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幼若永久歯の歯内療法学

幼若永久歯の歯内療法学の画像です
我が国や欧米諸国における歯内療法学の分野の中には幼若永久歯に関する項目も含まれているが、幼若永久歯の歯内療法に関して基礎的および臨床的な知見から考察した成書は見当たらない。そこで、今回、幼若永久歯の歯内療法学について成長発育期にある小児歯科学の分野と歯内療法学の分野の第一線でご活躍の先生方にご協力して頂き、基礎と臨床に関する高度な知識と技術を得られるような成書を企画した。
I.基礎編
第1章 形態学
1.歯の発生
1)歯胚の形態形成
2)歯冠形成
3)歯根形成
2.幼若永久歯の特色
1)エナメル質
2)象牙質
3)歯髄腔と根管
4)根尖孔と根尖周囲組織
5)根尖部歯周組織の炎症
6)幼若永久歯に分布する血管網
第2章 病理学
1.幼若永久歯の齲蝕
1)分類
2)病変
3)臨床的な特徴
2.歯髄疾患
1)分類
2)原因
3)病変
4)とくに幼若永久歯における特色
第3章 生理学
1.歯痛
1)歯痛の分類
2)歯痛の原因
3)歯痛の特色
2.とくに幼若永久歯における歯痛の特色
1)交換期の歯髄神経支配
2)刺激に対する幼若永久歯の応答性
3)とくに幼若永久歯の痛覚研究で注意すべき点
第4章 薬理学、生化学
1.歯痛
1)分類
2)原因
3)特色
4)とくに幼若永久歯における特色
2.免疫
1)生体防御
2)歯の防御機構
3)サイトカイン
4)免疫担当細胞
5)抗体
6)特異的免疫による歯の防御
7)幼若永久歯の免疫の特色
II.臨床編
第1章 齲蝕
1.齲蝕の発生要因
2.齲蝕の分類
3.診査および診断
4.処置法
1)予防法
2)初期齲蝕処置
3)充填処置
4)歯冠修復処置
5.とくに幼若永久歯の齲蝕の処置法
6.症例検討(Q&A)
第2章 歯髄疾患
1.歯髄の鎮痛、消炎療法
1)目的
2)適応症
3)診査法
4)診断法
5)幼若永久歯の歯髄の鎮痛、消炎療法に関するQ&A
2.間接覆髄法
1)目的
2)適応症と禁忌症
3)診査法
4)診断法
5)処置法
6)経過
7)とくに幼若永久歯の問題点について
8)症例検討(Q&A)
3.暫間的間接覆髄法(IP法)
1)定義および目的
2)適応症
3)診査・診断
4)処置法
5)とくに幼若永久歯の問題点について
6)症例検討(Q&A)
7)臨床的効果
4.直接覆髄法
1)目的
2)適応症
3)診査法
4)診断法
5)処置法
6)幼若永久歯における直接覆髄法の利点および問題点
7)症例検討(Q&A)
5.生活歯髄切断法
1)目的(意義)
2)適応症
3)診査法
4)診断法および治療方針
5)使用する覆髄法
6)処置法
7)生活歯髄切断法における治癒形態
8)生活歯髄切断後の予後
9)とくに幼若永久歯の問題点について
10)症例検討(Q&A)
6.抜髄法
1)目的
2)適応症
3)診査法
4)診断法
5)処置法
6)経過
7)とくに幼若永久歯の問題点について
8)症例検討(Q&A)
7.根管充填法
1)目的
2)適応症
3)診査法
4)診断法
5)処置法
6)経過
7)とくに幼若永久歯の問題点について
8)症例検討(Q&A)
第3章 根尖部疾患
1.急性根尖性歯周炎の治療法
1)目的
2)適応症
3)診査法
4)診断法
5)処置法
6)とくに幼若永久歯の問題点について
7)症例検討(Q&A)
2.慢性根尖性歯周炎の治療法
1)目的
2)適応症
3)診査法
4)診断法
5)処置法
6)とくに幼若永久歯の問題点について
7)症例検討(Q&A)
第4章 外傷
1.分類
2.原因
3.診査法
4.診断法
5.処置法
1)エナメル質の亀裂
2)エナメル質破折
3)象牙質破折
4)歯頸部破折
5)歯冠部-歯根部破折
6)歯根部破折
7)歯の脱臼
8)歯の脱離、脱落と再植
9)歯髄壊死
10)歯根の吸収
11)歯髄の再生および石灰化
6.とくに幼若永久歯の外傷歯処置の問題点
7.症例検討(Q&A)
索引

幼若永久歯の歯内療法学

基礎と臨床
  • 著者

    木村 光孝
    松本 光吉

  • 出版社

    クインテッセンス出版

  • ページ

    240ページ

  • サイズ

    B5判

  • ISBN

    978-4874175460

  • 価格

    8,800円(税込)

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