「増補改訂版子供の歯に強くなる本」(2003年刊行)の全面改訂版で、全国の大学ならびに小児歯科専門医の総勢60名の執筆陣により、「胎児期」「新生児期」「乳児期」「幼児期」「学童期」「思春期」の6部に分け、それぞれのステージの特徴、治療法や患者および保護者への対応法について臨床写真やイラストを交えながら解説。小児歯科診療にまつわる最新情報を網羅した。歯科学生、若手から専門医まで気軽に手にとって学べる実践書である。
第1部 妊娠の時期と歯の形成
A 歯はどのようにしてつくられるか
1 乳歯の発生機序
2 後継永久歯の発生と乳歯との関係
3 歯の石灰化とCa、P
4 顎骨の発生
5 唾液腺の発生
6 妊娠中に投与する薬物と乳歯、永久歯への影響
B 歯と歯の咬み合わせとう蝕の遺伝
7 不正咬合と遺伝
8 う蝕と遺伝
第2部 新生児期
A 新生児期の特徴
9 新生児期の口腔生理現象
10 新生児期から乳幼児期までの唾液分泌
11 哺乳機能の始まり
12 母乳のすすめ
13 授乳で注意すべきこと
14 哺乳と脳機能
15 味覚の育成
16 新生児期の薬物投与
B 口腔領域にみられる奇形の対処のしかた
17 口蓋裂と鼻咽腔機能
18 口唇裂・口蓋裂と歯科
C 歯の形成障害はどのようにして起こるか
19 エナメル質形成不全症と象牙質形成不全症の発生機序
20 上皮真珠
第3部 乳児期
A 乳児期の特徴
21 乳児の情動の発達と接し方
22 正常な口腔機能の発達
B 歯の生え始める時期と食生活の環境を知る
23 離乳と栄養
24 哺乳ビンはいつやめるのがよいか
C 口の中の清掃の準備
25 無歯期とは
26 乳児と口腔清掃
D 口腔軟組織の状態で健康状態が把握できる
27 乳児期にみられる口腔軟組織疾患
28 血液疾患、その他
第4部 幼児期
A 幼児期の特徴
29 子どもは大人を小さくしたものではない
30 子どもの社会性、行動の発達
31 子どもの情動の発達
32 子どもの言葉の発達
33 幼児期の口の発達
34 よく噛んで健やかな成長を
B 痛くない、怖くない歯科医師を目指して
35 小児歯科専門医とは
36 子ども・保護者・歯科医師の関係は
37 第一に安全な小児歯科診療を
38 問診表は子どもの情報管理センター
39 子どものエックス線検査は重要な情報源
40 子どもへの接し方のテクニックはこれだ
41 笑気吸入鎮静法を活用しよう
42 局所麻酔は安全に痛くなく
43 抑制具の上手な使い方
44 不協力児の歯科診療
C これだけは知っておきたい予防処置
45 なぜ乳歯はう蝕になりやすいか
46 う蝕になりやすいのはどんな子
47 幼児期のプラークコントロール
48 フッ化物はどう使えばいいの
49 乳歯にもシーラントを
50 う蝕になりにくい特定保健用食品
D 乳歯のう蝕にはどのように対応するか
51 効率的な治療順序
52 手際よく装着するラバーダム
53 どうする、乳歯のレジン修復
54 はずれにくいインレー修復
55 乳歯冠に必要なテクニック
56 大事にしよう、乳歯の歯髄
57 乳歯生活歯髄断髄法
58 間接覆髄と直接覆髄を上手に使おう
59 これだけは必要、抜髄をするか、感染根管治療をするか
60 乳歯の根管充?はどうしたらよいか
61 この乳歯、抜く、抜かない
62 乳歯抜去で気をつけること
63 小児の薬物療法、これだけは知っておこう
E 外傷についてどのように対応するか
64 乳歯外傷の特徴
65 乳歯外傷は永久歯にどう影響するか
66 脱落したときの対処法
67 乳歯外傷の整復固定の方法
F 口腔習癖にはどのように対応するか
68 口腔習癖って何
69 口腔習癖の影響
70 指しゃぶりはいつからやめさせる
71 口腔習癖への対応
G 不正咬合にいかに対処するか
72 正常な乳歯咬合とは
73 歯間空隙はなぜあるのか
74 乳歯列期の保隙は積極的に
75 口腔習癖による不正咬合の治療方針
76 乳歯列期の前歯部反対咬合はどうするのか
77 乳歯列期の臼歯部反対咬合はどうするのか
H 子どもの医療事故から注意すべき事柄
78 おもな事例
79 医療事故を起こさないために
80 事故が起きた場合の対処法
第5部 学童期
A 学童期の特徴
81 学童期の歯と口腔の予防管理について
82 学童期の歯科治療と口腔機能改善の重要性
B 歯の障害と全身疾患の関係
83 学童期の歯数の不足について
84 学童期の歯の着色について
85 学童期の歯の着色の処置について
C 混合歯列期について
86 第一大臼歯とは
87 前歯部はどのようにして萌出するか
88 側方歯群の交換のしかた
D 第一大臼歯、第二大臼歯を守ろう
89 第一大臼歯を保存しよう
90 第二大臼歯は歯列最後方部の砦
91 咬合の鍵
E 予防処置はいかに大切か
92 各萌出段階における予防
93 小窩裂溝?塞材の臨床成果
94 フッ素洗口法とイオン導入法(フッ化物の応用)
95 萌出途上の幼若永久歯のプラークコントロール
96 幼若永久歯の予防の必要性
97 歯は萌出後、成熟するか
F 萌出した形成不全歯の処置
98 原因と治療方針
G 歯の保存に全力を傾けよう
99 IPC法(暫間的間接覆髄法)
100 アペキソゲネーシス(Apexogenesis)
101 アペキシフィケーション(Apexification)
H 幼若永久歯の外傷
102 外傷による小児の口腔内縫合手術の方法
103 外傷歯の予後観察について
I 外傷による幼若永久歯について
104 来院時に知っておく必要事項
105 破折の処置について
106 整復・固定法について
J 学童期の外科的処置
107 小帯異常の診断と処置
108 過剰埋伏歯の診断と処置
K 歯並びを良くしよう
109 不正咬合の治療について
110 口腔筋機能療法について
111 学校歯科保健におけるスポーツ歯科医学の役割について
112 「児童虐待」について
第6部 思春期
A 子どもの歯のゴールに近づいている
113 小児の歯科におけるゴール
114 咬合の完成
115 顎顔面頭蓋の成長、発育の完了
116 歯の漂白について
B 若年性歯周炎(侵襲性歯周炎)を考える
117 咬合育成期と歯周病の関連
118 検査・診断・治療方針
119 とくに思春期の指導について
120 学童期の萌出途上にある幼若永久歯のプラークコントロールについて
C 審美歯科について
121 光重合型レジンによる前歯の修復
122 ポーセレンラミネートベニアクラウンによる前歯の修復
123 サンドウィッチテクニックによる方法
D 親知らずは咀嚼にどの程度貢献しているか
124 智歯と咀嚼との関連性
125 智歯の退化現象の種々相
126 智歯の抜歯
E 小児期の顎関節症について
127 顎関節症の原因
128 顎関節症の治療方針
第1部 妊娠の時期と歯の形成
A 歯はどのようにしてつくられるか
1 乳歯の発生機序
2 後継永久歯の発生と乳歯との関係
3 歯の石灰化とCa、P
4 顎骨の発生
5 唾液腺の発生
6 妊娠中に投与する薬物と乳歯、永久歯への影響
B 歯と歯の咬み合わせとう蝕の遺伝
7 不正咬合と遺伝
8 う蝕と遺伝
第2部 新生児期
A 新生児期の特徴
9 新生児期の口腔生理現象
10 新生児期から乳幼児期までの唾液分泌
11 哺乳機能の始まり
12 母乳のすすめ
13 授乳で注意すべきこと
14 哺乳と脳機能
15 味覚の育成
16 新生児期の薬物投与
B 口腔領域にみられる奇形の対処のしかた
17 口蓋裂と鼻咽腔機能
18 口唇裂・口蓋裂と歯科
C 歯の形成障害はどのようにして起こるか
19 エナメル質形成不全症と象牙質形成不全症の発生機序
20 上皮真珠
第3部 乳児期
A 乳児期の特徴
21 乳児の情動の発達と接し方
22 正常な口腔機能の発達
B 歯の生え始める時期と食生活の環境を知る
23 離乳と栄養
24 哺乳ビンはいつやめるのがよいか
C 口の中の清掃の準備
25 無歯期とは
26 乳児と口腔清掃
D 口腔軟組織の状態で健康状態が把握できる
27 乳児期にみられる口腔軟組織疾患
28 血液疾患、その他
第4部 幼児期
A 幼児期の特徴
29 子どもは大人を小さくしたものではない
30 子どもの社会性、行動の発達
31 子どもの情動の発達
32 子どもの言葉の発達
33 幼児期の口の発達
34 よく噛んで健やかな成長を
B 痛くない、怖くない歯科医師を目指して
35 小児歯科専門医とは
36 子ども・保護者・歯科医師の関係は
37 第一に安全な小児歯科診療を
38 問診表は子どもの情報管理センター
39 子どものエックス線検査は重要な情報源
40 子どもへの接し方のテクニックはこれだ
41 笑気吸入鎮静法を活用しよう
42 局所麻酔は安全に痛くなく
43 抑制具の上手な使い方
44 不協力児の歯科診療
C これだけは知っておきたい予防処置
45 なぜ乳歯はう蝕になりやすいか
46 う蝕になりやすいのはどんな子
47 幼児期のプラークコントロール
48 フッ化物はどう使えばいいの
49 乳歯にもシーラントを
50 う蝕になりにくい特定保健用食品
D 乳歯のう蝕にはどのように対応するか
51 効率的な治療順序
52 手際よく装着するラバーダム
53 どうする、乳歯のレジン修復
54 はずれにくいインレー修復
55 乳歯冠に必要なテクニック
56 大事にしよう、乳歯の歯髄
57 乳歯生活歯髄断髄法
58 間接覆髄と直接覆髄を上手に使おう
59 これだけは必要、抜髄をするか、感染根管治療をするか
60 乳歯の根管充?はどうしたらよいか
61 この乳歯、抜く、抜かない
62 乳歯抜去で気をつけること
63 小児の薬物療法、これだけは知っておこう
E 外傷についてどのように対応するか
64 乳歯外傷の特徴
65 乳歯外傷は永久歯にどう影響するか
66 脱落したときの対処法
67 乳歯外傷の整復固定の方法
F 口腔習癖にはどのように対応するか
68 口腔習癖って何
69 口腔習癖の影響
70 指しゃぶりはいつからやめさせる
71 口腔習癖への対応
G 不正咬合にいかに対処するか
72 正常な乳歯咬合とは
73 歯間空隙はなぜあるのか
74 乳歯列期の保隙は積極的に
75 口腔習癖による不正咬合の治療方針
76 乳歯列期の前歯部反対咬合はどうするのか
77 乳歯列期の臼歯部反対咬合はどうするのか
H 子どもの医療事故から注意すべき事柄
78 おもな事例
79 医療事故を起こさないために
80 事故が起きた場合の対処法
第5部 学童期
A 学童期の特徴
81 学童期の歯と口腔の予防管理について
82 学童期の歯科治療と口腔機能改善の重要性
B 歯の障害と全身疾患の関係
83 学童期の歯数の不足について
84 学童期の歯の着色について
85 学童期の歯の着色の処置について
C 混合歯列期について
86 第一大臼歯とは
87 前歯部はどのようにして萌出するか
88 側方歯群の交換のしかた
D 第一大臼歯、第二大臼歯を守ろう
89 第一大臼歯を保存しよう
90 第二大臼歯は歯列最後方部の砦
91 咬合の鍵
E 予防処置はいかに大切か
92 各萌出段階における予防
93 小窩裂溝?塞材の臨床成果
94 フッ素洗口法とイオン導入法(フッ化物の応用)
95 萌出途上の幼若永久歯のプラークコントロール
96 幼若永久歯の予防の必要性
97 歯は萌出後、成熟するか
F 萌出した形成不全歯の処置
98 原因と治療方針
G 歯の保存に全力を傾けよう
99 IPC法(暫間的間接覆髄法)
100 アペキソゲネーシス(Apexogenesis)
101 アペキシフィケーション(Apexification)
H 幼若永久歯の外傷
102 外傷による小児の口腔内縫合手術の方法
103 外傷歯の予後観察について
I 外傷による幼若永久歯について
104 来院時に知っておく必要事項
105 破折の処置について
106 整復・固定法について
J 学童期の外科的処置
107 小帯異常の診断と処置
108 過剰埋伏歯の診断と処置
K 歯並びを良くしよう
109 不正咬合の治療について
110 口腔筋機能療法について
111 学校歯科保健におけるスポーツ歯科医学の役割について
112 「児童虐待」について
第6部 思春期
A 子どもの歯のゴールに近づいている
113 小児の歯科におけるゴール
114 咬合の完成
115 顎顔面頭蓋の成長、発育の完了
116 歯の漂白について
B 若年性歯周炎(侵襲性歯周炎)を考える
117 咬合育成期と歯周病の関連
118 検査・診断・治療方針
119 とくに思春期の指導について
120 学童期の萌出途上にある幼若永久歯のプラークコントロールについて
C 審美歯科について
121 光重合型レジンによる前歯の修復
122 ポーセレンラミネートベニアクラウンによる前歯の修復
123 サンドウィッチテクニックによる方法
D 親知らずは咀嚼にどの程度貢献しているか
124 智歯と咀嚼との関連性
125 智歯の退化現象の種々相
126 智歯の抜歯
E 小児期の顎関節症について
127 顎関節症の原因
128 顎関節症の治療方針
新装版 子どもの歯に強くなる本
-
著者
木村 光孝
高木 裕三
前田 隆秀
田村 康夫 -
出版社
クインテッセンス出版
-
ページ
392ページ
-
サイズ
A5判
-
ISBN
978-4781202921
-
価格
7,700円(税込)