

 

会場

インターネット経由にて、ご自宅や診療室から参加。各回10名様限定で、東京のセミナールームでの受講ができます。

 

また、インターネット経由での参加においても通常のセミナーと同様に

・ 資料の取得(ダウンロード)

・ 質疑応答

ができます。

 

費用

単回申込みの場合: 12,000円/各回 × 6回   =  72,000円(税別)

全6回コース申込みの場合: 60,000円(税別)

 

お申込みはこちらから

講師紹介

10月 「診査・診断と意志決定」 伊藤創平先生

 

この度、第1回目の歯内療法における「診査診断と意思決定」を担当させていただくことになりました千葉県浦安市で開業しております伊藤創平と申します。

 

我々臨床家は毎日のように「診査診断と意思決定」を行なっています。その中には
「このケースにおいて歯髄保存が可能なのであろうか?」「こちらのケースでは保存と抜歯のどちらがいいのだろうか?」
また、その意思決定の拠り所となる
「根拠はあるのだろうか?」と悩みながら臨床に携わる場面が少なくないのではないでしょうか。


現在マイクロスコープやロータリーファイル、MTAセメントなど様々な機器、 材料が目覚ましく発展を遂げていますが、それらをうまく活かせるかどうかも「診査診断と意思決定」にかかっていると言っても過言ではありません。

 

そこで今回は歯内療法の礎になる部分をお話させていただきます。みなさまと当日にお会いできることを楽しみにしております。

 

 

11月 「無菌的処置と原則的なプロトコール」 下田隆史先生

 

近年、歯内療法の重要性が再認識される中で、テクニック論とそれに付随するマイクロスコープをはじめとする様々な機材・材料が一般歯科医師に浸透し始めています。しかし、根尖性歯周炎の原因が細菌であると考えた場合、まず何よりも優先そして実践すべき臨床、それが無菌的処置です。 

 

第2回目では「どうして無菌的処置が必要なのか」「実際の臨床プロトコール」「根管 洗浄・貼薬」などの学問と臨床のパートをバランスよく、写真動画を使いながらわかりやすく説明していきます。


まだ無菌的処置を実践されていない、あるいは本格的に今からでも患者利益に直結する歯内療法を実践したいんだ、という若手・ベテラン問わず意欲ある歯科医師の方々へ、少しでもこのエッセンシャルコースがお役に立てば幸いです。

 

 

12月 「根管形成と根管充填」 牛島寛先生


この度、ペンエンドエッセンシャルコース第3回「根管形成と根管充填」を担当させていただきます牛島寛と申します。
 


 

私のパートは、歯内療法における根管治療のまさに核となるテクニックについてです。マイクロスコープを用いた拡大視野下であっても根管内の全てを直視することは不可能であり、特に根尖部へのアプローチは盲目下であること、そして根管形成のターゲットもまた見えない細菌であるため、その実践のためには術式一つ一つの判断の拠り所となる論理的考察力が必要になります。 また、根管充填は根管形成の結果として反映され、まさにこの二つは表裏一体と言えるでしょう。

そこで今回は第1回、第2回の内容を踏まえた上で、実際の臨床例を交えながら治療ステップごとにその意思決定の論拠を整理してお伝えして参ります。


先生方の日々の臨床の一助となりましたら幸いです。

 

 

1月  「歯冠側漏洩・築造・歯内療法処置歯の修復」 上松丈裕先生

 

この度、第4回「歯冠側漏洩・築造・歯内療法処置歯の修復」を担当させていただきます上松丈裕と申します。

第1回の診査診断から始まり前回の根管充填で「根管治療」は終了でしょうか?私が担当するパートでは築造・修復といった根管充填後の処置のお話をさせていただきます。「歯内療法の講義で修復の話?」と思う方もいるかもしれませんが、根管充填後の築造や修復は予後に大きな影響を与えることが数々の根拠で示唆されています。

すべての治療を通じて言えることですが、治療は良好な予後を以って初めて成功となります。例え最高水準の根管治療が行われたとしても、再感染を起こしてしまっては元も子もありません。

そこで今回は歯冠側漏洩という視点で、築造及び修復処置が根管治療の予後にどのように影響を与えるか?
生物学的根拠を元に注意点や予防策を具体的にお伝え出来ればと思います。
少しでも先生方の日々の臨床にお役に立てれれば幸いです。

 

 

2月 「再治療の意思決定と治療時の基本的なテクニック」 髙見澤哲矢先生

 

私のパートでは、歯内療法における再治療時の意思決定と再治療に必要なテクニックについてお話ししていきます。

まず意思決定では、どのような基準をもって行うべきか、術前の診査診断はどうすべきか、意思決定の際に考慮すべき事項には何があるのか、について考察します。また、実際の治療時に必要なテクニックについては、歯冠修復物・ポスト・ガッタパーチャの除去や、穿孔・見落とし根管の攻略を、動画を交えてお話していきます。

再治療の結果を出すためにはそのためのテクニックや環境が必要になります。そしてそれらを整備する、またはその技術を習得する事は簡単ではありません。もちろん再治療にならないように、その歯にとって初めての根管治療において失敗しないことが最も大切である事は論を待ちませんが、不幸にして再治療が必要になった場合、より確実な治療結果が出せるように十分に準備を整えた上で治療を開始しましょう。

この講義がそのための参考となれれば幸いです

 

 

3月 「外科的歯内療法」 高橋宏征先生


 この度、ペンエンドエッセンシャルコース第6回「外科的歯内療法」を担当させていただきます高橋宏征と申します。

通常の根管治療の限界による治癒不全、また偶発症への対応等、外科的歯内療法でなければ解決することが難しい歯内療法分野の問題が存在していることは周知の事実であり、現在のマイクロスコープ下での外科的歯内療法を習得することにより通常の根管治療や従来の外科的歯内療法では反応しないようなケースでも、治癒に導き患者利益に貢献することが可能になったと言えるのではないでしょうか?限られた時間ではございますが、先生方のお役に立てるよう準備しておまちしております。

 

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