インプラント臨床家のためのトリートメントガイドシリーズのVol. 2。部分欠損における荷重プロトコールに主眼をおき、発展の著しいインプラントの製品技術や外科手技の向上に対応するような、時代に即した荷重様式を再考する。また、本巻では症例を取り巻くリスクを総合的に評価して症例を分類した一覧を掲載。リスクや難易度を項目化することで症例を明確化し、複雑な臨床状況においても最良の結果を得ることができるであろう。
1章　イントロダクション
MortonD/(訳)勝山英明

2章　第3回ITIコンセンサス会議議事録:インプラント歯学における荷重プロトコール

2.1　合意声明および骨内デンタルインプラントの荷重プロトコールに関する推奨術式
　　　MortonD/(訳)林　秀一

2.1.1　用語の定義

2.1.2　荷重プロトコールの評価

2.1.3　合意声明

2.1.4　臨床上の推奨事項

2.1.5　結論

2.2　インプラント荷重プロトコールのレビュー
　　　GanelesJ/(訳)中島　康

2.2.1　従来の荷重プロトコール

2.2.2　荷重プロトコールの進化

2.2.3　下顎無歯顎

2.2.4　上顎無歯顎

2.2.5　単独歯欠損

2.2.6　複数歯欠損

2.2.7　結論

3章　デンタルインプラント治療を受ける部分欠損患者の術前評価および計画の一般原則
　　　MortonD、MartinWC、BuserD(訳)北條正秋

3.1　治療リスクプロファイルの概要

3.2　治療の制御因子とリスクファクター

3.3　治療アプローチにおける意思決定に影響する因子

3.3.1　学術文献

3.3.2　患者に対する利点

3.3.3　合併症のリスク

3.3.4　補綴治療の難易度

3.3.5　対費用効果

4章　異なった荷重プロトコールに基づいた臨床ケース報告
上顎あるいは下顎における臼歯部複数歯中間欠損あるいは遊離端欠損

4.1　早期荷重プロトコールを用いた固定性歯科補綴物による下顎臼歯部部分欠損における複数歯の修復
NakajimaY/(訳)太田幹夫、山田　了

4.2　早期荷重プロトコールを用いた固定性歯科補綴物による下顎臼歯部部分欠損における複数歯の修復
MartinWC、RuskinJ/(訳)太田幹夫、山田　了

4.3　通常荷重プロトコールを用いた固定性歯科補綴物による上下顎臼歯部複数歯欠損の修復
GallucciGO/(訳)衣松高志、山田　了

4.4　通常荷重プロトコールを用いた固定性歯科補綴物とクラウンによる上顎臼歯部複数歯欠損の修復
HigginbottomF、WilsonT/(訳)衣松高志、山田　了

4.5　通常荷重プロトコールを用いたクラウンによる上顎臼歯部複数歯欠損の修復
SolnitGS、KaufmanM/(訳)山本茂樹、山田　了

4.6　通常荷重プロトコールを用いた固定性歯科補綴物による上顎臼歯部2歯の修復
BelserU、BuserD/(訳)山本茂樹、山田　了

上顎もしくは下顎臼歯部における単独歯中間欠損

4.7　即時修復プロトコールを用いた上顎左側第二小臼歯の修復
MortonD、RuskinJ/(訳)奥田倫子、山田　了

4.8　早期荷重プロトコールを用いた上顎右側第一大臼歯の修復
SchmidB/(訳)奥田倫子、山田　了

4.9　早期荷重プロトコールを用いた上顎右側第二小臼歯の修復
RoccuzzoM/(訳)渋川義宏、山田　了

4.10　早期荷重プロトコールを用いた上顎左側第一大臼歯の修復
BuserD、HartC/(訳)渋川義宏、山田　了

上顎前歯部における単独歯中間欠損

4.11　即時修復プロトコールを用いた上顎右側中切歯の修復
EvansC、RosenbergA/(訳)立川敬子

4.12　早期荷重プロトコールを用いた上顎右側中切歯の修復
MortonD、RuskinJ/(訳)立川敬子

4.13　早期荷重プロトコールを用いた上顎右側中切歯の修復
GanelesJ/(訳)立川敬子

上顎前歯部における複数歯中間欠損

4.14　即時荷重プロトコールを用いた固定性歯科補綴物による上顎4切歯の修復
MortonD、RuskinJ/(訳)塩田　真

4.15　早期荷重プロトコールを用いた固定性歯科補綴物による上顎4切歯の修復
ChenS、DickinsonA/(訳)塩田　真

4.16　通常荷重プロトコールを用いた固定性歯科補綴物による上顎4切歯の修復
VailatiF、BelserU/(訳)塩田　真

5章　上下顎部分欠損患者の荷重決定に関する結論
MortonD、BuserD/(訳)船越栄次、安増一志、高尾康祐、山下素史、柴戸和夏穂、石川悠子、堀田慎一郎、武井宣暁

5.1　序論

5.2　治療の難易度

5.3　結論:部分欠損患者への荷重プロトコール

6章　引用/参考文献